1から……いいえ、
「あ〜、まさかあの刀が斬られちゃうとわなぁw」
厨房で皆と一緒に料理をしながら、ハルが笑う
「アイリスが斬った刀、結構凄い物だったのです??」
プリムがお皿の用意をしながら尋ねる
「アレは、私の魔力を通わせて鍛えた刀でな。空間属性の刀だ。つまり、本来なら斬る事なんか出来るはずが無いんだよw」
んえ⁉
「あ〜、それ、アイリスのブレードって妄想力の塊だから斬れたんだと思うよꉂꉂ˖笑˖(ˊᗜˋ*)」
その場にいる全員が笑う
「妄想力って言うな!!w」
アイリスは笑いながら怒る
「何か特別なイメージでもしてるのか??」
と、ハルが聞いて来たので、解りやすくする為に食事をしながらDVDを見せる事になった
皆が席に着くと、シフォンがDVDの用意をしてくれている
「いったい何が始まるんだ??あのスクリーンは??」
……そーいや、ルイステリアだと普通だけど、他の国だとDVDなんて無いんだった(-∀-;)
「あのね、これから「アニメ」っていう映像作品を観るの。ルイステリアだと普通なんだけど、他の国だとこーゆーの無いみたいだね(*´>д<)驚かないでねw」
するとシフォンが
「エヴ○の1巻入れたよ〜」
すぐに再生される
……ん??始まったけど、最初に出て来た文字は……
「作品紹介」
「アレ??劇場版なんかあったっけ??」
と、アイリスが言った直後に流れたのは
AV
男性の逞しいモノを恍惚の表情で舐める若い女性
「ほう……コレは……確かに驚いてしまうな」
ハルが真面目な顔で呟く
そして
無言で席を立ち、すぐにDVDを取り出すレナス
デッキの上に置いてあった透明のケースを開けると、その中にあったDVDと交換した
そそくさと透明なケースを胸元にしまうと
「さ、コッチが本物だ♪すぐにはじまるぞ♪」
「お前どっから仕入れてきたーーーーーーーー!!!!!!ヽ(`Д´#)ノ」
姫のライダーキックがキレイに決まる
「ち、違うんだ。べ、別にDVDショップを見つけて倉庫を確認したら大量の裏DVDを見つけたから、皆で交換しながら見てるとかそ~いうワケでは……あ」
見事に白状したレナス
「中学男子か!!!!ι(`ロ´)ノムキー だから最近あんまり……あ」
いらん事を白状してしまった姫
他の全員がニヤニヤしている
「さ、さて、始まるみたいだから食事しながらにしましょ」
あ、誤魔化したwww
食事が終わるとハルが
「コレは中々面白いな!!つまり、アイリスのブレードはあの障壁を斬れるイメージをしているワケか!!」
「さすが♪理解が早い♪でも、刀ごめんね。斬っちゃって……」
すまなそうな表情をするアイリスにハルは
「あぁ、ソレは気にしないでくれ。多分そろそろ………」
後ろに置いていた刀。鞘から抜くと
「!?!?なんで刀身があるの⁉」
手合わせの後、ハルが斬れた刀身を鞘に戻しているのは確かに見た。
だが、打ち直しもしていないのになんで刀身が付いてるの⁉
「この鞘には、傷んだ刀を修復する力があるんだ」
……鞘が修復………
「セイバーの鞘って事です!!!!(*,,˃ ᵕ ˂ )」
「今回はフェ○トネタかwww」
「貴方が私のマスターか??」
「令呪を持ってここに命ずる……」
「そのくらいにしときなさいwww」
「……クスクス……よく分から無いが、皆は仲がホントにイイのだなw」
屈託の無い笑顔を見せるハル
「家族だからなのですよ♪」
プリムが言う
「家族……??だが、種族もバラバラのようだが……??」
不思議そうにハルが聞く
「おんなじ家に住んでる家族なのです♪それに、一緒にいるのが当たり前なら、もう家族なのですよ♪」
プリムはにへへ〜っと笑う
「そうか……私の本当の家族は、もう誰もいなくてな……羨ましいよ♪」
え……??本当の家族がいない……??
「ちょっと待て、お前の両親と兄はどうした⁉俺がルイステリアに向かう時に挨拶しただろう⁉」
ハルの表情が曇る
「……そうか……レナスは封印されていたから知らないんだったな……」
手元にあったグラスのワインを飲むハル
「……5年前の事だ。街が何者かに襲われてな……その時、殺されてしまった……」
!!!!!!
全員が息を飲む
「私は魔王の会合に出席していて留守にしていてな。だが、私が鍛えた兵士達が街を警護していたから、任せていたんだ……それが裏目に出た……」
「裏目に出た……って、どういう事……??」
真剣な顔でアイリスが聞く
「……その兵士達が操られた」
!!!!!!人を操って街を襲う⁉
「私は襲撃の連絡を受け、すぐに街に向かった。……間に合わなかった……虫の息だったが、兵士が1人、何とか生きていてくれてな……兵士達が操られ、住人を殺し、自決か、殺し合いをしたと教えてくれたよ……」
この手口……まさか……
「その時、街から強く赤い光が溢れてな。慌てて街の中に入ったのだが、死体は1つも無かったよ……」
「……マルスだ…………」
アイリスが肩を震わせながら言う
「なんだと……??ルイステリアを滅ぼしたのもマルスだと言ったな??同じ人間がやったと言うのか⁉」
アイリスの代わりにレナスが答える
「おそらく、な。マルスの奴は賢者の石を作りまくってやがったって事だ。そして力を蓄え、今神界に攻め込んでるってワケだ」
「……なるほどな………つまり、私の仇とルイステリアの仇は同じという訳だな」
「……ボクの仇もだよ……」
アイリスの呟きに全員が集中した
「アイリス⁉アイリスの街を襲ったのもマルスなの⁉」
エレナが聞くと、アイリスはコクンと頷いて
「守護者があの日の映像を見せてくれたの。アレは間違いなくマルス……」
静まり返る室内
沈黙を破ったのはレナスだった
「……変な所で繋がっちまったな……ま、コレでお互いに信頼出来る。だろ??」
ハルが頷く
「出来れば、私も家族だと言ってもらえるようになりたいよ(*˙˘˙*)」
するとプリムが
「ゆっくり家族になって行けばイイのですよ♪1から………いいえ、ゼロから!!!!」
「リ○ロの名シーンをパクるな!!!!色んな人たちから怒られるでしょ!!!!ヽ(`Д´#)ノ」
「え〜、せっかく決まった!!と思ったのですよぉ〜(๑ ー̀εー́ ๑)ブー」
「ぷっ…………くっくっくっ…………あははははははは♪そうか、1からじゃなく0からかwww確かに、それなら上手く行けそうだな\*'ヮ')/!ゼヒ、頼むよ♪」
全員が頷く
そして
「あ、因みにさっき名シーン、見るために0から流すけどイイ???」
尋ねるシフォン
「望むところ!!( ・`ω・´)」
ここから朝までリゼ○を堪能した一同なのでした




