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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
33/93

ルイステリアを滅亡させた犯人はアイツなのか…?

アイリスは魔力が続く限りエレナに回復魔法を使い続ける



「アイリス…次はシフォンだよぉ…」


はいはい…


プリムとシフォンから交互に血を貰ってます




エレナの左側に座り、折れた肋骨の部分にずっと触っている


もう少しで骨がくっつくと思う…


…すぐに治る魔法が創れれば1番イイんだけど…




「あ!お風呂やってくる!!」




シフォンがお風呂を用意しに行ってくれた



「お姉ちゃん、今日はお風呂入ってみる??」


「…そだね♪そろそろキレイになりたいwww」




髪と体を洗う4人


「…いてて…」



やはりまだ痛むようだ



「お姉ちゃん。髪、洗ってあげる♪」


そう言うと、エレナの後ろに立つアイリス



「ぢゃ、よろしくお願いします♪」



エレナの金髪を丁寧に洗う



「あ、枝毛見っけwww」


「しょーがないでしょ!www」


他愛もない話をしながらエレナの髪を洗う




「ね、アイリス…」


ん?どしたのお姉ちゃん?


「いや、何でもない♪ありがとう♪」



ちょっと狭いが、4人で湯船につかる



ほへぇ〜♪



「…ね、ルイステリア…なんで滅んだのかな…?」



湯船の端に顔をのせながらエレナが皆に聞いた



「今ある情報で考えれば、マルスが古代魔法を使った…って考えるよねぇ…」



完全消滅サヴィルシェーンストヴァ・ヴィミラニエ


「自分の魔力を使わずに、ルイステリアの魔力炉を使った…」



でも、なんでシフォンのお姉ちゃんは1基だけは止めたんだろ??



「…それ、考えたんだけど…」



ざばぁ



1度お風呂から上がり、ルイステリアの地図を持って来たエレナ



地図といっても、ディズニーラ○ドの地図のような何枚も作られているヤツだ



エレナは湯船の外で地図を拡げた


「これ、見て?出来上がってた魔力炉6基、街の周りをキレイに覆ってるでしょ??」



確かに地図ではキレイな円の縁に等間隔で魔力炉が配置されている



「もし、コレを使って魔法陣を展開したとしたら…??」



!!!


「確か、完全消滅サヴィルシェーンストヴァ・ヴィミラニエの魔法陣は…六芒星…」



「そう。でも、完全消滅サヴィルシェーンストヴァ・ヴィミラニエは範囲攻撃のはず。アタシたちが来た道は確かに獣は少なかった。でも、いないワケじゃ無かった。この家の人はヤラれたみたいだけど……


新聞の内容覚えてる??


中央広場で新型の魔力炉を起動するって言ってたよね??


そして、たった1基止まってた魔力炉は…ココ」




エレナが指差した6号基の位置は、中央広場とタバルの街の間


ルイステリアはタバルの街を抜けなければ大陸に行く事は出来ない


その周りは海に囲まれているからだ


「シフォンのお姉ちゃんは、タバルの街を護る為にこの魔力炉を止めた…ってこと??」


アイリスが尋ねる



頷くエレナ


「さらに、ワザと止めるなら理由がある。その理由はまだ分からないけど…シフォンのお姉ちゃんは、他の国に被害が出ないようにしたんだと思う」


確かにタバルの街は被害を受けていない


それに、タバルには



「シフォンがいた。護る理由として十分でしょうね」


皆が頷く


「そして、1基稼働してない事をマルスが知らずに魔法を展開したら…」



不完全な魔法の展開…


何かしらの不具合が生じる…



「その不具合が、殺した人の魂を縛りつける事。もしくは姿を変える事だとしたら…??」



…この家の人達もそう。


…姿を変える…


まさか!!あの虫も!?


「…そう。あんな大きなダンゴムシ…聞いた事が無い。タバルの街でもそんな話は聞いた事が無かった。だから…ルイステリアの人達が…」



…確かに納得がいく


「…お姉ちゃん…マルスが許せない…」



「まだ決まったワケじゃないよ♪怖い顔しないの♪」



Σ(`艸´;)ハッ!!

っとするアイリス

「ごみん…」



「あはは♪出来るだけ早く怪我治すからね♪プリム、シフォン。ヨロシクね♪」


「分かってるって♪シフォンは♪」


「プ、プリムだって分かってます!!ヽ(`Д´#)ノ」



ホントに優しい子達が集まったもんだなぁwww

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