明日は魔力炉を見に行こう でも、その前に
「はい!仲直りした所で♪皆揃ってるならちょっとお手伝いをお願いします(。˃ ᵕ ˂。)」
そう言うと、リリスは全員を厨房の中へ連れていく
厨房の台の上にはお盆の上に9つに仕切られた四角い皿が乗せられ、色とりどりの料理が入った小鉢が収められている
その横には箸休めであろう漬物が添えられ、薬味も何種類か用意されている
「すごーい!!!あたし達がお風呂に入ってる間にこんなにいっぱい作ったの!?(๑⊙д⊙๑)」
エレナが素直に驚いている
そしてリリスが
「作ったのはお漬物くらいですよ♪あとは温めて盛り付けただけですから(*╹꒳╹*)」
「…温めて…?って事はまさか、これ全部缶詰めとか言うワケじゃないよね!?」
ちょっと興奮気味にアイリスが聞く
「そのまさかですよ♪」
リリスが指差した方向を向くと
「和食」「洋食」「中華」「イタリアン」「フレンチ」「おつまみ」
などなど、ジャンルごとの棚があり、ものすごい種類の缶詰めが並んでいた
「ルイステリアぱねぇ!!(º ロ º )」
思わず叫ぶアイリス
するとシフォンが1つの棚に向かって行き、缶詰めを手に取る
「あの…生牡蠣って…嘘ですよね…?流石に生ものは…(^_^;)」
「開けてもイイですよ♪」
恐る恐る生牡蠣の缶詰めを開ける
「…なんで??なんで腐ってないの!?しかも今剥いたみたいだよ!?」
その疑問に姫がニコニコしながら答える
「それはね、この缶の中は時間が止まってるからなの♪特殊な術式を缶自体に刻印してあるから、フタを開けなければ新鮮なままなの♪ただ、術式の効果は15年で切れるから、そこを賞味期限としてるのよ*´ω`*」
「ルイステリアぱねぇ!!(º ロ º )」
思わず叫ぶアイリス
「それに、必ず浄化の魔法を掛けてから缶詰めにしてるから、生で食べても当たらないよ♪」
「ルイステリアぱねぇ!!(º ロ º )」
「…さっきからそれしか言ってないよ??アイリス??」
…失礼しました
プリムはデザートの棚を物色している
「ほら、今開けた生牡蠣も食べるでしょ??すぐお皿にのせるからコッチに頂戴?*´ω`*」
シフォンがリリスに渡すと、追加の小鉢に慣れた手つきで盛り付ける
「…よし!コレで人数分出来た♪自分の分は自分で持ってね♪ママのお手伝いよろしくね♪」
ごとん!!!
驚いて全員が音がした方向を向くと
プリムが缶詰めを落としただけのようだ
アイリスが近付き
「大丈夫??足に当たったりしなかった??(´・ω・`)」とプリムに声を掛けると
「えへへ〜♪大丈夫だよ♪」
プリムは笑って答えた
…??
少し違和感を感じたアイリスだが
「そっか♪じゃ、皆でお盆運ぼう*´ω`*」
1人1つのお盆を持って食堂へ向かう
…ん??
1…2…3…4…5…6…………7!?Σ(´⊙ω⊙`)
「リリスも食べられるの!?Σ٩(๑⊙Δ⊙๑)۶」
リリスは笑顔で
「はい♪食べる必要はないですけど、1人ぼっちで食べるのが寂しい方の為に食べられる機能がついてますよ♪ドールはご主人様の要望に応える為に作られてますから⸜(* ॑꒳ˆ * )⋆*❤︎」
「ルイステリアぱねぇΣ(´⊙ω⊙`)」
アイリスがさ
「だからもうええわ!!(╬⊙д⊙)」
全員がアイリスにツッコミを入れた珍しい瞬間だった
食堂に着くと食事の時と違い、テーブルは短く7人が丁度よく座れるようになっていた
「リリスが替えてくれたの(。´・ω・)?重かったでしょ??」
姫がリリスを気遣う
「私じゃありませんよ♪力持ちの男性が居ましたので(´,,•ω•,,)」
皆でレナスを見る
「だ、だって、女の子に重いもの持たせるわけには…( ,,>_<,,)」
…流石、騎士団長で姫の旦那♪優しいね♪
テーブルに料理を置き、部屋の周りの棚に置いてあるお酒の中から自分の好きな物を注いで席に着く
「ぢゃ、レナス。一言どーぞ!!w」
いきなり振られ、慌てるレナス
「お、おれ!?…えっと…宴もたけなわではございますが…」
「ど定番のボケはいいから!!(╬ ω )」
┏○)) サ─センッシタァァ─!!
「改めて…今日は俺達のライブに来てくれてありがとーーー!!ラストの曲です…聴いてくだ #)゜3゜)'∴:. ゴフッ」
姫の強烈な一撃がキマる
姫
「助けてくれてありがと♪今日は皆で楽しみましょ♪乾杯♪」
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪カンパーイ!
