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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
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中央広場に向かえない理由

アイリスはしっかりと抱きしめ合う2人を見て、自分の本当の姉の事を思い出していた



「…よく、ぎゅ〜して貰ったなぁ…」



「ごめんな、アイリス。こんな硬い所に寝かせちまって…」



「いいんだよ♪マオ君…じゃなくて、魔王レナス様♪」



バツが悪そうに鼻の頭をポリポリと掻く魔王レナス



「…せめて、呼び捨てにしてくれよ…流石にそれは悲しくなるって…(´ ・ω・`)」



「アハハ♪ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)笑 じゃ、レナスって呼ぶ♪」


いつも通り優しい笑顔を浮かべるアイリス



その時、何やらミシミシと音が聞こえた


身構えるレナス


「…まだ居やがるのか…!?」



音のした方に顔を向けると


姉に抱き締められながら口から泡を噴いているシフォンがいた



慌ててプリムが


「姫!!シフォン死んじゃうです!!!ヾ(。>﹏<。)ノ゛」



その言葉で我に帰る姫


「わぁー!!!!ご、ごめんシフォン!!!力の加減が分からなくて!!!!生きてる!?生きてる!?╰(ºωº ;)╯≡╰(; ºωº)╯」


…まだ身体強化フィンバースの効果はあるみたいだから、大丈夫だろう。


「…ね?レナス…魔族って皆あんなに強いの??」


レナスは答える


「んなワケねーだろ!一般市民は人間とも天使とも同じくらいだよ。魔王達を除けばな…」


…?魔王「達」?王様は1人じゃないの?(。´・ω・)?



アイリスが訊ねる



「ああ。そもそも、魔王っていうのは称号みたいなものだ。神話レベルの昔に、神の1人がこう言った」


争いだらけのこの魔界で、1番強い者の願いを1つだけ聞こう




「その言葉を信じた奴らが集まり、範囲を限定したバトルロワイヤル…殺し合いをした…」



強い者同士の戦い。それは熾烈を極めた


残り2人になった時、立っていたのは2人の魔王。



お互いの実力は拮抗している。


お互い最後の力で全力の技を繰り出した



…結果、相撃ち。



勝者なしで終わると思われた…


だが、そこには1人の少年が残っていた。


神は

「唯一残った少年よ。君が望む事はなんだね??」


その問いに少年は



「僕たち魔族を…人間や天使達と同じ強さにしてください!!」



レナス

「…そして、魔族は1人残らず人間や天使達と同じ強さになったってワケだ」




アイリスが聞く


「じゃ、あなたのその強さは??」



少しの間があってから答えるレナス


「…たまに、神様の封印を受けずに産まれる子供がいるんだ。封印される前の強さで産まれる子がな…それが魔王だ。」



…なるほど、だから魔王「達」なのね…



「そう。そして、魔王は人間界か天界に奉仕、または嫁ぐ決まりだ。」



……嫁ぐ!?Σ(´⊙ω⊙`)


「ああ…それと…」




「アイリス〜!!ご飯が出来たみたいなのです〜!!先に行きますよぉ〜!!」


ご飯の時のプリムは声がウキウキしている笑



「…ごめん、レナス。とりあえずご飯食べようか?夜中ずっと戦ってたから(^_^;)」



ぐぎゅ〜〜っと鳴るレナスのお腹



「…そうだな♪そうしよう。」



6人でテーブルに着き、出される料理を堪能する


その時



「…で、レナスさんは何でルイステリアに来たのです???(。´・ω・)?」



プリムの問いにレナスは返答に困っているようだ


「…魔界って、簡単には行き来出来ないって言われてますよ??(¬_¬)」


(ºωº; ≡ ;ºωº)オロオロ


慌てているレナスを見て、姫が答えた




「…この国の兵士達を育てて欲しいとお願いしたのよ???ルイステリアは、魔族と友好関係にありますからね♪」


「ひ、姫!!」



…そうか、だからルイステリアに入るには申請が必要なのか…



「で、来た理由はそれだけでしたっけ??騎士団長殿…??(ー"ー )」


あ、イラっとした時の顔がシフォンとソックリだと思う3人


シフォン

「…今、いらん事考えたでしょ(ー"ー )」



べべべべべつにぃ〜:(´ºωº`):




