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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
34/93

祠の封印ガチャ

…ん…んん…



久しぶりに痛みで起きる事なくしっかり眠れたな…



でも、時間が少し早かったみたい



まだ皆眠っている



ベッドから降り、自分のレイピアを持ちそ~っと寝室を出る



玄関を開けると、吹き込んで来る少し肌寒い風


「ちょっと寒いけど…」



レイピアを抜き、足元に落ちている葉っぱを1掴み上に投げる



「すぅ…」


10数枚の葉っぱに向けて突きを繰り出す


しかし、4枚程外してしまった


「…やっぱなまってるなぁ…いてて…」


やはり、まだ完治はしていない



レイピアは駄目でも…


「風よ集いて牙となれ…風刃ヴェテビエーズ!!」



無数の風の刃が森の中に消えた


…よし、魔法での援護なら出来る


家の中に入ると



「お姉ちゃんおはよ♪痛みはどう??」


アイリスが起きて、朝食の準備をしていた


「かなりイイ感じになって来たよ♪まだレイピアは駄目だけど、魔法なら大丈夫そうだよ*´ω`*」



「そっか♪ならもうすぐ治るかもね♪良かった(⁎˃ᴗ˂)」


手早く朝食を仕上げる



匂いに釣られたプリムとシフォンが起きて来た


「おあよ〜…」


「おはよ♪ご飯出来たよ♪」



「いただきまーす♪」


4人で食べるご飯は楽しい♪

少し前までは一人で食べてたからなぁ…


しみじみするアイリス



「で、結構痛み無くなって来たから2〜3日中に出発しようと思うんだけど…」


エレナが言った


「うん、大丈夫だよ♪ね?シフォン、プリム♪」



「あ、その前に…」


先日見つけた祠の話をするプリム



「封印されてる祠…か…気になるね…」

エレナがアイリスに視線を送る


「危ないかも知れない。でも、ルイステリアに封印されてるなんて何なんだろ…」



食事を終え、身支度を整えた4人


「イイ??封印が解ける場合、まずはアイリスとプリムは血を吸う事。シフォンはお酒飲んでね。ヤバいと感じたらすぐに逃げる。4人バラバラに。集合場所はこの家だから。」


「Yes!Mom!!」


「どこの軍隊だwwwじゃ、行こう♪」



プリムとシフォンの案内で祠がある洞穴に着いた



「…かなり強い封印と結界だね…」


エレナが確認しながら言う


「でしょ??破れるかな??」



プリムが魔力成型ギュニスターブで創ったナイフを抜くシフォン


身体強化フィンバース


「…は!!!」



結界に当たると同時に火花が飛び散り、弾かれたナイフ


「…なら」


ナイフを1度鞘に収め、抜刀の構えをする


「飛天○剣流…九頭○閃!!!」



「それ、抜刀術じゃねーから!!抜いてる状態で撃つ技だから!!!(╬⊙д⊙)」


タダの超高速連撃をぶち込むシフォンだが、手応えは無い



「ハァ…ハァ…駄目か…( • ̀ω•́ )✧」



「何やりきった感出してんの!?技出せて無いからね!?ヽ(`Д´#)ノ」


フォン…


ツッコミを入れるエレナを横目にガ○ブレードを構えるアイリス



…いや、確かにこの前は壁を切り刻んでたけど…


流石に結界は…




ゆっくりした動きで結界に刃を当てるアイリス



バチバチバチバチ!!!!


…ほら、流石に無理だよ…♪


1度体勢を整えたアイリス



踏み込む為に力を溜める


右下に構えているガンブ○ードの持ち手に左手も添えた



「両手持ち!?」



片手で振るよりも間違いなく威力が上がる!!


しかも、さっきはゆっくりと当てただけに過ぎない


ドン!!


