恐怖現実
ギルドに来た3人。
天使の羽を狙う依頼なんて表には出ないだろう
エレナ
「すいませーん!!注文いいですかーー!!(*´▽`*)ノ」
すぐに注文を聞きにギルドのお姉さんが来てくれる
お酒や料理も出してくれるからね♪
「えっと、コレとコレと…あと人数分弱いお酒ください♪」
「それ、一人分追加でお願いします」
誰かと思ったらシフォンちゃんでした
「誰かと思った♪」
アイリスがニコニコしながら言った
「驚かせてゴメンナサイ。だから、腰の武器に手を掛けるのは勘弁してください…( ˊ꒳ˋ ;)」
全員が武器から手を放す
「ストック様から、皆さんさえ良ければ一緒にいるように言われまして…」
「…あの…ダメ…でしょうか…?」
エレナ
「…アイリス、プリム」
アイリス
「何でしょうか、おねえ様」
プリム
「…ハイ」
エレナ
「…断ってもイイ??」
アイリス
「御意………ってえええ!?」
プリム
「ええええええええ!?!?!?」
アイリス
「ちょっと待って!?可愛いの大好きな姉さんが!?:(´ºωº`):熱でもあるの!?」
オデコをくっつけたりして確認するアイリス
「…神聖なる盃よ、朽ちること無き聖水よ…大地の女神からの盟約に従い…神なる風の元に集いてかの者を…」
「ちょっと待てーーーい!!!」
プリムに全力のドロップキックをきめるアイリス
「気持ちは分かるけど、その魔法はお姉ちゃんに使っちゃメ!!!(╬⊙д⊙)死んじゃうでしょ!!!」
プリムの手から魔力が消える
「…姉さん、何でシフォンはダメなの??」
…ダメだよ…
どうして…?(๑•᎑•๑)
…だって…絶対アイリスとプリムがヨシヨシするじゃん…
…へ???
「だから!アイリスとプリムはアタシがヨシヨシしたいの!!!分かった!?」
…そこかーーーーーーーーーーー!!!!!www
アタシとプリムはずっと妹だよ♪大丈夫だよ♪
…ホントに……??
……………ド…ド…ドド…ドドドド!!!!
「ワニだーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
アイリス&プリム
「おねーちゃん!!!!!(╬⊙д⊙)」
ごめーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!
急いで街の入り口に向かうアイリス達
今回は依頼じゃないから、街に入る前に撃ち抜く!!
…って
何だこの数わーーーーー!?!?!?!?(๑⊙д⊙๑)
前回狩った比ではない。
その数倍はいると思われるワニの大群
湖まで結構距離あるのよ!?
来るの早くね!?
「誰か!!ギルドに応援頼んで!!被害が出る前に!!!」
アイリスが叫ぶ
「分かった!!」
住民の誰かが呼びに行ってくれたみたい
「なんとか止めるよ!!」
銃をワニに向けて構えるアイリス
「ハイ!!」
小太刀を構えるプリム
「我が呼び声に応え、大地よりの鉄槌を…」
土女神囁!!!
エレナお得意の土魔法、ワニの足元から土の槍が貫く!!
その間にアイリスの眼は見える範囲のワニの頭を全て確認し、引き金を引く
「街の人達は…傷付けさせない…!!!」
銃口から放たれた閃光はすぐに弾け、アイリスが確認したワニの頭を全て貫通した。
数が多過ぎる…!!!!
軽く1000を超えそうなワニ…
この門から見えるだけでそれ程の数…
見えない所にもいるとしたら、2000はいるだろう…
…やるしかない…
きっと、ココには居られなくなる…
でも。
護りたい!!!!
プリムは前に出て牽制している…
今、近くにいるのは…
「…お姉ちゃん。」
エレナ
「まさか、本気出すつもりなの!?こんな大勢の前で!?アンタばかぁ!?」
…皆を…護りたいの…
障壁を張りながら、エレナが叫ぶ
「…イイ!?今からアタシの妹が全力を出す!!それはこの街を護る為だ!!!怯えるなよ!!英雄の姿をシッカリ目に焼き付けろ!!!」
「おおおおおおおおおーーーーー!!!!」
…お姉ちゃん…
「さ、コレで大丈夫♪…吸いな(⁎˃ᴗ˂)」
髪をどけて噛み付き易くするエレナ
…ありがと…
眼を閉じ、エレナの首に噛み付き、血を吸うアイリス
「ん…そんなに…痛くないんだね…」
エレナが呟く
…気持ちいいでしょ??
痛みじゃなく、快感を与えるようになってるんだよ…ヴァンパイアの吸血は…♡
「…は、やく…やっつけて…来て…ばか…♡」
斬られた左の翼には漆黒の羽根
左の瞳も漆黒
可視化出来る程の魔力が溢れている
右手を振ると、召喚陣が展開された
「…おいで…」
恐怖現実
ワニに向かって霧のようなものが広がる
ワニの動きがピタリと止まり、カタカタ震え出した
…街の周りを覆い尽くせ!!
一気に街の周りに広がる霧
少しずつ退いて行くワニ達…
…コレで大丈夫。
…良かった…殺さないで済んだ…
…でも、この姿を見られたから、もうココには居られないだろうなぁ…
自分でも怖いし…
「…お姉ちゃん、外、見てくるね…」
トボトボと周辺を確認する
ワニが居なくなったのを確認してから、街に戻ると
「アイリス様!!!」
…え??
「アイリス様が戻って来たぞ!!」
…え、アイリス「様」って…
「英雄の姿を目に焼き付けろ!!アタシがそう言ったでしょ?♪」
「アイリス様!!」
「アイリス様!!」
街のみんなが…こんな怖い姿のアタシを…
どうしたらイイか解らずにいると、小さな女の子が歩いて来た
「…えへへ♪」
アイリスがしゃがむと
「ぎゅ〜♪」
女の子はアイリスを抱きしめた
「…怖くないの…??眼の色も変わるし、真っ黒な羽根も生えちゃうんだよ…?」
「???おねーちゃんや〜しい♪」
…きっと、お姉ちゃん優しい…そう言ってくれてるのだろう…
「アイリスちゃんはアイリスちゃんだ!!いつも優しいもんな!!」
「アイリスちゃんなんだから、誰も怖がらね〜よ♪」
…みんな…
勝手に流れる涙
「こら!泣かないで皆に言う事は??」
エレナが促す
「…これからもよろしくお願いします!!!!!」
おおおおおおおおおおおおーーーーーーー!!!!!!
その頃、プリムはアイリスの恐怖現実に巻き込まれ、カタカタ震えているのでした




