誰も止められない
………スタ
「ここにアイリスがいるはずなのです……」
草原にはアイリスと姉が戦った跡であろう穴……
ほぼクレーターに近い
「……ホントにアイリスの力は凄いのですよ………」
そう呟き、自らの翼を使い空へ
雲の1歩手前でとまる
……探索
目を閉じ、アイリスの気配を探す
………いない???
更に範囲を拡げてみる
「……なんでアイリスの気配がないのです⁉そんなはず無いのです!!」
一度地上に降りるプリム
「絶対にアイリスはいるのです!プリムならみつ…⁉」
横から飛んできた石を障壁で弾き飛ばす
……ただの小石なのに……コレがアイリスの力なのですか……⁉
小石が飛んできた方向を見つめると
「…………………………………ぐがぁ」
真っ白でキレイな翼、そして
もう片方は深紅の翼………
「………アイリス…♡」
プリムは腰の小太刀2本を抜く
「プリムが止めるです!!大好きなアイリス、プリムが止めるです!!」
小太刀を交差させたまま一気に踏み込む
「ヴァンパイアクイーンなら!!腕を斬ってもくっつくのですよ!!」
左手でアイリスの胴体を斜めに切り裂く
続いて振り下ろす右手でアイリスの魔銃を持った右手を斬り落とす!!
………はずだった
「ゲホ………アイ…………リス…………………??」
アイリスの右腕はプリムの胸を穿ち
プリムの向こう側で血を吐き出す心臓を掴んでいた…
「………アイ……リス………プリ……ムは…………」
心臓を握り潰し、腕にまとわり付くプリムを振り払う
プリムの瞳から、一筋の涙が零れた