そして、レナスの口から出た言葉は




「アイリス姫と結婚する為だ!!」




( °д° )となっている4人



すると姫が


「魔族の人って、翼を隠せるでしょ??だから、ルイステリアにはたくさんの魔族がいた。そして、魔族と結婚してる人もたくさんいた♪お互いは知っているけど、周りに話せない人もたくさん…」


そうか…だから姫は…



「そ♪姫の私が堂々と魔族と結婚します!!って言えば、皆言いやすいでしょ?♪(⁎˃ᴗ˂)」


…でも、だからって…


アイリスが表情を曇らせる



「あ、だからって好きでも無い人と…とか思ったでしょ??お互い好きだからに決まってるでしょ??♪」



レナス

「まぁ、その…俺が惚れてしまってな…(⁄ฅ⁄⁄ฅ⁄⁄)♡*」



めっちゃ照れてるwww




「一生懸命な彼に…私が惹かれたのも事実だよ♡」



なるぼどね♪



…???でも、何であそこまでマルスの事を…




顔を真っ赤にして怒るレナス

「当たり前だろう!!魔界で正式に許可を貰い、やっと姫に報告出来ると王都に向かっている時、野営中の俺をいきなり封印したのだぞ!?計画の邪魔だと言ってな!!ヤツがいなければすでに子供の2人や3人いてもおかしく…あ…( ,,>_<,,)」



照れる2人




そして…いぢわるな笑みを浮かべる3人



エレナ

「…だからシフォンにベッタリだったんだぁ〜?姫にソックリだもんね〜?ニヤ(°∀° )ニヤ」


一瞬ピクッと姫が反応する



アイリス

「毎日一緒にお風呂入ってたもんねぇ〜ニヤ(°∀° )ニヤ」



レナス

「い、いや、それはその…:(´ºωº`):」


さらに反応する姫



「でも、3人で入った時はプリムのおっぱいばっかり見てたのですぅ〜ニヤ(°∀° )ニヤ」



「ま、まあ、記憶を封印されて子供の状態だったワケでありますからですね…(╬⊙_⊙)」



アイリス

「それに、皆の前でこれでもか!ってくらい大きくなったモノを堂々と見せてくれましたし…ニヤ(°∀° )ニヤ」



ぷち



何かが切れる音がした



「レナス!!!そこに座りなさい!!!(╬⊙д⊙)」



「ご、誤解だよ〜!!ワザと見せたワケじゃ無いんだよ〜!!!」



「見せたワケじゃない…なら、見てたのはワザとね!?(╬⊙д⊙)アタシの妹と大事なお姉さん達の裸をじっくり眺めてたって事ね!?!?(╬⊙д⊙)」



(((( ;゜д゜)))アワワワワ...



怯えるレナス


「イイでしょう…アタシと同じように1度死んで来なさい…」



姫の周りに展開される召喚陣



顕現せよ…


「夢を刈り取るナイトメア・グリムリーパー!!」



ゴゴゴゴゴゴゴ…

アイリス

「姫!!それはだめーーー!!!!:(´ºωº`):」


シフォン

「落ち着いて!!子供のした事だから!!!(・∀・;)」


エレナ

「あたし達が悪ノリしただけなの!!だから、ね!?(꒪ꇴ꒪ ; )」



プリム

「…もっかい、吸う??(///∇///) ♡」





姉×3

「プリムーーーーーーーー!!!!ヽ(`Д´#)ノ」


こうして、なかなか中央広場に行けないのでした

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