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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
32/93

プリムとシフォンが食材捕りに行ってる間にアイリスとプリムはこんな事してた結果、最優先事項が決まりました

「え〜、ベッドじゃなきゃダメ〜??(๑•́ ₃ •̀๑)」


ソファに座って寝ようと思っていたエレナが駄々をこねる



「今ならまだそんなに痛み感じないからさ♪ね?お姉ちゃん。」


(*・ε・*)ムー


「あ、そだ!!アイリス、ちょっと血ぃ吸って♪」



「へ!?Σ(´⊙ω⊙`)何で!?」


「だって、吸ってもらうと気持ちいいし…よく寝られそう♪」


ちょっと困ったアイリスの表情…可愛い…

心の中で思った




「ぢゃあ、ベッドでゴロンしてからね…( ,,>_<,,)」



は〜い♪


ベッドに横になるにも「いてて…」と声が漏れるエレナ


「……よし!吸ってぇ〜♪」


ゆっくり顔をエレナの首に近づけ、優しく噛み付く


「ん…!…はぁ…気持ちいい…♡」


ほんの少し吸い、エレナの布団を直してキスをする



「おやすみ、お姉ちゃん♪」


「うん、おやすみ♪」


すぐ隣のベッドに入るアイリス

が、やはりエレナの事が心配で聞き耳を立てていた


「…すー…すー…」


エレナの寝息が聞こえ始めた

ホッとしたアイリスも目を瞑る


寝不足だった為、すぐに寝てしまった





「アイリスーー!お姉ちゃんにもうすぐご飯だよって言って来て〜!!多分いつものとこにいると思うから〜」


「はーい\(^o^)/」



アイリスは小さい頃の夢を見ている


家を出て、森を進むと大きな滝とその下に出来た湖がある


その周りでエレナお姉ちゃんは魔法を色々練習しているのだ


今日はどの辺にいるかなぁ〜??


「…ターブ!!」




声が聞こえた方に歩いて行く


「お姉ちゃ〜ん!!どこ〜??」



キョロキョロしながら呼び掛ける



「お姉ちゃ〜ん??」



少し拓けた場所にお姉ちゃんはいた


「お姉ちゃん!もうすぐご飯だって!!」


「え、もうそんな時間!?やば、気付かなかったよ(´>∀<`)ゝ))エヘヘ」


なんとなく嬉しそうなお姉ちゃん


「何かイイ事あったの(。´・ω・)?」


訊ねると


「ふっふっふっ…私はついにやりました!!」


見てて…と言うと右手を前に出す



そして


魔力成型ギュニスターブ!!」



お姉ちゃんの前に盾が出来上がっていく


「何!?その魔法!!!Σ('◉⌓◉’)」



「へへへ〜♪アタシのオリジナル魔法〜♪」


「スゴーイ!!何でも作れるの!?」


「イメージ次第かな♪あ、でも動物とか食べ物は無理かなぁ…」



「へ〜…アタシも魔力が上手に使えればな…」


「魔力は十分あるんだけどねぇ…あ、アイリス。お姉ちゃんが魔力を使う武器、創ってみようか??」


「え、武器怖い…」


「もしもの時の為だよ♪あると無いじゃ全然違うから…ね?」


「じゃ、じゃあ…」


また右手を前に出すお姉ちゃん


魔力成型ギュニスターブ!!」



何かの形になっていくお姉ちゃんの魔力



持つ所が出来上がっていく




最終的に出来上がったのは魔銃


「はい!どーぞ♪」


「お姉ちゃん、何で銃なんて知ってるの??この世界に無いよ??」


言ってからしまった!と思った


「アイリス…もしかして…あなたも転生して来たの??」


「…うん。じゃ、お姉ちゃんも…?」



「そだよwwwまさかこんな近くに転生仲間がいたとわwwwもっと早く言ってよね〜(⁎˃ᴗ˂)」


色々くだらない話をしながら家に帰った



そして、ママのご飯を食べて…



「いてて…」


エレナの声で目が覚めた


どうやら痛みが戻って来たようだ

すぐに起きてエレナに話かける


「大丈夫?お姉ちゃん…??」


「ごめん、起こしちゃったか…少し寝れたんだけど、寝返りしたら痛みが…」


「待ってね。さっきちょっと吸わせて貰ったから…」


すぐに回復魔法…というか、魔力を与えて細胞を活性化させ、怪我の治りを早くする魔法…だとアイリスは解釈している



折れた肋骨の辺りに優しく触れる



「…暖かい…ありがとう…アイリス♪」



いいえ♪と、笑う




ガチャ


「ただいまーー!」


プリムとシフォンが帰って来たようだ



「ちょっと外でお肉の解体してるからね〜」



…お肉捕れたんだ…あの2人はすごいなぁ



「ちょっと見に行こうか♪」


そう言うとエレナはゆっくり起き上がる


「支えなくても大丈夫??」


「へーきへーき♪」


2人でゆっくりと階段を降り、玄関を開ける


木と木の間に吊した獲物を手際よく解体しているプリムとシフォン


…?


