プリムの笑顔
「……アイリス‼️」
エレナはアイリスの元へ行く手段を考えていた
アイリスは上空にいる
おそらく先程の土女神囁と身体強化の組み合わせは使え無いだろう
「………それに………この身体じゃ………」
かなり出血している
マルスの攻撃で、左腕にかなりの傷がある
その時
「守護者‼️」
クロノスを降ろしたアリスが叫んだ
……守護者⁉️それって……
展開された召喚陣から現れたのは
銀翼の守護者、エレナが使役していた召喚獣
アレなら‼️
「アリス‼️お願い‼️ソレにアタシを‼️」
幸い、脚に怪我はしていない
が
「バカなのか⁉️その腕のキズは致命傷になるだろう⁉️何を考えている⁉️」
確かに大量に出血している
だが
「きっと‼️アイリスはもっと痛い‼️それを我慢してる‼️」
「なんだと!?あの状態のアイリスに意識があるワケな」
「アイリスは意識がある‼️自分で止められないだけなの‼️だから‼️アタシが止める‼️」
アイリスを見つめるエレナ
「………分かった……だが、私も行くからな………パパの願いなのだよ♪」
守護者はエレナを手のひらに乗せ、アリスは翼を広げた
「行くぞ‼️エレナ!!」
アイリス………アナタはとても優しい子……
もし、正気に戻っても………プリムを殺した事を受け入れられないかも知れない………
でもね………
プリムは笑って逝ったからね
姫が眼を閉じさせたプリムの遺体は
笑顔になっていた
「お願いね、守護者‼️」




