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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
3章 神々の願い
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1から……いいえ、

「あ〜、まさかあの刀が斬られちゃうとわなぁw」



厨房で皆と一緒に料理をしながら、ハルが笑う


「アイリスが斬った刀、結構凄い物だったのです??」


プリムがお皿の用意をしながら尋ねる



「アレは、私の魔力を通わせて鍛えた刀でな。空間属性の刀だ。つまり、本来なら斬る事なんか出来るはずが無いんだよw」



んえ⁉


「あ〜、それ、アイリスのブレードって妄想力の塊だから斬れたんだと思うよꉂꉂ˖笑˖(ˊᗜˋ*)」



その場にいる全員が笑う



「妄想力って言うな!!w」


アイリスは笑いながら怒る



「何か特別なイメージでもしてるのか??」


と、ハルが聞いて来たので、解りやすくする為に食事をしながらDVDを見せる事になった



皆が席に着くと、シフォンがDVDの用意をしてくれている


「いったい何が始まるんだ??あのスクリーンは??」




……そーいや、ルイステリアだと普通だけど、他の国だとDVDなんて無いんだった(-∀-;)


「あのね、これから「アニメ」っていう映像作品を観るの。ルイステリアだと普通なんだけど、他の国だとこーゆーの無いみたいだね(*´>д<)驚かないでねw」




するとシフォンが

「エヴ○の1巻入れたよ〜」



すぐに再生される



……ん??始まったけど、最初に出て来た文字は……




「作品紹介」



「アレ??劇場版なんかあったっけ??」



と、アイリスが言った直後に流れたのは



AV



男性の逞しいモノを恍惚の表情で舐める若い女性



「ほう……コレは……確かに驚いてしまうな」


ハルが真面目な顔で呟く



そして



無言で席を立ち、すぐにDVDを取り出すレナス



デッキの上に置いてあった透明のケースを開けると、その中にあったDVDと交換した


そそくさと透明なケースを胸元にしまうと


「さ、コッチが本物だ♪すぐにはじまるぞ♪」




「お前どっから仕入れてきたーーーーーーーー!!!!!!ヽ(`Д´#)ノ」


姫のライダーキックがキレイに決まる


「ち、違うんだ。べ、別にDVDショップを見つけて倉庫を確認したら大量の裏DVDを見つけたから、皆で交換しながら見てるとかそ~いうワケでは……あ」




見事に白状したレナス



「中学男子か!!!!ι(`ロ´)ノムキー だから最近あんまり……あ」



いらん事を白状してしまった姫



他の全員がニヤニヤしている


「さ、さて、始まるみたいだから食事しながらにしましょ」


あ、誤魔化したwww



食事が終わるとハルが


「コレは中々面白いな!!つまり、アイリスのブレードはあの障壁を斬れるイメージをしているワケか!!」



「さすが♪理解が早い♪でも、刀ごめんね。斬っちゃって……」



すまなそうな表情をするアイリスにハルは


「あぁ、ソレは気にしないでくれ。多分そろそろ………」



後ろに置いていた刀。鞘から抜くと



「!?!?なんで刀身があるの⁉」


手合わせの後、ハルが斬れた刀身を鞘に戻しているのは確かに見た。


だが、打ち直しもしていないのになんで刀身が付いてるの⁉




「この鞘には、傷んだ刀を修復する力があるんだ」


……鞘が修復………



「セイバーの鞘って事です!!!!(*,,˃ ᵕ ˂ )」


「今回はフェ○トネタかwww」


「貴方が私のマスターか??」


「令呪を持ってここに命ずる……」



「そのくらいにしときなさいwww」



「……クスクス……よく分から無いが、皆は仲がホントにイイのだなw」


屈託の無い笑顔を見せるハル


「家族だからなのですよ♪」


プリムが言う


「家族……??だが、種族もバラバラのようだが……??」



不思議そうにハルが聞く


「おんなじ家に住んでる家族なのです♪それに、一緒にいるのが当たり前なら、もう家族なのですよ♪」



プリムはにへへ〜っと笑う



「そうか……私の本当の家族は、もう誰もいなくてな……羨ましいよ♪」


え……??本当の家族がいない……??


「ちょっと待て、お前の両親と兄はどうした⁉俺がルイステリアに向かう時に挨拶しただろう⁉」



ハルの表情が曇る


「……そうか……レナスは封印されていたから知らないんだったな……」


手元にあったグラスのワインを飲むハル



「……5年前の事だ。街が何者かに襲われてな……その時、殺されてしまった……」


!!!!!!


全員が息を飲む



「私は魔王の会合に出席していて留守にしていてな。だが、私が鍛えた兵士達が街を警護していたから、任せていたんだ……それが裏目に出た……」



「裏目に出た……って、どういう事……??」


真剣な顔でアイリスが聞く



「……その兵士達が操られた」


!!!!!!人を操って街を襲う⁉



「私は襲撃の連絡を受け、すぐに街に向かった。……間に合わなかった……虫の息だったが、兵士が1人、何とか生きていてくれてな……兵士達が操られ、住人を殺し、自決か、殺し合いをしたと教えてくれたよ……」



この手口……まさか……



「その時、街から強く赤い光が溢れてな。慌てて街の中に入ったのだが、死体は1つも無かったよ……」




「……マルスだ…………」


アイリスが肩を震わせながら言う



「なんだと……??ルイステリアを滅ぼしたのもマルスだと言ったな??同じ人間がやったと言うのか⁉」


アイリスの代わりにレナスが答える



「おそらく、な。マルスの奴は賢者の石を作りまくってやがったって事だ。そして力を蓄え、今神界に攻め込んでるってワケだ」



「……なるほどな………つまり、私の仇とルイステリアの仇は同じという訳だな」



「……ボクの仇もだよ……」



アイリスの呟きに全員が集中した



「アイリス⁉アイリスの街を襲ったのもマルスなの⁉」


エレナが聞くと、アイリスはコクンと頷いて


守護者ジャスティスがあの日の映像を見せてくれたの。アレは間違いなくマルス……」



静まり返る室内



沈黙を破ったのはレナスだった


「……変な所で繋がっちまったな……ま、コレでお互いに信頼出来る。だろ??」



ハルが頷く


「出来れば、私も家族だと言ってもらえるようになりたいよ(*˙˘˙*)」



するとプリムが

「ゆっくり家族になって行けばイイのですよ♪1から………いいえ、ゼロから!!!!」




「リ○ロの名シーンをパクるな!!!!色んな人たちから怒られるでしょ!!!!ヽ(`Д´#)ノ」



「え〜、せっかく決まった!!と思ったのですよぉ〜(๑ ー̀εー́ ๑)ブー」


「ぷっ…………くっくっくっ…………あははははははは♪そうか、1からじゃなく0からかwww確かに、それなら上手く行けそうだな\*'ヮ')/!ゼヒ、頼むよ♪」



全員が頷く



そして



「あ、因みにさっき名シーン、見るために0から流すけどイイ???」



尋ねるシフォン


「望むところ!!( ・`ω・´)」



ここから朝までリゼ○を堪能した一同なのでした

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