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残念無双  作者: けいちょ
<LESSON 1> ここは南出屋年町
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第2話 娯楽と書いてハイリスクリゾートと読む

そんなわけで今日は月曜日。

約束通り重さんと夕食をとることにした。

あ、重さんっていうけどここの学校の理事長なんだ。

本名は「月夜見重蔵」、話によると娘もこの学校に通っているだとか。

でも一度も見たことがないし会おうとすると話をはぐらかしてくる。

どういうことなんだろうと美奈都と話していた。

「うむ、そいつは本当に気になる。」

「正直どうしても会ってみたいんだよなぁ。」

「何故だ?お母さんがあんなに綺麗だからか?はぁ〜ん。」

「なんだよ。」

「分かったぞ、お前いかがわしいことでも思いついたんだろ。」

「なんでそうなるんだよ!ただ単に気になるだけだってーの!」

ちなみにシゲさんの奥さんである鰻美華さんは51歳だ。

しかしどう見ても20代の人にしか見えない。

若さの秘訣は謎ー

「グレード1のくせに生意気だ!ぶっ◯すぞ!」

いきなり罵声が飛んできた、席を奪われたであろう男子2人に対して

言い放ったのだが本当に言葉を選ばない。

ああ見えても南出屋年専門学校長なのだ。

「重さん、いくらなんでもあれは厳しすぎでしょ。」

「そうか?全く最近のごみくずは。」

「いやぁ〜あまりの怖さにコケそうだったわ。」

いやお前ざまぁとか言ってなかった?

隣で結構ひどいこと言っていたような気がするんですが・・・。

「そんなことより美奈都ちゃん、あれの調子はどうだね。」

「絶好調ですよ、たまに失敗しますが。」

重さんのいうあれとは料理のことだ。

ちなみに美奈都、成功例が少ない気がするのは俺だけか?

と、その時。

「おぉ太郎に美奈都、お前ら本当に仲がいいな!あ、理事長!」

こいつは中島流、俺の友達だ。

「おい太郎聞いたぞあのニュース。」

「なんのニュースだ。」

「・・・忘れた、これぞ中島流奥義”物忘れ”!」

と、こんな感じに奥義?を生み出す残念な奴。

若干厨二病の血が混じっているんだとか(若干ねぇ・・・)。

「全く、中島みたいな奴が競艇で勝てない奴だ。」

その例えは全くわからないです。

「そんなんだから私からパンツを出汁にするマンって呼ばれるんだよ。」

どういう心境で言ってるのか本当に気になる。

「そんなことより実は遊園地のチケットが手に入ってな。

今度娘も連れて8人で行ってくるといいよ。」

「8人か・・・俺と美奈都と流と・・・え?」

「娘さん?まじか見てみたい!」

流は結構人見知りが少ない、というか皆無。

「よっしゃ!あとは俺がー」

「私が何人か誘ってみるよ、どうせなら男4人と女4人にしよう!」

「合コンでもする気かお前は。」

「そうだけど。」

ええええええええええ!?

何を考えているんだ!?

遊園地で何をする気なんだろうな・・・。

あぁ・・・こわい。


つづく

なんとか第2話を書きました。

1日くらい軽く飛ぶこともあり得ますが勘弁してくださいwww

では次の話でまた会いましょう。

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