一話 マホウ
これは幸せになるはずだった物語
みんなが幸せになって、楽しく、生きれるはずだったのに
~2ヶ月前~
「なに…これ…なにこの生き物…」
私は今何かがわからない生き物から逃げている、でもずっと追いかけてくる
逃げても逃げても追ってくる
まるで自分の逃げている場所を知っているように…
これは夢、きっと悪夢。目覚めたらこの悪夢は終わる
そう信じたかった、だからずっと、ずっと走り続ける。夢が目覚めるまで
「ねぇ君は''魔法''を信じる?汐留 叶愛」
なんで、私の名前を知ってるの?魔法ってなに?そう言うしかなかった
それしかなったそう答えるしか言葉が見つからなかった
「そんなこと言う暇ないんじゃない?よかったらさぁ…''魔法に使えて''みない?」
叶愛「魔法に…使える…?」
「そう、魔法使いになってみない?君はその素質があるから誘ってるの、どう?やってみる?」
たしかに私は幼い頃、魔法使いに憧れてた。魔法のステッキを振って出てくるあのハートや星、それで攻撃して敵を倒す主人公、全てに憧れてた
でも、そんなことが現実でできるわけがない、あれはアニメやマンガの話。
でも、ほんとにそんなことができるなら…あの憧れた主人公に私がなれるのなら…
近くで爆発音が聞こえた、自分の隠れていた場所がわかったのかもしれない
速くまた、逃げないと死んでしまう走ってまた、逃げ場を探そうとしたがダメだった。そう、生き物、いや化け物はまた私が逃げることを予想して壁を壊していた、もうダメだ、死ぬしかない、私はもうここで死ぬしかないんだ、諦めて足を止めた化け物が見える、どうやら化け物も私が見えたらしいもう死ぬと思うと涙が出てくる、まだ17歳なのに、まだ生きたいのに
遠くから不思議な音が聞こえたまるで妖精が空を飛んでいるような、そんな音だった。その音はどんどん近くなっていった、化け物もそれに気づいたようだ
不思議な音はかなり近づいた、すると煙の中かな同い年くらいの女の子が出てきた。まるで魔法使いみたいな服を着ていた。アニメから出てきたみたいに可愛かったその女の子は本当に魔法使いなのだろうか、そう思っていると化け物はその女の子に向かって攻撃をしようとしている口みたいな箇所からレーザーのようなものの準備をしているようだった
「そうはさせないよ!」女の子はそう言ってハート型の羽がついた金色のステッキを取り出しビームを出した、そう、私が幼い頃憧れてた魔法使いが今、現れたくれた、助けてくれたのだ。
ビームを食らった化け物は倒れ、女の子は私の元に来た
「あなたが魔法使いに推薦された人?私は如月 恩魅!よろしくね!」
叶愛「ど、どうも、さっきは助けてくれてありがとうございます。」
人見知りな私はこれしか言えなかった、もっと言いたいことはたくさんあるのに
恩魅「いや助けてくれてだなんて〜ふ、ふつうのことをしただけだよ!」
どうやら感謝されて照れているらしい
恩魅「あ、そうだ!忘れてた話なんだけど君さっき魔法使いにならないか?って言われなかった?」
叶愛「は、はい何が何だか分からなくて…」
恩魅「まあ普通そう言われたらわかんないよね!まあ私みたいになる!ってこと!多分今度は言った本人が来て話してくれるからその時なるかならないかは決めてみたら?」
そう言われた私は心の中がドキドキしていた憧れになれるのだと
恩魅「まあひとまずこの世界から出してあげる!じゃ、またあとで〜」
この声で意識が遠のいていった
目が覚めた、どうやら夢だったらしい、やっぱりあんなことはなかった
学校に行くまでまだ1時間半もある、準備をしたらちょっと休もうかなと思った
学校の支度をして、朝食を食べ、10分くらい休んだ、制服に着替えて外に出ると、友達がもう家の前に来ていた
「も〜遅いぞ叶愛!」
叶愛「ごめんってあおい〜」
彼女は佐倉 葵わがままな元気っ子だ、幼馴染で小学生だった時はまだ別の友達がいない時に友達作りを手伝ってくれた人だ
「たしかにちょっと遅いですよ叶愛さん!これからは気をつけてくださいね!」
そしてこう言ってくる彼女は葵がしてくれた友達作りで友達になった一人
来生 瑠璃華かわいいと言うよりは綺麗系でおしとやかなお嬢様友達作りの時無理やり葵と話した相手だったんだけど意気投合して今はこうやって友達になってくれてる
学校
学校に着いて、朝の支度をしていると転校生がくると言う噂を聞いた
どうやら女の子らしい、どうゆう子なんだろう、お友達になれたらいいなと思っていたら先生が来た
先生「えー、今日からうちのクラスで転校生が来ることになった、入ってきなさい」
「はーい!どうも皆さん!はじめまして!一人を除いて、今日からこのクラスの一員となる!如月 恩魅です!よろしく!」
あれは夢じゃなかった、本当だった、そして、夢であった子がこの学校の同じクラスに、来た
先生「じゃあ如月そこの席に座ってもらえるか?」
恩魅「はーいわっかりましたー」
如月さんが歩いてこっちにくる、如月さんが座る席は私の席に一個前だ
如月が椅子に座る時、
恩魅「今日からよろしくね!叶愛ちゃん!」
と、言われた。名前を知っていたらしい
授業が全て終わり帰る準備をしていた、すると如月さんがこっちにきた
恩魅「叶愛ちゃん!今日一緒に帰んない?ちょっと叶愛ちゃんに用があるの!」
今日の夢のことや私の名前を知っていた理由を知りたかったので私は如月さんと一緒に帰った
恩魅「ねぇ、今日の夢のことなんだけどね、あの怪物は、夢の中にある悪夢の具現化なの、それは誰かが悪夢を見るとふえて、怪物は''ダークワールド''って言う裏の世界に行くの、そのダークワールドに行く方法が、夢なの、でもダークワールドに行く夢は魔法使いしか見れないはず、魔法使い候補に選ばれてもまだ力は発揮してないのに」
どうやら私は特別な人間らしい、魔法使いになってないのにそのダークワールドに行けた、私も魔法使いになるの?
「僕が連れて行ったんだよ」
恩魅「まさか、あなたが連れてったの!?まだ魔力も使えない候補生を!やりすぎよニステ!」
ニステ「まあまあ落ち着いてよ、僕も影に潜んでたから万が一の場合は僕が守ってたよ、あ、ごめんね、申し遅れちゃった僕の名前はニステ、よろしくね!叶愛」
そう言って近づいてきたのは狐のような、猫のような、可愛らしい見た目をした生き物だった
ニステ「単刀直入に言うけど、君は魔法使いになる素質がある、普段僕が魔法使いになるか誘う少女は、1ヶ月ぐらい観察して、その素質が出たら誘うんだけど君は違う、君は他の少女とは違う力を持っていたんだ、女神がもつと言われている、Revolutionと言う幻の属性だ。普通の少女はNXとかなんだけど…君は桁外れの力を持っていた。だから君を見た時はすごく驚いたよ、君はいずれこの世を支配できる、どう?魔法の使いになってみない?」
はじめまして!トッキーです!自分はこの小説を書こうと思った理由がですねぇー自分が好きなアニメの終わり方を変えてみたくって作りました、なのでそのアニメと似てる部分があるかもです、自分はまだ学生なので投稿する時間がかかったり、語彙力とかなくてちょっとおかしい部分とかもありますが、これからよろしくお願いします!