見た事無いナイフで解体していた



「ね、そのナイフ、どうしたの??」


アイリスが訊ねると


「ふっふっふっ…プリムが創りました!!( *¯ ꒳¯*)ドヤァ‬」


「作ったの!?でも、作る設備なんてどこにも…」


「こーやって♪魔力成型ギュニスターブ!!」



!!!!

魔力成型ギュニスターブ!?



プリムの前に創られていくナイフ



「へへへ〜♪凄いでしょ〜♪o(`・ω´・+o) ドヤァ…!」



驚いた表情のままアイリスが聞く


「なんでプリムがその魔法を知ってるの!?魔力成型ギュニスターブは…」



(。´・ω・)?

「だって、この魔導書に載ってたよ??皆知ってるんでしょ???」



「ちょっと見せて!!…ホントだ……」


そこには、確かに載っていた


「どしたの??アイリス??」


「…ううん。何でもない。先に解体しちゃおう♪」


あ━━ヾ(๑`꒳´๑)ノ━━い



鳥5羽と鹿の解体を終え、とりあえず冷蔵庫に入れた


そして、休憩している時にアイリスが口を開いた



「あのね…魔力成型ギュニスターブって、アタシのお姉ちゃんが創った魔法なの…」



皆がビックリした顔をする


「でね、その魔法、お姉ちゃんはアタシにしか教えて無いんだよ…」



「え??だって、魔導書に書いてあるから一般的なんじゃ…」


エレナが首を振る


「この魔法を使ってる人を見た事無いよ。」



アイリスが腰の魔銃を取り出す



「この銃ね、お姉ちゃんが創ってくれたの。だから、コレはお姉ちゃんの魔力で出来てるんだけど…この魔法はとてつもなく危険なの」




「え!?失敗すると爆発するとか!?カタ((((꒪꒫꒪ ))))カタ」


アイリスが語る


「考えてみて??完全に丸腰なのに、いきなり空中に武器が出せる…暗殺なんて殺りたい放題…」


プリムが( ゜д゜)ハッ!としている



「だから、お姉ちゃんはこの魔法を自分だけの物にした。アタシが言わなければ誰も知らない…はずなの」


「でも、何故か魔導書に書いてある…」




!!!!


アイリスが言う

「これが天使の街にあったなら、見られてたかとも思うけど、こっちにあるとなると話が変わる…」


真剣な顔になるアイリス



「ね、その魔導書、誰が書いたか書いてある?」



シフォンが「そこまでは見てない」と言う



「ちょっと見せて??」



プリムが持っていた魔導書を借りる


表紙には何も無い…次のページ…も、書いて無い…



裏表紙…書いて無い…


裏表紙を開けた所に、ソレは書いてあった



「マルス…」



全員の顔が強張る



「待って…ルイステリアの事もマルスが関係してる…こんな事、普通はあり得ない……」


エレナが言う


そして、強い意志を宿した瞳でアイリスが



「…絶対に全部吐かせてやる…」



思わぬ所で点と点が繋がった


コレが何を意味するのか分からない



でも…



「とりあえずはお姉ちゃんの治療が最優先ね♪(⁎˃ᴗ˂)」


「だね〜♪それに、マルスの手掛かり何も無いしwww」


「そ〜そ〜♪まずはルイステリア行かなきゃだしwww」



「じゃ、プリム。シフォンの手伝いお願いね♪」


「(。・ェ・。)ノぁぃッ♪」


プリムとシフォンがキッチンに立ち、アイリスはエレナに魔法を使う



キッチンからシュワーっと何かを揚げる音がしている


「あち!!あち!跳ねるな油!!ヾ(*`Д´*)ノ"」


油にキレるシフォンwww



この匂いは…天ぷらかな??


「ワカサギみたいなヤツがメッチャ釣れたから、丸ごと食べればカルシウム補給出来るでしょ??(⁎˃ᴗ˂)」


「揚がったのすぐ持っていくね〜♪」



揚げたての天ぷらがエレナの前に並べられた


「じゃ…いただきまーす♪」


サクッといい音を立てる


♡Ψ(*¯ч¯*)モグモグ


「うまい!!今日釣ったヤツだから臭みが全然なくて塩だけでうまい〜(*ノД`*)・゜・。」


「いっぱいあるからね!!♪」


「2人も、揚げたて摘みながらだよ〜♪」


シフォン&プリム

「言われなくても!!!( • ̀ω•́ )✧www」



こうして、くそ真面目な話から色んな物を揚げまくる天ぷらパーティーに早変わりしたのでした

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