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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
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ごめんなさいのお菓子

「サッパリ〜♪」


そう言いながら最初にお風呂から出たのはプリムだ


お風呂に入る前はバサバサになっていたピンクの髪は、ツヤツヤとしている


「コラ、ちゃんと体を拭いてから脱衣所に行かないとダメでしょ!www」


ある程度拭いて、頭にタオルを巻いたまま出て来たアイリス


「はーい♪」


プリムは一度お風呂場に戻り、体を拭いて脱衣所に戻って来た


「…ん〜??もしかして…」


プリムは自分の髪をワシャワシャと拭いてみた


「ちょ、そんな拭き方したら髪が絡ま…ってないね??」


まだクシで解かしていないのに、手櫛だけでほぼまとまっている


すると、アイリスと同じように頭にタオルを巻いた状態で出て来た姫が


「凄いでしょ??ルイステリアの石鹸はね、全てに保湿魔法と保護魔法が掛かってるんだよ♪だから傷んだ髪もかなりツヤツヤになるんだ(´,,•ω•,,)」


凄く嬉しそうに話す姫


「保湿魔法…生活魔法の1種って事??」


アイリスが訊ねた


「そ♪全身洗ったはずだから、プルプルだよ♪」


試しに自分のほっぺを(ノ)・ω・(ヾ)ムギューとしてみるアイリスとプリム


手を離そうとするとくっついて来るのが分かる


「…あの石鹸スゲーー!!Σ(´⊙ω⊙`)高いんでしょ??」


「全然♪石鹸工場に行って、甘い花…あなた達がアイリスの花って呼んでる花と自分の魔力を使って錬成するの(* ॑꒳ ॑* )」


プリムは疑問に思った


「錬成って、誰でも出来るの??(。´・ω・)?」


「錬成陣が分かってればね♪錬成陣さえあれば、材料と魔力を流せば出来上がるの(* ॑꒳ ॑* )」



…なるほど、つまり、錬成陣はレシピみたいな物なんだな…


そう解釈したアイリス


「…ね??この石鹸も売れるよね…( • ̀ω•́ )✧」


プリムがアイリスに言った



「…だね。ね、姫。アイリスの花は工場の近くにも生えてるの???」


それに対して姫は

「生えてるはずだよ?途中で落としちゃう人もいたから、細長い花壇を作ったから♪」



少し考えるアイリス

「魔力炉と工場は繋がってる??」


「繋がってはいるけど、あの工場は第3魔力炉とだけ繋がってるの。だから…」


…そか♪りょーかい♪



少し考えるアイリス



その時

「ねーねー、姫??あの装置は何??(。´・ω・)?」


プリムが指差した先には、ボタンが沢山並んでいる細長い箱が置かれていた


「ね!アレなんなの??(✪▽✪)」


縦に細長い箱の上には複数のボタン


真ん中より少し低い位置に小さな扉…



…これはもしや




「これはね、ボタンを押しながら魔力を送るとボタンに書いてある飲み物に変換してくれるんだよ♪」


やはり自販機かぁーー!!(º ロ º )


するとプリムが自販機の側で

「この自由ってボタンは何?(。´・ω・)?」



「それは、自分のイメージをそのままコップに入れてくれるよ♪」



アイリスとプリムの目が(`☆ω☆´)キュピーンっと輝いた



(。´・ω・)?

状況がよくわかっていない姫



「まずはプリムからなのです!!」


すぐにイメージをまとめる


「香ばしく…ほのかな苦味…そして絶妙な甘さ…」



微かに装置からフィーーという音が聞こえる



少しすると、ピーー…という音がして下にある小さな扉が開いた




そこにあったのは


「わ〜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝⋆*〜い コーヒー牛乳〜♪」


コーヒー牛乳を取り出し、少し舐めて見る


「うん!!これは美味しいね!!」



「コーヒー…牛乳??」


姫はコーヒー牛乳を知らないようだ



「さて、次はアタシの番〜♪」

イメージしながらボタンを押すアイリス



ピーー…


開いた扉の先には


てってれーーー!



「フルーツ牛乳〜♪」


味見をしてみると、間違いなくフルーツ牛乳だ。



「ど、どんな味が…(^_^;)」


やはり姫は知らないようだ


「姫、おごるよ♪どっちがイイ??(* ॑꒳ ॑* )」


「…じゃ、じゃあ、フルーツ牛乳で…」


ピーー…

アイリスの魔力はフルーツ牛乳に変わった



「はい!姫どーぞ♪」


アイリスからフルーツ牛乳を受け取ると、恐る恐る口をつけた姫



「…これ美味しい!!」

そのまま飲もうとする姫を止めるプリム


「姫!!今から正しい飲み方を教えるのでマネしてみるです!!」


するとプリムとアイリスが足を肩幅に開き、左手を腰に当てた


姫もマネをする



「このまま〜…飲む!!!!」


アイリスとプリムの喉がゴクッ!ゴクッ!と

音を鳴らしながら各自の牛乳を一気に飲み干した




「ぷはぁーーー!!さ!やってみて♪」


アイリスに促され、やってみる姫



「えっと、足を開いて手を腰に当てて…」



ゴクッ…ゴクッ…


なかなかイイ音をさせる姫の喉

そして一気に飲み干すと



「ぷはぁーーーー!!美味しいね!!この飲み方!!」


少し口の端から垂れている白い液体を見て思わず(エロい…)と思ったアイリスとプリム



「明日もまたやろ〜っと♪」


姫に気に入って貰えて何よりだ



「コラ、三人とも。パンツ1枚で何やってるの??揉んじゃうぞぉ〜?(*´﹃`*)」


と、エレナに言われた3人は



「どーぞ!!♡」



「そこは恥ずかしがろーね!!??Σ(´⊙ω⊙`)」



姫、アイリス、プリムが着替えてる間にエレナとシフォンも飲み物を飲み、全員が集まった所で食堂へ向かう


…レナスは無事だろうか…



そんな事を考えていたら、厨房から出て来たレナスを見つけた



手に何かを持っている


…何の箱だろ??



「コラ!レナス!!厨房から何を持っていくつもりなの!?」


ビクゥッΣ(゜ω゜ノ)ノとなるレナス


「あ、いや、これは…」



挙動不審になるレナス


「ごめんなさいのお菓子、作ったんですよね??レナス様♪」


そう言いながら厨房から出て来たリリス


「ごめんなさいのお菓子??(。´・ω・)?」



顔をポリポリしながら、恥ずかしそうに


「さっきはごめんなさい!!これ、食べてください!!」


頭を下げながら箱を前に出すレナス


中身は…チョコ??


いや、柔らかそうだから生チョコだろう



「これ、ホントにレナスが作ったの??」

シフォンが聞くとリリスが


「材料と作り方は私が教えましたが、間違いなくレナス様だけで作りましたよ♪」



シフォンとアイリスが目を合わせる


2人とも笑顔になると、レナスの持っている箱からチョコを貰いすぐに食べた



「レナス♪美味しいよ♪ありがとぅ♪」


「全く、次は無いかもだよ♪ありがとぅ♪」




2人の言葉を聞いて、一気に表情が明るくなる


「ありがとう!!(≧▽≦)」

満面の笑顔でお礼をするレナス



…この笑顔はマオくんのまんまなんだよなぁ…w


そんな事を思いながら、ちゃんと仲直り出来た3人なのでした

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