大切な人は増える
「アイリス、大丈夫かなぁ………」
エレナがつぶやく
「大丈夫なのですよ♪きっと、ホントのお姉ちゃんとお話してるのです(˶ᵔ ᵔ˶)」
プリムは運転しているエレナを優しく見つめる
「………ホントのお姉ちゃん……か………」
エレナが少し寂しそうな表情を浮かべる
「……アタシは………血の繋がりは無いからなぁ……」
「何言ってるですか‼(╬⊙д⊙)アイリスがどれだけエレナの事を好きだか分かって無いですか!?ヽ(`Д´#)ノ」
そう言われてエレナが慌てる
「でででででも、ホントのお姉ちゃんに勝てるワケないじゃん⁉(> <)」
「今のお姉ちゃんはエレナなのです‼プリムの、シフォンの、アイリスのお姉ちゃんはエレナだけなのですよ‼٩(๑•̀ ₃ •́ )۶」
………え??
「アイリス、シフォン、プリムの3人にとってのお姉ちゃんはエレナだけなのですよ♪……たった1人の大事なお姉ちゃんなのです(˶ᵔ ᵔ˶)」
「………プリムは、小さい頃の記憶がありません。エレナとアイリスと合う少し前くらいからの記憶があるだけです。急にお姉ちゃんが2人出来たのです。凄く嬉しかったのですよ?(˶ᵔ ᵔ˶)」
プリムの笑顔に嘘は無かった
「2人と一緒だと凄く楽しいのです♪それにシフォンもお姉ちゃんになってくれたのです(´,,•ω•,,)」
「プリムにはホントのお姉ちゃんが3人もいるのです♪どーだ!!羨ましいだろ!!(`・∀・´)エッヘン!!」
「……プリムはバカだなぁ……♪……そうだよね……アタシにはホントの妹が3人もいるんだもんね……(˶ᵔ ᵔ˶)」
瞳の端から零れそうだった涙を袖で拭う
「飛ばすぞーーーー!!!ꉂꉂ˖笑˖(ˊᗜˋ*)」
一気にアクセルを踏み込むエレナ
「やーーーーめーーーーーてーーーーーー(*ノД`*)・゜・。」
首が持ってかれる、そんな感覚を覚えたプリムでした
「………きっと、アイリスは無茶するつもりなんだろうね……レナス??」
魔界との連絡を取っているレナスの後ろから声を掛けるシフォン
「………だろうな………」
魔界への連絡をしながら呟く
「アイリスだからな………出来れば、ひと言教えて欲しいよwww俺はアイリスの目を見ただけじゃ、何をしたいか分からないからꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑」
笑っているが、少し寂しそう
「………ね?レナス?アタシの………妹の目を見たら何か分かる??(˶ᵔ ᵔ˶)」
シフォンはレナスの目を見つめる
(o´Д`)=зハァ…
ため息をついてからレナスが口を開く
「……アイリスを死なせない為に協力しろ。断ったら分かってんだろうな?で、合ってるか??」
「さっすがレナス(´,,•ω•,,)」
「頼むからその左手のメリケンサックはやめてくれ笑」
「でも、たまには相手してくれてもイイんじゃない??お兄ちゃん………?」
自分の装備を整え、構える
「………アタシだって!!!」
………地面に横になっているシフォン
「………ダメかぁ…………」
大の字になっているシフォンにレナスが言う
「お前は強い。」
肩に大剣を乗せたレナスはしゃがみ、シフォンの頭をワシャワシャする
「俺じゃなきゃ死んでるところだ(*˙˘˙*)」
レナスの鎧にはかなりのダメージがあったようで、胸のプレートにはヒビが入ってしまっていた
「ご、ごめん。………お兄ちゃん………」
シフォンは言ってから気付いた
もう、大切な人が増えている事に




