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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
2章 ルイステリア
21/93

偵察したらアレが来て…逃げようとしたらあーなって…最後それ!?

「プリム〜!!コッチコッチ!」


「待ってよアイリス〜」



偵察部隊の2名が走って行きます



少し高くなっている丘が見えたので、2人に周辺の探索をお願いしました



「久しぶりに暖かいお風呂に浸かりたいなぁ…」


「ボヤくなシフォン。ソレはみんな一緒♪コッチの方は集落すらあまり無いんだから」


ルイステリアが滅びてから随分経つ



かつては魔法大国として名を馳せたルイステリアだけど、たった一夜にして無残な姿になったらしい


原因は魔力の暴走。

国中に魔力を供給していた施設が突然暴走。


建物などに被害は無かったが、国中の人が変死したらしい。


遺体を確認した人の話だと「目や口、鼻、耳…人体のあらゆる大きめな穴の全てから出血していた」という話が有名だ



「…まるで中性子爆弾だよな…」


ボソッと呟いたエレナ


「…やっぱりそう思う…?」


隣にいたシフォンが口を開いた




「…うん…建物に被害はない。魔法を使ったなら間違いなく物理的被害が出るでしょ??なのに、被害者は人間だけ…」



「でも、この世界に中性子爆弾なんて…」



どどどどどどどど…



「…ねぇ、シフォン…物凄くイヤな予感がするんだけど…( ^ω^;)」



「もちろんシフォンもです…(^_^;)」




「おねぇーーーーちゃーーーーーん!!!シフォンーーーーーー!!にーげーーーーてーーーーーー!!!!!દ=๑๑(੭˃͈⍵˂͈)੭」



よく分からない大群に追われているアイリスとプリム



「ぎゃーーーー!!!やめて!!!来ないでダンゴムシ!!!!!!๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐」


「ダンゴムシっていうか完全にナウ○カのヤツじゃん!!!!:(´ºωº`):」




的確なツッコミを入れつつ馬車を横道に移動させ、奥に移動するエレナ



「アイリス!!プリム!!コッチ!!」




目が紅くなった巨大ダンゴムシの突進からギリギリで横道に逃げ込んだ2人


「まだ増えるかも知れない。とりあえず奥に進もう!!」


満場一致で馬車に乗り込み、細い横道を進む



少し高くなった場所で後ろを見ると、巨大ダンゴムシの紅く光る目が川のようになっていた…



「アレに飲み込まれてたら…」




「らん、らんらららんらんらん…」


「らん、らんらららん…」



「姫ねぇ様…」




このネタどっかでやったから!!!(╬⊙д⊙)


すると、エレナが叫ぶ



「薙ぎ払え!!!」



「アホか!!!薙ぎ払えねぇから!!血ぃ吸ってねえし、吸ってても薙ぎ払わねぇよ!?(╬⊙д⊙)」



すると、何故か四つん這いになっているプリム



口を大きく開けたかと思うと



口の中に集束して行く魔力



「…コレで…おわ」


カチャ…


プリムの後頭部に当てられた銃口



「…その魔力…戻せる?戻せない??(ΦωΦ)フフフ・・」


ガチでキレてる目つきのアイリス…


「…えっと…多分…戻せない…かな…(*ノω•*)テヘ」


「そっかぁ…なら、頑張って飲み込んでね♪♡」



何の躊躇いも無く頭を踏み付け、プリムの口を閉じさせる


「んーーー!!!んーーーー!!!!!:(´ºωº`):」

そりゃ、ここまで集めた魔力。


口の中で炸裂すればタダでは済まない…



涙を流しながら助けを求めるプリム



「アイリス…そのへんにしといてあげなwww」


シフォンがもしも溢れてしまった時の為に首の方向を空に固定してくれている



「プリム。さすがにコレはフザけすぎだよ。ネタにしては魔力が強すぎる…もうしないでね??」



必死に頷くプリム


「…今回、ちょっと痛いかもよ…魔力が大きすぎるから…ごめんね…」



プリムの首に噛み付くアイリス


戒めの意味も込めて、いつもより強めだ



「…!!!い、痛い…痛い…よぉ…!!アイリス…!!。°(°´ω`°)°。」



悪い子にはお仕置きですよ…??


