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大きな社会と小さな社会  作者: 懸垂日和
2/2

ユートピア 2話

金曜日は外出が許されているため、みんなどこで飲むかを話し合っている


鈴木「この前めちゃくちゃうまい飯屋見つけたんだ!一緒に行かね?」

こいつは鈴木湊。デストピアで知り合った友達だ。

運動神経はかなりのものだが頭の悪さが災いしてデストピア行きが決定した。


佐藤「いいぜ、仕事終わりにいつものとこ集合な」

鈴木に連れられてきた店は寿司屋だった

デストピアでは飲食店、コンビニは全てAIロボットが調理、ホール業務をしている


佐藤「(ロボットが握った寿司か・・・)」

  「うま!!!」

鈴木「だろ」

  「ところで今月あといくら残っている?」

佐藤「50万ほどかな」

鈴木「大金持ちじゃねーか!!」


デストピアでは給料は年齢が増えるごとに上がり、同じ年齢のものは全員同じ給料なのである

俺と鈴木は同じ年なので同じ給料をもらっているはずなのだが・・・

60歳を超えると老人ホームが待っているため誰も貯金はしない、もとい貯金できる奴はここにはいない


鈴木「なんでそんなにあるんだよ」

佐藤「俺はお前以外友達いないからな・・・」

  「使うところがねーんだよ」

鈴木「もっと遊べよ」

佐藤「俺は今の生活で満足してんだよ」

鈴木「じゃあさ、女漁りに行かね?」

佐藤「お前好きだな」

佐藤「男も女も休日はセックスするって決めてんだよ」


デストピアの女性は不妊治療を施されているためやりたい放題である。

最初は子供が産めないと悲しむ女性もいるが、ここに慣れれば逆に枷が外れたようにみんな遊んでいる


佐藤「俺はいいや、このあと高橋のおっさんのとこに還暦祝いに行こうと思ってな」

鈴木「高橋さんもう還暦か、会えなくなるのは寂しいな」

佐藤「そうだな」


デストピアでは老人ホームに行ったものと会うことは許されていない

佐藤「おっさんにはお世話になったし祝ってくるよ、お前も行くか?」

鈴木「残念だが、俺には女の子が待っている」

佐藤「言うと思ったよ」

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