昨夜はお楽しみだったようですね…
屋敷に戻ると、ドアの前でストックさんが出迎えてくれた
ストックさんは、昨日来た時に挨拶した初老の男性だ。
「お帰りなさいませ。お食事にはまだ時間がありますので、お三方でお風呂でもいかがでしょうか?」
ニコニコしながらそう言ってくれるストックさん
ドアを開けてくれる
…紳士だ
中ではエレナお姉ちゃんが待っていた
「納品おつかれ様♪時間掛かったね〜?」
パタパタとエルフ姿のエレナが駆けてきた
「その辺りはお風呂で、ね?♪」
エレナに連れられ、屋敷の奥に進むと…暖簾!?
「マリン、お風呂大好きでさ♪温泉旅館の話したら掛けてたwww」
エレナは笑いながら言った
暖簾をくぐると、そこには脱衣所がある
棚には編み籠が置かれていて、まさに温泉旅館といった感じ
皆で服を脱ぐ
「あ、洗濯物はアッチに入れてだって♪あと、新しい服と下着、用意しといたからね(๑•᎑•๑)」
「ありがとうですぅ〜…わぁ〜!!カワイイ(✪▽✪)♪」
新しい服と下着を見て、裸のまま凄くはしゃぐプリム
…けしからんおっぱいだ…
ん…???
アイリスが疑問に思った事を口にする
「…お姉ちゃん、服のサイズはボク達は大体同じだから分かるとして…下着のサイズなんで分かるの…??」
エレナが何かを取り出し、片目に着けた
「ハーッハッハッ!!この片眼鏡を着け、耳の所にあるボタンを押せば貴様らのスリーサイズが表示されるんだよ!!馬鹿者め!!!」
スカウ○ーか!!!
つかどっかの星の王子的な喋りになってるから!!(╬⊙д⊙)
お姉ちゃんらしいかwww
カラカラ…
お風呂の扉を開けると、25m×10mくらいの大きい浴槽、それと洗い場、かけ湯、イイ匂いのする小さいお風呂が4つあった
「プリムいっちばーん!!♪」
飛び込もうとするプリムを止めるアイリス
「コラ!!ちゃんと準備運動してからでしょ!(╬⊙д⊙)」
「あ、ゴメーン♪」
大きい浴槽の横でラジオ体操を始める二人
「「いっちにーさんし!ごーろっくっしっちはっち!」」
「プールじゃねーよ!!(╬⊙д⊙)まずは体と頭洗うの!!www」
アイリス&プリム
「ゴメーン♪(*ノω・*)テヘ」
皆で洗い始めたのだが、アイリスだけ遅い
「ゴメーン、先に入って〜」
シーン
あれ??二人は??
「今なのですぉ〜!♪」
髪を洗っている為、完全に無防備なおっぱいを後ろから鷲掴みにしてくるプリム
「こ、こら!!今はダメだって…くすぐったい♪」
「今だ〜!♪」
今度はプリムの後ろからプリムのおっぱいを揉むエレナ
「13歳でこのおっぱい…けしからんですなwww」
「え、えれなぁ〜…力が…抜けちゃうのですよぉ〜……♡」
力が抜けた拍子にプリムの手が滑り落ち、アイリスの下腹部へと落ちる
その時にイイ所に当たったようで
アイリスの口から甘い吐息が漏れる
顔を真っ赤にするアイリス
「エ、レ、ナ。プ、リ、ム〜」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(ΦωΦ)
血を吸っていないのにも関わらず、生える黒い翼
慌てて謝る二人
「ごごごめん!!調子に乗りすぎた!!」
「許してくださいなのですよぉ〜。°(°´ω`°)°。」
「風邪ひくからお風呂に浸かりなさい!!じゃないと血の海に漬けるよ(╬⊙д⊙)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
湯船に浸かり、今日の事をエレナに話した二人
「生ヒャッハー見たかったぁーー!!!ε٩(๑> <)۶з」
悔しがるエレナにプリムが
「もう会わないのですよ♪あんだけやったのですから♪」
エレナ&プリム
「…これは会うな。プリムが勃てたし…」
二人は腕を胸の前で組みながら頷く(*' ')*, ,)ウンウン
「な、何がなのです!?ってか漢字が卑猥なよです!!www」
などとくだらないやり取りをし、温まってからお風呂を出る
身体をタオルで拭いていると
「あれ?プリム随分顔が赤いよ??大丈夫(。´・ω・)?」
「だ、大丈夫です…♪ちょっとのぼせたのかもですよぉ…♪」
熱は………無いな………
「調子悪くなったら言うんだよ?」
「はいなのです!(꒪ˊ꒳ˋ꒪)♡ニパー」
そして新しい下着を着け、新しい服を来た3人は「じゃ、ご飯食べに行こうか♪」というエレナに連れられて食堂へと向かったのだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いらっしゃい!!」
盛大に響く店員さんの声
…店員さん??
