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偽善

作者: 乃々野のの

ふと思い付いたことを形にしてみた。詩のいろはも知らんので悪しからず。多作を無意識にパクるくせもあるので悪しからず。まあ妄想癖ですな。

今まともに機能してる連載はDrive With Gentle Robber だけですが、そちらもどうぞ。

例えば老人に席を譲るのは

乗客の目が気になるからで

例えば君の鉛筆を拾うのは

君の評価が気になるからで


例えば交番に物届けるのは

人を助けた気になるからで

例えば駅前で募金するのは

イイ事した気になるからで


けど


例えば無償で働けるよな人

例えば砂漠に木を植えた人

例えば磔に処せられた聖人

例えば地球ごと救える超人


人の笑顔をつくるのも結局

見た『自分が』嬉しいだけ


完全無欠な『人の為』って

例えば無感動に称賛を受け

例えば無感動に感謝を貰い

例えば無感動に笑顔を眺め

例えば無感動に鉛筆を拾う

…それって一体どうなのよ


また今日老人に席を譲った

乗客の目が気になるからで

たまたま乗り合わせた君の

冗談入った「エライね」で

モテない男子高校生の僕は

ちょっと元気になるわけで



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