血を吸っていない状態にも関わらず、凄い踏み込みだ



「おおおおおおおおおおーーーーーー!!!!」



右下から左上に振りぬかれた斬撃



砕ける結界


…火花すら出なかった…


完全にアイリスの斬撃の威力が上だったという証拠だろう



洞穴の結界は破壊した


後は祠の封印だ…



「ココからは念の為に…全力出せるようにしよう…」




全員が頷く


血を吸ったアイリスとプリム


お酒を飲んだシフォン



祠の前まで来ると…


「…この祠の中…凄い魔力…」



全員がヒシヒシと感じていた



「…覚悟はイイ??それと逃げる準備も♪」





「どっちも出来てるよwww」



…じゃ、行くよ!!



祠の扉を叩き斬るアイリス



次の瞬間、中から予想以上の魔力が溢れ出した



「うそ!?こんなに強い魔力なんて…!?」



障壁を展開し、なんとか堪える



魔力の流出が弱くなった



祠の中を確認すると



「…子供????」



7〜8歳くらいの男の子が裸で倒れていた


「ボク??ボク??(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾ペチペチ」


エレナがほっぺたを叩くが、反応はない


アイリスが脈の確認をする



「…大丈夫。脈はある!」


「ってどこで確認してんだお前わーーー!!!ヽ(`Д´#)ノ」



「え?わかり易いかと思って」




少しづつ手を動かし始める



と、その瞬間にエレナの高速アッパーがキマる

(‘д‘⊂彡☆))Д´)パーン!!


「脳が…震える…_(°ω°」 ∠)_」



「それはペテルギ○ス!!!www」




気を失ったアイリスをシフォンが、ローブを着せた男の子をエレナが抱き抱えて家に向かう




プリムは周りを観察して、果物があれば回収していた



家に着き、とりあえず2人をソファに寝かせる



「この子、凄い魔力だったよね…」


シフォンが人数分のカップを用意して、お湯を沸かしている


「ホントに凄い魔力だった…ガチでキレた時のアイリスレベルだったよ…」


エレナは2人に毛布を掛けている


「勝てる気がしなかった…(*´༥` *)モグモグ」


「でも、なんで最初だけ凄かったんだろうね…?」



お湯が沸き、アイリスと男の子の分のカップ以外にコーヒーを作るシフォン



「ずっと溜まってた魔力が一気に吹き出たのかな??今はそんなに魔力感じないし…」



2人の脈を確認したり、お風呂の用意をするエレナ




「起きたら聞きましょう♪(*´༥` *)モグモグ」


エレナ&シフォン

「喰ってないで手伝え!!!!ヽ(`Д´#)ノ」



「は、はい〜!!!(>人<;)」




アイリスはコーヒーが淹れ終わるくらいに目覚めた


「み、見えざる手が…見えざる手が…(´=皿=`)」



「もっかい殴ってペテルギウス出そうか??(◍•ᗜ•́)✧」


「うん!!大丈夫です!!(;°;∀;°;;)」



そんなアホなやり取りをしていると


「ん…んん…ココは…??」


男の子が目を醒ました


アイリスが駆け寄る

「良かった♪目が覚めたんだね♪アタシはアイリス。エレナお姉ちゃんと、シフォン、プリムだよ(⁎˃ᴗ˂)」


「あ、あの、何がなんだか…(A;´・ω・)アセアセ」

男の子が答える



「あのね、君はなぜか封印されてたんだよ?なんでか分かるかな??」




「封印…なんでだろ…頭がボーッしてて…ごめんなさい…」



「ゆっくり思い出そう♪ね♪」



「あ、せめて名前分かるかな??呼び方、困っちゃうから♪」



少し悩んだ男の子が口を開く

「…まおう…そう呼ばれてました」




「そっかぁ…まおう君だね♪じゃ、これからまおう君ってよ…魔王!?Σ(´⊙ω⊙`)」




「そう呼ばれてました…」



「う、うん。じゃ、マオ君って呼んでもイイかな??(^_^;)」


「はい!!(✪▽✪)」

キラキラした瞳で見つめるマオ



…まぢかぁ〜


まさか魔王が入ってるとわ〜…(¯―¯٥)



魔王の封印を解いた4人。


これから騒がしくなりそうだ…

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