テーブルの周りに色んな種類のお店の屋台的な物がズラリと並んでいる
「え〜っと…コレは??」
アイリスが尋ねる
「明日、マリン様のご葬儀の後に開く会食の予行練習です!マリン様から、参列して下さった皆様に精一杯の感謝をするように仰せつかっておりますので!!」
と、答える店員さん
「…死んだ後の事まで気に掛けて…ほんとマリンは…。゜(゜^ω^°)゜。」
その姿を見て、自慢の友達だったんだろうと感じたアイリスとプリム
「では!少しづつではありますが、お席にお持ちしますのでお待ちください!!」
丸いテーブルに座った3人に、ワインが提供される
「あ、プリムはまだ未成年なのです…」
少し困った顔をしているプリムを見てアイリスは
「ココ(の世界)は12歳から飲んでイイんだよ♪」
「そーなのです!?じゃ、遠慮なく貰うのですよ♪」
エレナのグラスにもワインが注がれる
「お嬢様は…どのジュースがよろしいでしょうか?(^∇^)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「ちょ!!アイリス!!ストップ!!ヾ(・ω・`;)ノ」
「撃っちゃダメですからね!!Σ(・∀・;)」
「…(。´・ω・)?」
不思議な顔をする店員さん
「…どこで飲めるか判断してんだぁーーーー!!(╬⊙д⊙)おっぱいか!?おっぱいなのか!?ボクはプリムより歳上だよ!!!」
「失礼しましたーーーーー!!!」
そんなこんなで美味しいお料理を色んな種類食べさせて貰い、ご馳走様をして寝室へ
部屋の前まで来た所でエレナが
「ココが二人の寝室ね♪」
不思議そうにしているプリム
「一緒に寝ないんですか??」
するとアイリスが
「…一緒に寝れる最後の日だもんね♪オヤスミ(⁎˃ᴗ˂)」
プリムはハッとしたように
「ごめんなさい。オヤスミ♪」
「ありがとう♪オヤスミ♪」
エレナを見送ってから寝室に入る
少し雑談でもしようと思ったが、プリムの顔がかなり赤い
「のぼせたのとお酒もあるのかな?横になろう♪」
と、言った直後、プリムにベッドに押し倒されるアイリス
プリムの瞳はウルウルしている
「ど、どうしたの!?」
「アイリス…助けて…」
!?
急いで起き上がり、プリムのオデコを触る
「…凄い熱…なんで黙ってたの!?」
すぐにベッドに寝かせ、ストックさんに薬を貰いに行こうとするとプリムに手を掴まれた
真っ赤な顔をしたプリムは
「違うの…調子悪いんじゃなくて、体が火照ってしょうが無いの…」
…あ、もしかしたら…
「ね、プリム。もしかして……ボクの血を吸ってから…?」
「うん…」
やっぱり…
小さい頃に興味本位で、自分の血を舐めた事がある
その時、体が火照って仕方なかった。でも、魔銃を撃ったら治った事があった
「…あのね、今日、念の為に血を吸って貰ったでしょ??リミッターを外す為に。」
「…うん」
「でも、相手が弱くて魔力使わなかったから、中に強い魔力が残っちゃってるの」
「…うん」
「…そっか…なら、ちょっとごめんね。」
そのままプリムの唇を唇で塞ぐアイリス
ビックリして目を大きく開いたプリム
でも、すぐに目を閉じ、自分の口の中に入ってくるアイリスの舌を受け入れた
アイリスの両手を手探りで探していると、アイリスから指を絡めてくれた
「…はぁ…いつぶりにキスした??」
イタズラっぽい笑みを浮かべながらプリムに尋ねる
「…産まれ変わってぶりです…」
「…なら、女の子とこんなキスしたのは…??」
「…は、はじめれです…♡*.(///∇///) .*♡」
「…ごめんね。初めて貰っちゃって…コレで大丈夫???もう火照ってない??」
ウルウルと濡れ、トロンとした瞳で見つめるプリムにさっきよりも長く、濃いキスをするアイリス
右手を離すと、キスをしたまま
じっとプリムを見つめる
コクンと頷くプリム
この後二人は、プリムの中の魔力が落ち着くまでキスを続けていた…
翌朝
トントン…
「アイリス〜…プリム〜…もうすぐご飯だよ〜…開けるよ〜?」
カチャ
Σ(´⊙ω⊙`)
エレナが見たのは、ベッドの上で向き合ったまま手を繋いで眠っている二人の姿だった
そ〜っとドアを閉めるエレナ
「…昨夜はお楽しみだったようですね…ニヤ(°∀° )ニヤ」
このセリフで何のネタか分かる人はどれくらいいるんだろ?