第二十五話 次の仕事
短いです。
よって、次は少し早めに投稿するつもりです。
「あー、うめぇ」
汗で運動着が体に張り付き、無駄に水が美味いこの感覚。これで帰ってきたんだなと実感する。
……はぁ。
屋敷に帰って来てようやくひと息つける、と思っていたんだけど……。
あんな大事件を解決してきてすぐに体を鍛えてるとか、どんだけストイックなんだろうな、俺。
そんな愚痴が頭に浮かんでいたところに、いつものランニングウェアを着たクローディアさんが、肩に掛けてある真っ白なタオルで顔を拭いながらこっちにやってきた。
「三日後、ネムレス学園に行ってもらうことになったから」
「……え?」
休憩時間についでみたいな感じで伝えるような内容じゃなくない?というか、三日後!?
「唐突すぎません?」
「……悪いわね。いきなり決まったのよ」
「いきなりって……」
もっと早めにいうべきじゃないかとか、屋敷に戻って来てから二日目ですよとか、言おうと思ったんだけど、ばつの悪そうにするクローディアさんを見て口にする気がなくなる。
どうにもクローディアさんがどうこうできるような話じゃなそうな感じがしたから。
「あのなんで、そのネムレス学園?とかいうところに行かなきゃいけないんですか?」
「ほら前、お嬢様が学園に通うことになってるって言ったでしょ。あんたは護衛としてその学園にお嬢様と一緒に行くことになったのよ」
「え……。そういうことだったらもっと早く決まっているはずじゃ?」
「普通はそうなんだけど……。いろいろと理由があるのよ」
「はあ、いろいろ」
その色々の所を聞きたいんだが。
「まあ、そういうわけだから。……今日は屋敷に帰ってきたばかりだし、もう休んでいいわよ」
クローディアさんはそう言って、いつものランニングロードに向かっていく。
……絶対、帰ってきたばかりだからとか言う理由じゃないよな。いや、休めるのは嬉しいけどさ。
「学校かぁ……」
前の世界だと小、中学校ではいきっていて、高校では授業中に寝るかスマホをいじっているか、大学だとボッチで授業だけは真面目に受けているだけって感じだったけど。
……そう考えると、今世の生き方と全く同じだな。
……そんな俺のしょうもなさはどうでもいいとして、どういうところなんだろう?
ネムレス学園ってところは聞いたことはあるけれどって感じで、誰が運営していてとか具体的に何をしているのかとかは全く知らないんだよね。
まあ、フィリス様が通うようなところだから、多分貴族とかがいるんだろうけど……。
わざわざ俺なんかに絡んでくるような奴はいないとは思うんだが、堅苦しそうであんまり行きたくないな。
「なんにしても、今回のような事件がない、何も特質したことがなく健やかな学園生活が送れますように」
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