表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/33

年賀状の話

おばんです。


急に寒くなってきましたね。いよいよ冬が近づいてきたかんじがします。

皆様いかがお過ごしでしょうか。


そろそろ年賀状準備の季節になってまいりました。

なろう作&読者の方々は、メールで済ます世代が多いのかな?そうでもないか。

わたし自身は、本当に必要な仕事関係以外はメールも送らないズボラです。

もともと嫌いで。


年賀のあいさつとしては、贈るのももらうのも興味がないのだけども、作ること自体はやぶさかではありません。


当方、絵を描くのが趣味でしてね。

それも、自分の大好きな題材に魂を込めて没頭し、出来上がった力作は大切に保存……というよりは、他人様のリクエストで、他人様あてに描いて権利ごと渡すというポイ捨て作業が好きです。

なんか言葉悪いな(笑)

要するに、大喜利の一種なんだと思います。

投げられたリクエスト=題材を、構想ねりあげてカタチにし出力する。それにより、自分の脳内構成力、そして絵の幅の広がり、成長となるのが楽しいのですね。好きなキャラばかり書いてると偏りますからね。ヒロイン10人全員同じ顔、みたいな(笑)

需要としてはやはり美少年、美少女になりがちですが、時にはドラゴンゾンビとか腹部に光線銃を生やしたスライムだとか、コアなクリーチャーをリクエストされると激しく燃えます。


この創作性質は、小学生のころから変わってません。

わたくし、某セーラー服美少女戦士キャラクターを全員ソラで描くことができるのですが、原作・アニメは全く見たことがありません。

年代どストライクゆえ、クラスの友人たちはみんなセーラー戦士に夢中。キャラクターグッズにほいほいお金をかけることのできない子供たち、ノートの表紙やシール紙に、こぞってセーラー戦士の絵をせがんできたのですよ。

なぜか水野アミちゃんが多かった記憶。

たぶん、いまでも描けると思います(笑)


他にも色々と。

模写もしましたし、文芸部の小説やコラムに挿絵なども描きました。

他人の似顔絵も得意。現在はやはり、子供たちに描いてあげる機会が多い。

需要に対して供給をしてきたため、絵柄は幅広く、不安定です。

自分の絵柄、というものは特にない。

まあ、良くも悪くも、というところでしょう。



そんな、一種のメサイア・コンプレックス的サービス精神旺盛なわたくし。


女子高在籍中、「くっそエロいカラーイラスト年賀状欲しい奴、住所と名前書け」とリストを回したことがありました。

その前年にクラスの友人5人ほどに力作を出したところ、新年に「うわあいいなあ!来年は私も!!」という声が続出したからです。

なかでも、干支の獣人娘をモチーフにしたキワドいものが人気があったので、この機にそれを追及してみようかと思って。


そうして受け付けたリクエスト、なんと30人超え、大フィーバー。十二月からデスクに張りついて、三十種類それぞれ個性的な干支住人娘(辰年だったように思います)をデザイン。その全員を、とかくさまざまな方法で(自主規制)。


少なからず財布に打撃を受けつつも、やりきった感で充実した新年を、自宅で迎えた16歳。



さて、元旦の朝。あけおめメールで携帯パンク。

そのうち20件、クラスメイトからのクレームでございました。


「親に見られたあああああ」

「おばあちゃんが苦笑いして部屋まで持ってきた」

「アヤシイサイトにアクセスしてるのかって携帯奪われた」

「こんな絵を女の子が書くわけがない、変な彼氏かと疑われた」

「家族会議が開かれた」

「おにいちゃんが来年は俺のもって……。いたたまれなかった」


……くっそエロいぞって言ったじゃないか。


まあ、うち新年に親がいない家なもんで、『家族がポストを開ける』という発想がなかったんだけどもさ。そこ思いやらなかったのは、うん、フォロー不足だとは思うよ。

でも出される側はわかってたことでしょうよ、あらかじめ封筒でヨロシクとか言っとけばーかばーか。


モンスタークレーマーどもめ、二度と年賀状なんか出してやんねーもんっ!



と、誓って以来、ほんとうに年賀状は友人にはほとんど出してないです。

正月ぼっちだっていーもん!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