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腐れたちの学園生活  作者: 馬鹿面
21/41

目標

 「うざい人、どういうことだ!?外道に写真を撮らせていたというのは!!」

 「三ケ原さん!僕はそんなことをしていない!!」

 「ならポケットの中を見せろ!その中に私の写真を隠し持っていると外道から聴いたぞ!!」

 「くっ、外道の仕業かぁーーーー!!」

 超楽しいね。クラスの人気者が変態のレッテルを貼られ、大好きな人から嫌われる。まさしく俺好みのシュチュエーションだ。

 「変態!!」

 「逢坂君ってこんな人だったの・・・」

 「これはマジで引くぞ・・・」

 「三ケ原さん!俺と結婚してくれぃ!!」

 最後のやつ誰だ!?蹴り殺すぞ。

 「僕は無実だ!!信じてくれ!!!」

 「写真を持ってる時点で諦めろ。私は貴様を許さない!」

 「クソ外道がぁーーーー!!」

 ありがとうっ!





 「いやぁ、部長のおかげで助かったよ。これで俺も晴れて自由の身だ」

 「ま、まぁな・・・、役に立てたなら光栄だ・・・」

 放課後の家みたいな部室でダラダラする。

 「それは外道が企んだんじゃないのかのぉ」

 「五月蝿い、俺はそんなやつじゃない」

 そんなやつだけどな。

 「でも、三ケ原さんカッコよかったらしいね!学園中で話題になってたよ!」

 「それは困る・・・、外道、どうにかしてくれ」

 部長が俺に依存し始めた。

 「俺は何もしないしどうもしない。これで部長の対人スキルが上がればいいんじゃないのか?」

 「それもそうだよね、外道君は三ケ原さんの人見知りを治すためにいるんだもんね」

 そのとうりで、俺は部長の心を開くよう言われている。が、それだけだ。それ以外のことは面倒だしやりたくない。

 「そ、そんな・・・」

 部長が肩を落とす、写メっておこう。

 「自力で友達を作る、これが第一目標だ!部長は頑張って人と話せ。失敗して傷ついたら俺が癒してやるから」

 「外道・・・、今日ですでに心が傷ついてるから癒してくれ!」

 部長が抱きついてくる。抱き寄せる代わりにチョップする。

 「い、痛い・・・」

 「調子に乗るな、俺は部長とそんなに仲良くなりたくない。ちゃっちゃと友達作って俺を解放してくれ」

 「私といるのは、嫌なのか・・・?」

 「別にそういうわけじゃない。ただ仕事をするのが面倒なだけだ」

 それに、

 「俺は仕事としてじゃなくて、プライベートで部長と友達になりたい。協力してくれるか?」

 「あ・・・、ああ!外道!!」

 「熱いのぅ、熱いのぅ!」

 和音にチョップを食らわす。

 「痛いのじゃ!何をする!!」

 「和音、今度遊びに行くか!」

 「・・・ほう、良いぞ。わしも何処かに遊びに行きたい!」

 和音が乗り気になった。単純なところも部長に似てるな。

 「私は?」

 部長が聞いてくるが無視をする。

 「俺たちはプライベートな友達だからな、普通に遊びに行く。なー、和音」

 「のー、外道」

 「なんだか楽しそうだね!私も混ぜてよぉ」

 飯塚さんが乗ってくる。

 「飯塚さん、俺と友達になりますか?」

 「嫌だよ、和音ちゃんと友達になる!」

 しっかり嫌われてるな、俺。

 「離せ、離すのじゃ!」

 「和音ちゃん、可愛いねぇ!」

 まぁ写メっとこう。

 「外道、私、私は・・・?」

 部長が捨てられた子犬みたいだ、適当に写メっとく。

 「ならこの一週間の間に友達を作れ、俺でも出来たんだから部長なら簡単じゃねぇの」

 「わ、分かった!私は友達を作る!!」

 力強く立ち上がる部長。俺は気付かれないようにスカートの中を撮る。

 「頑張れ、部長!」

 「ああ!!」

 こうして部長の友達作りが始まった。


 「そういえば和音、どうしてお前がいるんだ?」

 確か、月、木と剣道だったはずだ。

 「サボったからじゃな」

 「ナイス!!」

 それでこそ俺の友達だ。

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