優しいアイリス
アリスに皆の事を任せ、マルスの魔力の剣を魔銃で受ける
「まったく……今回のクイーンは何処までもお人良しだな‼️」
マルスが剣を振り抜き、弾き飛ばされるが何とか踏みとどまる
「……今回のクイーン………何度も聞いた………どーいう意味だ⁉」
魔銃を振り、右下に構える
「………まだ気付いていないのか??この世界をいつも2020年、2月に終わらせて居るのは私何だよ!!」
狂気にも似た笑顔を浮かべるマルス
「この世界はな……私が生きる事を認めないんだよ!!いつか誰かが受け入れてくれる日が来ると………何度も…………何度も…………やり直した!!だがな、もう分かったんだよ!!誰にも受け入れて貰えない存在なんだってな!!」
「そんな事はない!!」
ボクは思わず大きな声で叫ぶ
「あなたにだって!!幸せになる権利がある!!」
左手を自分の胸に当て、必死にマルスへ
「きっと、あなたも幸せになれる未来がある!!一緒に探そう……?……ね??」
「くはははははは!!私が何人殺したと思っている⁉1000や2000では済まないのだぞ!!そんな私をお前が許せるのか⁉」
…………ゆる…………せるのかな………ボクは………本当に……
「貴様の仲間を殺したのだ!!許せるはずが無いだろう!!くははははは!!」
「ボクだってプリムとエレナを殺した!!自分を許せない!!」
「ならば、私を許せるワケが無いだろう⁉」
………そうだね
ボクも、自分を許せそうにない
「……だから!!」
魔法陣を展開
「時空交差!!」
一気にマルスとの距離を詰める
「マーーーーールーーーーーースーーーーーー!!」
……………ゲボぉ……
「…………愚かな………」
アイリスの胸を貫いたマルスの剣
「……私は、こんな事の為にお前に力を与えたワケではないのだぞ………クイーンよ……」
マルスの瞳からあまりにも美しい涙がひと粒
……流れた
アイリスは貫いた剣による痛みに耐えながら、マルスを抱きしめる
「大丈夫……大丈夫だからね………今は辛くても………大丈夫だからね……」
マルスを抱きしめる
ごぼぉ…………
口から溢れる真っ赤な液体
「ね、マルス………今度会える時は………仲良く出来るかな……??」
抱き合ったアイリスとマルスの周りに展開される召喚陣……
「……どうかな……出来る事なら、仲良くしてもらいたい…がな……」
そっとマルスに口づけをして
「……マルス、またね♪」
シッカリとマルスを抱き締めながら
「超絶地獄剣舞!!」
アイリスとマルスの周りから、幾つもの小太刀が飛んでくる
アイリスもマルスも防ぐつもりは無い
何本もの……
剣に貫かれ……
二人はそのまま地上に落ちたのだった




