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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
3章 神々の願い
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大切な人は増える

「アイリス、大丈夫かなぁ………」


エレナがつぶやく



「大丈夫なのですよ♪きっと、ホントのお姉ちゃんとお話してるのです(˶ᵔ ᵔ˶)」




プリムは運転しているエレナを優しく見つめる


「………ホントのお姉ちゃん……か………」



エレナが少し寂しそうな表情を浮かべる


「……アタシは………血の繋がりは無いからなぁ……」


「何言ってるですか‼(╬⊙д⊙)アイリスがどれだけエレナの事を好きだか分かって無いですか!?ヽ(`Д´#)ノ」



そう言われてエレナが慌てる


「でででででも、ホントのお姉ちゃんに勝てるワケないじゃん⁉(> <)」



「今のお姉ちゃんはエレナなのです‼プリムの、シフォンの、アイリスのお姉ちゃんはエレナだけなのですよ‼٩(๑•̀ ₃ •́ )۶」



………え??


「アイリス、シフォン、プリムの3人にとってのお姉ちゃんはエレナだけなのですよ♪……たった1人の大事なお姉ちゃんなのです(˶ᵔ ᵔ˶)」


「………プリムは、小さい頃の記憶がありません。エレナとアイリスと合う少し前くらいからの記憶があるだけです。急にお姉ちゃんが2人出来たのです。凄く嬉しかったのですよ?(˶ᵔ ᵔ˶)」


プリムの笑顔に嘘は無かった


「2人と一緒だと凄く楽しいのです♪それにシフォンもお姉ちゃんになってくれたのです(´,,•ω•,,)」



「プリムにはホントのお姉ちゃんが3人もいるのです♪どーだ!!羨ましいだろ!!(`・∀・´)エッヘン!!」


「……プリムはバカだなぁ……♪……そうだよね……アタシにはホントの妹が3人もいるんだもんね……(˶ᵔ ᵔ˶)」




瞳の端から零れそうだった涙を袖で拭う


「飛ばすぞーーーー!!!ꉂꉂ˖笑˖(ˊᗜˋ*)」



一気にアクセルを踏み込むエレナ



「やーーーーめーーーーーてーーーーーー(*ノД`*)・゜・。」


首が持ってかれる、そんな感覚を覚えたプリムでした




「………きっと、アイリスは無茶するつもりなんだろうね……レナス??」



魔界との連絡を取っているレナスの後ろから声を掛けるシフォン



「………だろうな………」


魔界への連絡をしながら呟く



「アイリスだからな………出来れば、ひと言教えて欲しいよwww俺はアイリスの目を見ただけじゃ、何をしたいか分からないからꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑」


笑っているが、少し寂しそう



「………ね?レナス?アタシの………妹の目を見たら何か分かる??(˶ᵔ ᵔ˶)」


シフォンはレナスの目を見つめる


(o´Д`)=зハァ…


ため息をついてからレナスが口を開く



「……アイリスを死なせない為に協力しろ。断ったら分かってんだろうな?で、合ってるか??」



「さっすがレナス(´,,•ω•,,)」





「頼むからその左手のメリケンサックはやめてくれ笑」




「でも、たまには相手してくれてもイイんじゃない??お兄ちゃん………?」



自分の装備を整え、構える



「………アタシだって!!!」




………地面に横になっているシフォン



「………ダメかぁ…………」



大の字になっているシフォンにレナスが言う



「お前は強い。」



肩に大剣を乗せたレナスはしゃがみ、シフォンの頭をワシャワシャする


「俺じゃなきゃ死んでるところだ(*˙˘˙*)」



レナスの鎧にはかなりのダメージがあったようで、胸のプレートにはヒビが入ってしまっていた



「ご、ごめん。………お兄ちゃん………」




シフォンは言ってから気付いた




もう、大切な人が増えている事に

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