久しぶりにみんなで食事
「もぉ〜、ホントに鎖に繋ぐなんて酷いよぉ〜プン(。•ˇ₃ˇ•。)プン」
「ごめんごめんw」
エレナはサラッと受け流す
「家に帰ったら美味しいご飯作るからさ(˶ᵔ ᵔ˶)」
「なのです!(* ॑꒳ ॑* )」
シフォンとプリムは食べ物で釣ってくる
「( ˘・н・)むぅ」
城の1階に上がると、聞いたことのある声が部屋の中から聞こえる
「……あぁ。そうだ。だからお前達にも…………そうか…………よろしく頼む……」
………レナス??
この部屋は入った事が無いな………
コンコン……
ノックをしてみる
「誰だ!!ここには近付くなと言っただろうが!!」
かなり荒い声が返ってきた
「ご、ごめん。ボク、アイリスだよ……」
「え!?アイリス!?ごごごごごごめん!!」
パタパタパタパタ………
中から慌てて出てくるレナス
「…………すまない、魔界と連絡していたもので……」
「それにしては緊張感の無いスリッパねꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑」
レナスの足元には可愛い猫のスリッパが装備されている
「こ、これは、姫がいつも鎧だから城の奥にいる時くらいは楽にしなさいと………( ,,>_<,,)」
メッチャ顔が紅くなっているレナスを見て
「あははははꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑 イイと思うよw」
「似合ってるのです(˶ᵔ ᵔ˶)」
「嫌いじゃないよ( 。˃̵ᴗ˂̵。)ププ」
「魔王のスリッパって高く売れるかもよꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑」
好き勝手に言っている4人
「そ、そうかな…?(///∇///) ♡」
レナスはニヤけている
「で、何で魔界に連絡を(。´・ω・)?」
尋ねるアイリス
「そこは、久しぶりに食事でもしながらでどうだ??お前達が地下牢にいる間に神さま。ノエルが動けるようになったからな。少し話をしよう。」
4人が地下牢で遊んでいる間に、もう夕方になっていたようだ
久しぶりに城の厨房に入ろうとすると奥から
……ッハー!!
ん???
またも聞き覚えがある声が……
「なるほど、そうすると香ばしく仕上がるのですね。」
「そうヒャッハー!仕上げに鍋肌からひと回しするヒャッハー!!」
厨房担当のドール達に何かのコツを教えているのは
「ヒャッハーじゃん!!Σ(´⊙ω⊙`)」
4人が驚いて声を上げる
「久しぶりだヒャッハー!!(˶ᵔ ᵔ˶)」
話を聞くと、昨日この街に着いて居酒屋を出す店舗を探しているらしい。
まだ決まらない為に、調理師として城に置いて貰っているそうだ
「じゃあ、今夜はヒャッハーが料理してくれるの??(´,,•ω•,,)」
「任せるヒャッハー!!(๑•̀ㅂ•́)و✧」
コレは期待出来そうだ♪
「すぐ出来るから、皆で待っててくれヒャッハー!!」
ヨロシク♪と言って姫たちの元へ向かう
部屋に入ると、姫とノエルが座っていた
「神様、もう動いてへーきなの?」
エレナが心配そうに尋ねると
「ええ、この国の医療は進んでるのね。体力と魔力はまだだけど、傷はほぼ治ってる。心配してくれてありがとう(˶ᵔ ᵔ˶)それと、ノエルって呼んでくれると嬉しいな♪」
そう言いながら首を少し横に傾けて微笑むノエル
見た目の年齢的にはボク達とそんなに変わらない
でも、この世界の始まりから終わりまでを3回見届け、お姉ちゃんの転生にも関わって今もココにいる
少なくとも何万年も生きているのだろう………
そんな人を呼び捨てにしていいのか、少し悩んだ
が
「分かった。じゃ、ノエルって呼ぶね♪」
「何の躊躇いも無く呼んだーーー!!Σ(・ω・ノ)ノお姉ちゃん!!少しは敬意ってものを………」
「分かったのです!ノエル!(˶ᵔ ᵔ˶)」
「りょ〜かい、ノエルね(๑•᎑•๑)」
「お前らもかーーー!!Σ(´⊙ω⊙`)」
ワタワタしているアイリスを見て、クスクスとノエルが笑う
「今回のクイーンはツッコミ上手なのね(*´ 艸`)」
