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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
3章 神々の願い
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ばんがる!

「しゃーーーー!!身体強化フィンバース!!」



「お〜お〜。気合い入ってんなぁ〜」


右手に持った大剣を肩に乗せながらレナスが言う




「今日こそお兄ちゃんに勝って見せるんだからね‼物理錬成ギュニスターブ!!」


シフォンの周囲に色んな種類の武器が錬成され、地面に突き刺さっている


「ほう……そう来たか……」


レナスは大剣を構える


「お兄ちゃんには力じゃ勝てない……だから……手数で勝負!!!!」




手始めに小太刀1本と大剣1本、二刀流で襲いかかるシフォン



「おいおい……そんな組み合わせじゃアンバランス過ぎるだろ……」


呆れながら受けるレナス


だが


「……⁉何だ⁉大剣より小太刀の方が重い⁉どーゆー事だ⁉……くっ!!」



レナスは慌てているようだ


「……やっぱり、遠心力って知らないみたいだね♪」



大剣を打ち抜いた勢いをそのまま小太刀に乗せた一撃を打ったシフォンは、レナスの反応が嬉しかった


「お兄ちゃんが知らないなら、やりようはいくらでもある!!!!」



一気に踏み込み、レナスの間合いよりも内側に入り込むシフォン


(マズい⁉️この距離だと俺の剣は振れない…⁉)



シフォンは踏み込みながら大剣を捨て、小太刀に持ち替えている


(これなら!!)



だが、レナスは



「……身体強化フィンバース……」



!!!!


「なんでお兄ちゃんが⁉」


レナスがニヤリと笑う


「何もしてないと思うなよ?( ̄∀ ̄*)」




レナスの大剣捌きがさらに加速する


シフォンの小太刀2本を軽々と防ぐ


一撃の重さの差は一目瞭然


レナスは防ぐだけで攻撃はしていない




…………手を抜かれている



シフォンは悔しかった



せめて………せめて………一撃だけでも………!!


小太刀2本をレナスに投げる


が、レナスの剣に弾かれる



「おいおい……武器を投げたらもう戦えないんだからソレはダメだ……ろ………Σ(´⊙ω⊙`)」




シフォンが構えているのはアイリスの魔銃をデカくした様な感じの物




アイリスの魔銃は片手で撃つものだかシフォンは両手で構え、自分の肩で反動を抑えるつもりのようだ



「おいおい……マジかよ……」



レナスはすぐに障壁を展開


「……ぢゃあ、死なない程度に頼むぜ……??」



「ごめん、死なないように頑張ってね♪お兄ちゃん(˶ᵔ ᵔ˶)」



シフォンの魔銃から放たれるのは無数の弾丸


マシンガン


しかも魔力の弾丸だから銃身を冷却する必要は無い


魔力が尽きるまで、撃ち続けられる



「……くっ…………これは…………キツいな………!!」



レナスの魔力が薄い部分、障壁の端の方に弾が当たると削られる……!!



だがレナスは



「……まだ妹に負けられ無いんだよ!!!!」


一気に剣を振り抜く


シフォンの弾丸は四方八方に飛ばされてしまった




「もう!!何で勝てないの‼ヽ(`Д´#)ノ」



怒るシフォンにレナスが言う


「コレはマズいぞ〜wお前は今、護りながら戦ってる相手に負けたんだぞ??その意味が分かるか……??」



シフォンはハッとした



……殺す為だけに向かって来る相手に勝てるのか………?




ーーーーーーーーーーーーーーー




「では、イクのですよ……」



プリムは小太刀2本を構える



「ええ、いつでもイイわよ??」



…………姫の武器、エゲツないのです……


姫が構えている武器……


ナイフと鞭……


鞭は遠距離、しかも自由に距離を変えられる……



踏み込んでもナイフで斬られる………


しかも血を吸って無いから……



「どうしたの??来ないの??(ΦωΦ)フフフ…」



「い、行くのです!!」


プリムは小太刀で姫の鞭を牽制する





「遅い!!」



姫のスピードについてイケない



「……なら!!」



プリムは煙幕を張る


「……この程度なら……魔力探知で………!?!?」



プリムは全ての煙幕に魔力を加えていた



「コレなら魔力探知は意味が無いのですよ!!!!」



小太刀2本を振りかぶる



「……殺気が出過ぎね……♪」



煙幕の切れ目から姫と目が合った



(うそ⁉何で気づくです⁉)



打ち抜かれるプリム



「まだまだ甘いね♪」





「くぅ〜……ばんがるのですよ!!」

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