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てんせい勇者  作者: 968
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13年後

~13年後~

琴美の身体に移ってから13年の時が過ぎ

俺は高等学校と言う学業を学ぶところに毎日通っていた………


??「おーい、琴美ー?そっちは終わったー?」


琴美「んー?もう少しー。そっちは終わったー?」


??「おわったよー!」


琴美(なん……だと!)


俺ら……いや、わたし達は今掃除をしている。……その後は部活……面倒だなぁ。因みに勇者時の剣術が生かせると思い剣道部に入ったのだが、剣道の剣術と俺流の剣術が噛み合わず生かせていない。ただ剣を扱うことには慣れているのでそこそこできていると思う。


琴美「………よし、おわったー!沙奈ちりとり持ってきてー!」


沙奈「ちょっ、まっ、こ、こっちが終わってから」


琴美「りょ、了解」


……………


沙奈「…掃除しゅーりょー!」


琴美「よーし帰ろぉー!」


掃除を終え、掃除道具を片付けたわたし達は教室に帰ろうとしたその時…


ピンポンパンポーン


『全校放送、全校放送……生徒は貴重品を持ち直ちに靴に履き替え校外に出てください。繰り返します。生徒はきちょ…………あ、ああっ!ぎゃぁぁぁぁぁ!』


ぐしゃ…


放送は何かを潰したような音を吐き出したあと、何も出さなくなった…


沙奈「な、なんなの…」


琴美「浜松先生の声だったよね……と、取り敢えず、財布・スマホ教室にあるから取ってくるよ。」


沙奈「わ、私も行くよ。一人じゃ怖いし………それに…」


琴美「それに?」


沙奈「琴美の中二病パワーがあればなんとかなる!」


琴美「うっ…」


ど、どうやら素の俺の性格はこの世界にとって中二病と言われるものらしい


琴美「ひ、ひどいなぁ…まぁ、何かあった時は守ってみるから!」


沙奈「やーん、宜しくお願いしまーす」


そう言い彼女は俺の腕に抱きついてきた


琴美「おい!こら!はなせぇー!」


沙奈「琴美ちゃん腕柔らかーい♪胸大きぃー♪」


琴美「や、やめろぉおお!」


こんな感じのやり取りでわたし達は教室に向かっていった……

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