芸人みたいに言わないで!!!ヽ(`Д´#)ノw
「さて、それはそうと………レナス、何で魔界に連絡を??」
エレナが切り出した
「………おそらく、マルスは天界、人間界、魔界。全てを滅ぼすつもりだろう……」
…………そうだよなぁ…………神界に侵略するって事は、唯一神になるつもりだろうしなぁ…………
「で、だ。魔界の腕の立つ戦士達と魔王達に協力を頼んだ。神界の神達が全て殺される前に神界に行き、神と協力する為だ」
確かに、少しでも味方が多い方がイイ……
「他の魔王は俺よりも強い。まぁそれぞれの得意分野だけだがな。それと………アイリス、もう一度俺の血を吸ってみてくれ」
ヾノ・ω・`)イヤイヤ
また暴走したらどうするのwww
「………恐らく、もう暴走はしない。ノエルが言っていた。お前の魔力の容量は無限にあると」
そんなワケ無いでしょwww
容量オーバーしたから暴走したのに………
「…頼む、試してくれ」
周りにいる皆を見回すと、全員が真剣な目でボクを見ている
……分かったよ………暴走したら、今度こそレナスが止めてよね?(˶ᵔ ᵔ˶)
優しく微笑む
「任せろ」
差し出されたレナスの腕に噛みつき、血を吸う………
………アレ???
確かに魔力が一気に増えたのに、体が言う事をきく
「ホントだ!!!www」
自分でも驚いて、思わず笑ってしまった
「でな、コレは俺の固有召喚なんだが………地獄剣舞って言ってみてくれないか??」
固有召喚???
そんなの出来るワケないのに……
「…………地獄剣舞」
アイリスの周りに召喚陣が展開され、浮かび上がる無数の禍々しい剣達
「なに!?なにこれ⁽⁽◞(꒪ᴗ̵̍꒪=꒪ᴗ̵̍꒪)◟⁾⁾!?」
慌てて剣を召喚陣に戻すと
「…………まさかとは思ったが………」
「………今まで、こんな能力を持ったクイーンはいなかったわよ…?(꒪ꇴ꒪ ; )」
「どーゆーことなのです!?(´⊙ω⊙` )」
プリムが尋ねる
「つまり、アイリスは血を吸った相手の能力まで使えるようになるって事だ。試しに番犬って言ってみな」
「……ケルベロス…」
またも召喚陣が展開され、現れたのは
「………ポメラニアン…?」
ワン!!ワン!!
一斉に皆がモフりだす
「もふもふ〜♪もふもふ〜♪」
プリムとシフォンが真っ先に飛びついた
「あーー!!ズルいーーー!!!お姉ちゃんにもモフらせろーーー!!ヾ(*`Д´*)ノ"」
「アタシもです!!!!(๑✪ω✪๑)」
「あの…良ければ私も…ニヤ(°∀° )ニヤ」
エレナ、姫、ノエルまでもモフり出したwww
「こ、これのどこが番犬なの?ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑レナスwww」
涙が溢れるほど笑いながらレナスに聞くと
「怪しい奴が居ない所ではこの姿なんだꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑 ま、夜営する時に召喚すると役にたつぞwww」
すると、ポメの動きが止まった
耳をヒョコヒョコ動かして周りを警戒している
「……警戒している………何か来るのか?」
…………ガラガラ…ガラガラ………
音が近付くにつれ、ポメの眼つきが変わる
………グルルルルル…………
鋭い眼つきに変わり、体も大きくなり始めた
「全員!!ドアから離れろ!!!」
すぐにドアから遠い位置に移動し、武器を構える
バーン!!!と勢い良くドアが開かれた瞬間にポメは全力で襲いかかる
「おまた……ヒャッハー!?!?!?!?!?!?」
食事を運んで来たヒャッハーに襲いかかるポメ
ポメ!!!おすわり!!!!!
ヒャッハーの寸前でキキーーーー!!っとブレーキをかけ、いい子におすわりをする巨大ポメ
「⊂(・∀・)⊃ セーフ!!!www」
ヒャッハーに事情を話すと、ポメのご飯も用意してくれた
………相手の能力も使えるようになるのか…………
少し複雑な気持ちだが、もしかしたらマルスを倒す事も……出来るかも…………
そんな事を思いつつ、久しぶりの皆での食事を楽しむアイリスだった




