アイリスの暴走
ハァ…ハァ…
コイツさえ…リリスを殺したコイツさえ…!!!
うおおおおおおおおおおお!!!!
ブレードはマルスの障壁を切った!!
マルスの右肩にめり込んだブレード
…このまま…打ち下ろす!!!!
両手に力を込める
…ドクン…
…え…?
アイリスの視界は真っ赤に染まっている
マルスにめり込んだブレード…
ただ、下に振り下ろすだけでイイのに…
腕が…動かない……!!
「…暴走しなければ、もう少しイイ所まで行っただろうがな…」
マルスに頭を捕まれ、放り投げられたアイリス
3軒の家を貫いた所で止まった
そのまま姿を消したマルス
…殺す…殺す…殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
…え?殺す…?
アイリスの意識は戻っていた。だが
体は言う事を聞かない
「アイリス!!落ち着いて!!もう大丈…かはぁ!!」
殴られて吹き飛ぶエレナ
「エレナ!!お前らは手を出すな!!俺が…何とかするって言ったんだから…援護を頼むぞ!!!」
暴走しているアイリスに向けて踏み込むレナス
「…うおおおおおおおおおおお!!」
…何で…??
レナスの一撃を素手で止めるアイリス
「…クハハ…(灬ºωº灬)」
全くダメージを受ける事ないアイリス
…嫌…嫌だ…!!!
「アイリス!!正気に戻って!!!!」
打ち込んでくる姫に向かって、カウンターで対抗する
モロに姫の顔にカウンターが決まる
「…が…!!」
そのまま吹っ飛ぶ姫
「…ぐがぁぅ!!」
違う!!!こんな事したくない!!
嫌だ!!
アイリスの体は止まらない
「…く…アイリス…止まって…!」
そう呟くシフォンに向けて攻撃を止めないアイリス
…お願い…止まって……!!!
止まってよ………
止まってよ!!!!!!!!
アイリスの攻撃をなんとか防いでいるシフォン
だが、足がもつれて体制を崩す
振り下ろされるアイリスの一撃
「…アイリス…ごめんね…止められなかった…」
ガキィ!
「……え??」
アイリスの一撃を止めたのはクリス
鞘のままの小太刀2本でアイリスの一撃を止めている
「…シフォン…早く…逃げて…!!:(っ`ω´c):」
「う、うん!!」
すぐに離れるシフォン
「…アイリス!!!」
誰も傷付けたくない!!!
お願い…!!!
止まって…!!!!!!
アイリスの前に毅然と立ちはだかるエレナ
アイリスの銃を弾き落とし
…そのまま抱きしめた
「アイリス…大丈夫…大丈夫だよ…?」
エレナに抱きしめられ、少しずつ目が優しくなっていくアイリス
アイリスの目に涙が浮かび始める
「お…姉……ちゃん………お姉ちゃん………ふええええ………………」
全員が武器をおろす
「…ふええええ……お姉ちゃん……お姉ちゃん………怖かったよぉ……………」
「ヨシヨシ…♪大丈夫大丈夫…(,,>᎑<,,)」
アイリスを抱きしめるエレナ
アイリスとエレナ。
2人の絆はとても強い…
そう感じたクリスだった