普通なら痛みを感じず、快楽のみを与えるはずの吸血




今回ばかりはアイリスの逆鱗に触れたようだ



…アイリスは出来るだけ殺したくないから…



「…痛い…よぉ…ごめんなさい…ごめんなさい…アイリス…もうしないから…許して…痛いよぉ…」



必死に懇願するプリム



「ダメ。コレはお仕置きなんだから…」



シフォンはもうプリムの魔力が弱くなっていて、魔力が放たれる事は無いのは分かっていた


でも、プリムの顔を後ろに向けないように押さえていた



…アイリスはずっと、涙を流しながらプリムに痛みを与えていたから…



アイリスの瞳を見つめ


「…もういいんだよ…??シフォンがやるよ…??」


目で訴えるシフォンだが、アイリスは折れない



「痛いよぉ……痛いよぉ……」



そっとアイリスの頭に温かい手が置かれる



「…アイリス…痛みで抑えちゃダメだよ…言葉で抑えなきゃ…ね…??(⁎˃ᴗ˂)」



そこにはとても優しい笑顔をしたエレナがいた




そっと口を離し、プリムに謝るアイリス


「…うぅん、調子に乗ったプリムが悪いの…アイリス、止めてくれてありがとう…」



申し訳なさそうにプリムが言った



「アタシも…やり過ぎた…ごめんね…」


ちゃんと謝ったアイリス


「…よし!!仲直り出来たところで…あの家、入って大丈夫かな…」



細い横道の先に古い屋敷。


もう日は沈んでいるのに灯りは灯っていない…



「誰も住んで無いのかな…??」



「…ね、誰かさん、銃持ってるよね…??」


「う、うん…」答えるアイリス



「…ね、誰かさん、ナイフ的なの持ってるよね…??」



「う、うん…」答えるプリム



「…まさか…ここで何か墜落したりしないよね…???」




やめて!!!!


そのフリやめて!!!!!



傘のマーク付いた何かが墜ちて来るとかダメだからね!!!???


エレナ

「…膝に矢を受けちまってなぁ…」


追加でよく分かんねぇーフラグ立てんじゃねーよ!!!(╬⊙д⊙)



しかし、特に何も起こらなかった



…パルプ○テ…??



馬車の馬達も怯えていないので、今夜はこの屋敷に泊まらせて貰う事になりました



誰もいないと感じたのに、中に入ると凄い安心感。



風が入って来る事も無く、ランプも普通に使えました





少し屋敷の中を周るとお風呂発見!!



しかも水は張られておらず、ホコリと枯れ葉を掃除すればすぐに使えそう



シャワーは使えないようですが、そこは水と火の魔法を上手く使えばなんとかなりそう



お風呂の排水口が詰まっているようなので、少し強めの水魔法で詰まりを取りましたが、心配なのでお風呂のお湯を溢れさせて流してます



その間に皆でご飯♪


保存食ばかりだけど、風が来ないし何より獣の心配が無いのが嬉しい


いつもと同じ食事なのに、安心感があると凄く美味しい♪



…パパとママとお姉ちゃんと一緒に食べてた時…こんな感じだったなぁ…




…いいなぁ



「!?誰!?」


プリムが急に小太刀を構えた



なに!?なに!?:(´ºωº`):



全く反応しなかったアイリス、エレナ、シフォン





…他に気配は無い



「驚かせないでよプリム〜( ^ω^;)」



そのまま食事に戻るみんな



…いや、間違いなく何かいた…



警戒を怠らないようにしようと思うプリムでした

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