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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
52/93

楽しい朝ご飯

ん…んん…


少し目を開けると、そこには寝起きのプリムが見ていた天井があった



…あれ??


昨日ボクはベッドで寝たんだっけ…??




寝ぼけた頭で思い出す



…プリムと入れ替わって



…皆とお酒飲んで



皆がボクに優しくて




あれ?

なんでまだボクなんだろ…?



もう魔力は溜まって…プリムと交代して


…ボクはもう居なくなるはずなのに…




「おっ!クリス起きたね〜?(。˃ ᵕ ˂。)」


着替えてる途中で下着の上にシャツを羽織った状態のシフォンだ


…えっと…なんでボクはまだ…



「その反応だと、昨日のは上手くいったみたいだね…♪」


すぐ横でズボンを履こうとしているエレナが言った



…昨日の…?


「結構激しかったからねぇ〜w頭がハッキリしてくれば思い出せるよ♪さ、着替えて食堂に行こうか*´ω`*あ、アイリスはもう少し寝かせてあげてね??クリスが寝た後、大変だったんだからwww」




…ボク何した!?⁽⁽◞(꒪ᴗ̵̍꒪=꒪ᴗ̵̍꒪)◟⁾⁾


不安でいっぱいだが、とりあえず着替えをして食堂へ向かう3人



食堂には姫とレナスがすでにおり、リリスが2人に温かいスープを出しているところだった



とても良い匂いがする…



「おはよう、3人とも♪(* ॑꒳ ॑* )」


窓辺から姫が3人に朝の挨拶をする


「おはようございます、姫♪」



お、おはようです姫


…しまった…言葉遣いを間違った…:(´ºωº`):


下を向くボクに姫は


「あはは♪イイの♪その気楽な感じの方が好き♡皆もね♪やっぱりアイリスはまだ寝てるんだね…?」


少し心配そうな姫は


「ま、アイリスだから大丈夫だよ♪ね?」


エレナとシフォンに笑顔で尋ねる



「当たり前でしょ?アイリスだよ?ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑」



ですよねぇ〜ꉂꉂ˖(ˊᗜˋ*)的な感じで姫が笑った



「ほら、コッチに来て空を見てみろ」


そう言ったのは姫の横にいたレナス


レナスの横に並んで空を見てみると…




…え、何??この不自然な雲は…?



周りには分厚い雲が掛かっているのに、お城の周りの雲だけ薄い



場所によっては青空が見えるくらいだ



「これ、クリスが寝た後にアイリスがやったんだぞ??笑」



…雲を撃ち抜いたってこと!?Σ(・ω・ノ)ノ


魔力って空気中にどんどん散らばるんだよ!?


「…暴走しそうだったからなぁ…必死だったんだろう…」


優しい目をしながらレナスが答えた


でも優しい中に少し、不安な感じも受けた



…暴走!?アイリスが!?


いつもリミッターを外した段階でとんでもない魔力を扱えるアイリスが制御出来なかったっていうの!?



「ええ…アナタの血と魔力を吸った後、アイリスは体の異変に気付いた。すぐにアナタを寝室に寝かせ、私達に気付かれないように魔銃を持って屋上に行ったみたい。でも、魔銃を撃とうとした時に…魔力が暴走を始めた。…アイリスは流石よね。私達に被害が出ないように、必死になって立ち上がって…何度も何度も空に向かって撃ってたよ…」


姫はもどかしげに口元に右手を持っていく



「それにね…「誰も傷つけたくないの!!」って…まるで、自分の中の何かを抑えるように叫んでたんだよ…」


そう言ったのはエレナだ



…もしかしたら…アイリスの中には…




ぐうううううぅぅぅ


間の抜けた音が部屋に響く



「おあよ〜…お腹減った〜…(ヽ´ω`)」



ボサボサの髪にパジャマのままのアイリスがやってきたのだ



あははははははは!!ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑


皆が一斉に笑う



「笑わないでよぉ〜…お腹空いて死にそうだぉ〜…(ヽ´ω`)」



スッと立ち上がった姫が


「ね?アイリス?とりあえず、少し私の血を吸いなさい♪今、リリスがご飯作ってくれてるから(* ॑꒳ ॑* )」



ボケ〜ッとしていたアイリスだが


「いや!!姫の血吸ったらレナスに絶対怒られるからダメ!!!……ってレナス?なんで笑ってるの???(。´・ω・)?」


「いや、スマンwww怒らないから、姫がイイって言ってるんだから吸ってくれwww」



レナスは笑いながら手を横に振りながら言ってくれた



「じゃ、ちょっとだけ貰うね♪」



椅子に座った姫の首筋に後ろからアイリスが噛み付く



「ん…♡……んんん!!??ちょ!!!アイリス!?!?♡」



一気にトロケる姫の表情


「ま、待って…♡アイリス……!!も、もう…!!」



ぷぁ♡



「ハァハァ…♡アイリス…もう…大丈夫…??♡」


すでに相当キている姫がアイリスに聞いたが、

すぐにレナスストップが掛かった為に続きは無かった



レナスは後ほどのお仕置きを覚悟した




「姫、ありがと♪お腹は減ってるけど、かなり魔力戻った⸜(* ॑꒳ˆ * )⋆*❤︎」



アイリスの魔力を見てエレナが言う


「…昨日と同じ位の魔力…だよね…??」


それに姫が応える


「…ええ…やっぱり…ヴァンパイアクイーンの能力……能力拡張だと思う…」



…能力拡張??



「いっぱい食べると胃が大きくなるでしょ??それと同じで、魔力の濃い血を吸うと容量キャパが大きくなるの…今まで少ししか吸わなかったんでしょ??でも、昨日はエレナに言われて一気に吸ったから、対応が間に合わなかった…って考えると今の状況も当てはまると思うんだけどなぁ…」



…確かにそうだ。


じゃないと、昨日と同じくらいの魔力があるのに暴走してないのはおかしい




「ま、これから確かめよう?♪私もお腹空いた〜!!リリスぅ〜まだぁ〜???」


テーブルをトントン叩く姫


…可愛い♪


「もう出来ましたよ♪みんな、運んで?」




あ━━ヾ(๑`꒳´๑)ノ━━い!!


完全に幼稚園状態な朝の食卓



…えへへ…楽しい

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