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ChocolateCat  作者: 謎猫
1/3

いつもの時間

初めまして~?

いつもお読み戴いて??

どちらでも、ありがとうございます(///)


ほんの少しだけ?ですけど

いつもと書き方を変えてみたのです・・・


なので、余計に読み辛くなっていたら

すみません(泣)

この公園には、野良の僕らにご飯をくれる女の子が居る。

たぶん・・・

大人?だけど、どこか子供っぽい女の子だ。



「お待たせ~ 今日は、ココア君がお出かけ中なのかなぁ?」



その女の子は、毎日必ずと言う訳じゃないけれど

陽が傾く前の夕方?に公園に来る。


餌付けされているという表現は、癪に障るけど実際はその通りだし

この女の子に限っては、不思議と嫌な気分にならない。


何というか・・・

妹の様な感じがする・・・

僕は猫で女の子は人間なのだけど・・・



「にゃはは~ ビター君、今日もつやつやぁ~」



そう言えば、この女の子は僕ら全員に名前を付けて呼んでくれている。

僕らには、それぞれが名前で呼ばれていると言う事は認識できても

その名前の意味までは理解出来ない。


ちなみに、ビター君と言うのは僕の事らしい


いつも僕を撫でている時に呼ぶ名前なので、きっと僕の事なのだろう。

もちろん、別の場所に行けば別の人が別の名前で僕らを呼ぶけれど

この女の子と居る時の、僕の名前はビターなのだ。



「あれ? ミルクちゃん、今日はご機嫌なのね♪」

「あわっ! ホワイトさん! しっぽの先が汚れてるよ??」

「ショコラさん、ふわふわぁ~」

「モカちゃぁ~ん、可愛いよぉ~ なでなでっ!!」



なにやら、ここに来ると女の子は僕らに囲まれて忙しそうに

みんなに話しかけている。


たぶん、人間は僕ら猫の言葉が理解出来ない様に

僕らも人間の言葉が理解出来ないと想っているらしいが

実は、簡単な人間の言葉なら全部ではないけれど

大体の部分は理解出来ていたりする。



「あっ! ココア君、お帰りぃ~」



少し遅れて、ココアが公園に現れた。

別に、みんな約束している訳でもないのに

何故か、いつも同じくらいの時間に集まる。


まぁ、大切なご飯の時間なのだから当たり前と言えば

それまでなのだが・・・



「ねぇ、ビター君 この間、バイトで失敗しちゃって・・・」



先程まで、嬉しそうに笑ってみんなと話をしていたかと想えば

急に、悲しい顔になって人生相談される・・・



「にゃぁ~」

「そうだよねぇ、頑張らないとね!」



別に、そう言う意味で言った訳ではないのだが

女の子は先程の悲しげな顔から、いつもの明るい笑顔に戻った。


猫には、人間の複雑で難しい部分は分からないので

僕はいつも「しらなぁ~い」と言っているのだが

女の子には通じないらしく、勝手に励ましの言葉として

捉えられているらしい。



「ビター君って、人間の姿になったらどんな感じなのかなぁ?」



今度は、いつもの独り言が始まった・・・

今日は・・・

僕が人間になった時の妄想らしい。


この間は、ホワイトがシロクマと言う別の生き物になったらという

妄想を語っていた・・・


シロクマとは、どんな生き物なのだろう??

是非とも、この公園に連れてきて欲しいものだ。


その前は・・・

えっと・・・

ショコラがどうとか・・・

想い出せない・・・


何せ、猫は過去を振り返らない生き物なのだからっ!

(記憶力が低いというのは内緒だ)


あっ! 想い出した。

ショコラが、女の子よりも大きくなったらとか

そんな感じの話だった。

ショコラのモフモフ毛に埋まりたいとか言っていた気がする。

人間が猫の毛に埋まるとか

一体、どれだけショコラは巨大化すれば実現出来るのだろうか??


その間にも、女の子は1人妄想を続けている様子だ。



「背が高くて、スーツ姿が似合いそうぉ~

 ビターさんの毛みたいな格好良い真っ黒のスーツ!」

「あと、無愛想なのに優しいかもっ!」

「それとぉ 料理上手だと良いなっ!」



なんだか、よく分からない事を沢山言って

女の子は、少しだけ顔を赤くしてご機嫌の様子だ。

一体、頭の中で僕はどんな姿になっているのだろうか?



「なんてね~(///)」



漸く、現実に戻ってきたのか女の子は時計を見るなり

みんなに「また今度」と言い残し、公園を後にして行った。


そう言えば、僕らはあの女の子の名前を知らない。


いつも、1人で来ているので誰もあの子の名前を呼ぶ人は居ない。

だから、僕らはあの女の子の名前を一度も聞いたことが無い。


でも、そんな事は関係なく僕らは女の子が公園に毎日来るとは限らないのに、

公園を見回り? と言うわけではないけど夕暮れ前になるとココに集まる。


みんなも、あの女の子に逢いたいのかもしれない。

人間なのに、どこか人間っぽくない女の子。

もしかしたら、あの子は僕らと同じ猫なのかも?



「にゃんてね」



と、僕は1人公園で「にゃぁ~」と鳴いた。

何というか・・・

ココまでは、普通ぅ~

ですよね??


続き! 書いておりますので

今暫くお待ち下さい(><)

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