いつも通りの公園で、いつも通りの・・・? なんでしたっけ??
普通に、数日後?の事です。
人も猫も色々な事を考えて居るのです。
でも、何を考えて居るかは分からないですけどね~
あれ? そうでも無い??(汗)
-それから数日後-
いつもと同じように、女の子が公園に来た。
特に、集まる場所も決まっているわけじゃないけれど
気が付くと、僕らも公園のいつもと同じ場所で
何をする訳でもなく集まっている。
「あっ! ビターさん、やっほ~
今日はみんな居るんだね~」
やっぱり、みんなこの女の子に逢いたい様だ。
先程までは、全員なんて居なかったのに
いつの間にか集合しているた。
「ねぇ、ビターさん」
名前を呼ばれたので、女の子の膝元に向かい寄りかかって居たら
今日も僕が女の子の話し相手?聞き相手?になってしまった・・・
何というか・・・
嫌じゃないけれど・・・(///)
ただ、ご飯を食べ損ねる危険が!!(汗)
「にゃうぅ(困)」
「あの日ね、帰ってから色々考えてみたの」
なにやら、女の子は真剣な表情で喋り始めた。
「ビターさんが人間になるのも楽しいけど
私が猫になるのも捨てきれないなって!!」
「にゃ?(はぁ?)」
どうやら、それ程真剣な問題では無いと想われるが
当の本人には、とても重要なことだったらしい・・・
その前に、僕が人間になるか?女の子が猫になるか?
どちらかが確実の様な話しぶりだ・・・
「どうしようぉ~」
「にゃぁ~」
どうしよう? と言われても、どうしようも・・・
僕が想うに・・・
この子は、野良猫になるよりも
今のまま人間で居た方が、生存率の高さは約束されるだろう
と言う僕の考えは、女の子には伝わらず
相変わらず妄想を話し続けている。
「もし私が猫になったら、どんな毛色かな??」
「ビターさんみたいな、綺麗な黒猫になれるかなぁ?」
確かに、女の子の髪の毛はとても綺麗で
風が吹く度に、キラキラ輝いている。
その点は、僕よりも綺麗な黒色の猫になるだろう。
って! こっちまで、女の子が猫になったら?の妄想に
入り込んでしまっている!?
「名前はどうしようぉ?」
「にゃぁ~?」
さすがに、人間の名前をそのまま使うのは変かもしれないけど
元々、女の子の名前を知らないので上手くイメージが出来ない・・・
「みゅー とか・・・ どうかなぁ??(汗)」
「にゃー?」
「私の名前・・・ 後ろから読んでみたんだけど(汗)」
「にゃうぅ~(困)」
「えっ!? 変だったっ!?」
どうやら、この子の名前は「ユミュー」らしい?
なんか少し違う気もするけど、大体は合っていると想う・・・
そして、ちょっと変だと言うことが猫語でも人間に伝わることが
あるらしい・・・(汗)
「私が猫になったら、ビターさんと沢山お話ししてみたいなぁ」
「にゃぅ~(困)」
「えっ? 嫌なの?」
「にゃー!?(汗)」
慌てて、そんなこと無い!と否定したものの・・・
な、なんか、僕の言葉がユミューさんに通じているっ!?
「ビターさんって、面白いね♪」
「にゃぁ~(///)」
「ビターさんが彼氏になってくれれば良いのになぁ」
「にゃぁ??」
今日は、現実逃避の日らしい・・・
ユミューさんの中では、僕が人間なのだろうか?
それとも、ユミューさんが猫なのだろうか??
その後も、ずっと僕は撫でられながらユミューさんの独り言?を聞かされ
いつもの時間まで喋るだけ喋った後、帰って行った。
そう言えば、ユミューさんが公園から居なくなると不思議と
みんなも、それぞれ何処かに行って居なくなる・・・
そして・・・
僕のご飯は何処にも残っていない・・・(大泣)
「にゃ、にゃぁ~ん・・・ (=><=)」
もう少しだけ続くと想います。
のでっ!
続きも、よろしくお願い致します(><)