グラスのお酒を飲み、料理に手をつける
エレナ
「このカキ、メッチャぷるぷるで旨味が凄い〜♪殻付きだったら直火で焼きたかった〜。°(°´ω`°)°。」
リリス
「誰かしら言うと思って…」
カキの殻と焼網、そして…コンロ?を持ってきたリリス
「網をコレの上に置いて、魔力を流してくださいね♪流してる間だけ火が出ますから♪」
わほーいヾ(●´∀`●)ノ
小さいから1つづつしか焼けないが、自分好みに焼けて嬉しい♪
シフォンが小鉢のエビチリを食べる
「…くー!!プリップリだよ〜!!♪(✪▽✪)」
「ポリポリ…この浅漬けウマーーーー!!!(๑⊙д⊙๑)」
アイリスがあまりの旨さに仰け反っている
「あははははははは!!ꉂꉂ˖笑˖(ˊᗜˋ*)アイリス落ちるよ〜w」
姫がアイリスの様子を見て爆笑している
「美味しいね!!プリム!!(* ॑꒳ ॑* )」
するとプリムは
「そ、そうですね!!ほんと美味しいね〜♪」
……???
エレナがアイリスに聞く
「ねぇアイリス。明日はどうする??」
するとアイリスは
「明日は皆で残りの魔力炉の様子を見に行こうよ♪再起動出来るのがあるかも知れないし♪街の中の様子もちゃんと見たいしさ」
全員が頷く
「あ!!そうだ!!姫、アイリスの花を使って作ったお酒があるの!!飲んでみない!?(*ˊᵕˋ*)੭」
姫に訊ねるアイリス
「え!?そんなのがあるの!?飲んでみたい!!(✪▽✪)」
「ぢゃ、何本か持って来るね!!プリム、手伝ってくれる??*´ω`*」
「は〜い♪(*´▽`*)ノ」
と、言う事でアイリスとプリムで馬車に向かう
馬車に着き、荷台に上がりお酒を4本用意したアイリス
それと一緒にタバコを持った
「じゃ、アイリス。行こっか♪」
「久しぶりにタバコ吸わせて?」
馬車の外で魔力を使いタバコに火を点ける
……ふぅー……
煙を吐き出して、アイリスが口を開く
「…ねぇ、アナタは誰??」
ビクッとなるプリム
不安そうに両手を胸の前に構え、目が泳いでいる
「えと…プリム…だよ…?」
「いつものプリムじゃないでしょ??大丈夫。怒ったりしないから。少し話を聞かせて?(* ॑꒳ ॑* )」
アイリスはいつものように優しく笑った
「…あのね、アタシはプリムを守る為のプリム。もう一つの人格…って言えばイイのかな…。」
アイリス
「…やっぱりね…。急に口調が変わったから、もしかしてって思ったんだけど…。」
「あのね、プリムは小さい頃…」
アイリス
「虐待されてた。その時のトラウマからアナタが生まれた…でしょ??」
「…!!どうしてそれを…何も話してないはずなのに…」
プリムは驚いた顔をしている
アイリス
「前に恐怖現実を受けた事があったでしょ??あの時プリム、ずっと両親にごめんなさいって言ってた。そして、さっき缶詰めを落とした時はリリスがママのお手伝い、って言った。あの時でしょ?入れ替わったの。」
「…そうです。心が拒否反応を起こしたんだと思います。」
アイリス
「アナタ、プリムに伝えてくれるかな??元気になったらお姉ちゃん達のとこにおいで♪って(´,,•ω•,,)」
「はい!!」
タバコの火を消し、お酒を持つアイリス
「プリムが元気になるまでよろしくね♪プリム*´ω`*」
「はい!!」
残りのお酒2本をプリムが持ち、皆の所へ向かう2人
「おっ待たせ〜♪」
2人で顔の少し上にお酒のビンを持ち上げて皆に見せ、棚に一度置いてから1本を開ける
テーブルにはリリスが用意したであろう新しいグラスが置かれていた
「…美味しい!!甘いのにサッパリしてるね!!(* ॑꒳ ॑* )」
姫は気に入ったようだ
そしてレナスは
「…俺は少し甘いかな…レモンでも入れたら良さそうだ♪でも美味いよ♪ありがとう♪」
…気に入って貰えて良かった♪
スッと立ち上がるエレナ
「…で、アナタの事は何て呼べばイイのかな??」
プリムの事を見つめる
「え、え?」
どういう事か分かっていない姫、レナス、シフォン
「お姉ちゃん…気付いてたの??」
「確信は無かったけど、アイリスがわざわざその子と外に出たからね。いつも一緒にいるんだからなんか違うのは、分かるよ♪それに、普段タバコ吸わないアイリスからタバコの臭いがしたら尚更でしょwww」
…さすがお姉ちゃん…www
「ね?なんて呼べばイイかな??」
考えている元プリム
「…混乱しちゃうからプリムで!(´,,•ω•,,)…プリム、きっとすぐ戻って来るし♪それに…」
それに…?
「あたし、きっともうすぐ消えちゃうから!ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑プリムがいつも笑ってれば、あたしは必要無いんだからさ(´,,•ω•,,)」
…2人のプリム…どちらもイイ子。
何かイイ方法がないかな…




