忘れた世界
どこにも行けないとどまる病
なんで忘れちゃったんだろ
覚えておきたかったのに
すぐに忘れてしまう
世界で一番大切なこと。
校舎から日が見える。
明るく照らされた建物
音もなく静かな場所。
小説が大好きだ。
俺にはこれとあともう一つしかない。
小説というより文章を書いていると少し心が落ち着く
俺にもやっていいことがあるんだなと
みんないなくなってしまった
この10年つらい思いをした。
いままでの人生なんだったんだろうって。
今あるものは何なんだろう
愛してる人がいる。
消せない病がある。
毎日が地獄である。
それでも俺は遠くの未来を見ていた。
そこにはなにがあるかわからないけど、もしかしたらあるかもしれない
何も幸せがない今と
もしかしたらいけるかもしれない場所