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残念無双  作者: けいちょ
<LESSON 2> 暑さという名のスパイス
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第6話 思い切ってやってみよう

ゲームに没頭し疲れて寝床に着いた。

そして昔お父さんがこんなことを言っていた。

「限界なんて言葉は僕の辞書にないのさ。」

「だから無理だからと決め付けず諦めない。」

「無限大の世界で暴れまわろう。」

「夢と希望乗せて現実壊せ、REAL BREAK。」

しかし何のことかさっぱりわからなかったのでそのまま寝た。

この言葉の意味なんて知る由もなかった。

というか眠気に勝てなかっただけなのだが。

「”それ”を信じられなきゃ何もできないさ。」

なんて言葉が未だに頭から離れない。

しっかしここはなんて城だ。

まるでシンデレラ姫がいそうな城だな。

しかもそこで俺と美奈都が踊ってる。

そうか・・・これは・・・ゆ

「おぉぉぉい!おっきろぉぉぉ!」

その瞬間目覚めた、そして何もかも吹き飛んだ。

今日は美奈都から外に出かけようとの誘いがあった。

非常に珍しいなぁと思いつつ支度をして外に出た。

そしたらそこには流の姿が・・・。

「おう!元気にしてるか?」

と、元気いっぱいの声で浮き輪を飛ばしている。

「おい美奈都、今日どこ行くつもりだ?」

すると水着っぽい服を着ている美奈都が出現。

「もちろん、海に決まってんだろ!」


と、海に来た我々なのですが。

以前美奈都さんはプールに行くのを拒んでいた。

なんでも水着を着たくないからだと。

でもいまは明らかに水着っぽいのを着ている。

しかし気になるのは・・・。

「しっかし美奈都、珍しい水着だな。」

「流く〜ん、これはサーフィンに使う水着なんだぞ?」

いやいや美奈都さん、それウェットスーツって言うんですよ。

水着っぽいのって言ったのはそれなんだ。

というかサーフィンしないのにその格好かよ。

「美奈都、さすがにそれで泳ぐつもりじゃあ・・・。」

俺は明らかに難色を示している、しかし。

「おぉ〜、意外とエロくてかわいいね!」

流の場合、いろいろ混じってて何が本音なのかわからない。

しかも意外をつけるとはさすがの流もちょっとは難色を示したか。

「いや〜スレンダーボデーがそそるねぇ〜。」

うん、今のでわかった。

完全に欲の方を出しているね。

鼻の下が伸びすぎですよ。

「まぁね、私みたいな美しいスレーンダーはいないっしょ!」

本日謎の単語が生まれました。

スレーンダーってなんだよ、なんかの便利商品か?

数々の疑問を残したまま俺たちは海に。

流はバタフライをして見せた。

中学の頃バタフライをやっていたというがかなり上手い。

美奈都は綺麗なクロールで浅瀬を泳いでるフリ。

え・・・?フリなんですか・・・?

俺はちょっと深めまで泳いでみることにした。

とはいってもそんな深くないのが残念だが。

「あんま深くないからつまんないな。」

そりゃあ美奈都のいるところは小学生でも立っていられる場所ですもの。

しかし浅いのはまた事実。

「こりゃあ諦めてあそこに行くしかないのかなぁ・・・。」

と美奈都はため息をついた。

実は近くにすごいプールがあるのだが

とある事情で美奈都はそこに行きたがらない。

果たしてその事情とは・・・。



つづく

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