好きなことして生きていきたいけどそれは難しいみたいです。
好きなことして生きていく。誰もが願ったことであろう。が、それは限りなく難しい。「自分はゲームが好きだからプロゲーマーになって一生食っていく」。今まで何人の子どもがその言葉を口にしただろうか。実際はプロゲーマーになるなんてのはゲームをやっているほんのひとにぎりで、大多数の人はプロゲーマーになんてなれない。
機械が人間に取って代わり、働いてくれたら、それはどんなに楽なものだろうか。私たちが労力を割かなくても機械が勝手に働き、価値を生み出し、金を稼ぎ、経済を回すのだ。かたや人間は遊んで暮らせる。しかし、そんなのは桃源郷に過ぎない。
もしそのような世界が実現し得たとして、人間は完全に労働とは縁が切れた存在になるのか。いや、そうではない。機械というのはメンテナンスが必要だ。現代、工業機械に限らず多くの機械が金属で構成されているが、物理的接点がある限り、金属は必ず摩耗する。すなわち、摩耗しない機械などはほとんど存在しないことになる。だからこそ常に定常的なパフォーマンスを得るためにそのメンテナンスを行う人が存在する必要があるのだ。だから人間は絶対に労働からは離れられない。
だけども、人生というのは誰にも等しく、一度のみ与えられた機会なのだ。労働なんかに縛られているよりももっと素晴らしい、楽しい生き方があるような気がする。
しかし、楽しく生きるためには金が必要で金を得るためには働く必要があるのだ。そんな板挟み的状況でみんな働いてる、えらい。皆さんもっと自分を褒めていいんだよって思いました。
了
編集後記
ただの感想文みたいになっちゃいました。
ごめんなさい。
今気づきましたがキリ番だったんですね
こんな駄作がキリ番頂いてしまい申し訳ない所存でございます。