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命ってなんですか?

作者: 涼風 すず

 毎日、毎日同じことをして

 毎日、毎日ため息をして

 毎日を暇に過ごして……

 そんな人生に意味はあるのでしょうか?

 あなたは思ったことはありませんか?

 今の自分の人生に意味はあるのか

 命とは何なのかって……




「はぁ〜……」

 私は深くため息をついた

「進路かぁ、私に将来なんてあるのかなぁ……」

 私は今、中学三年生。もう直ぐ冬休みに入るこの時期にまだ進路が決まってなかった。

 理由は、中学に入ってすぐ不登校になった私には学校という場所は凄く行きたくないところだからだ。

 もう一つの理由は将来が見えないから。私には憧れの職業は色々あっても、一直線にむかえる夢がなかった。

 その他にも色々あるけど……



「私が生きてる意味ってあるのかなぁ……」

 進路のことを考えてたらふと呟いてしまった。

 まぁ、自分の部屋に居るから誰にも聞かれてないんだけど。

 でも、不登校になってよく考えるようになった。

 私はいつの間にか生きてる意味を知りたくてしょうがなくなっていたのだ。

 それは不登校になって考えることがなくなったからなのか分からないが、本当にいつの間にか考えるようになっていた。

 そして、そんなことを考えても意味がないことを十分に分かっていた。それでも何度も何度も繰り返し考えてしまうのだ。



「なんだかもう色々考えるの面倒くさいなぁ……こんなんだったら死んだほうがましだよ」

 私は命の大切さを分かっていないのだろうか……

 また、いつもみたいに呟いてしまった。

 でも、そんなことはない。私は命がどんなに大切な物なのかを分かっている。

 分かっているからこそ、こんなことで『死』ということを口にする自分が許せないのだ。

 でも、実際には命って何なのか分かっていない。

 動物や植物にも命がある。あ、そういえば、物にも命があるとか言うし……

 そう考えると、世界中のもの全部に命があるのかもしれない。

 でも、そうなると命って何?






「あぁーもう……」

 イライラしてきて思わず声がでた。

 何考えてるんだか……

 物に命があるというのは、作った人の魂が宿ってるとかそういうのだろう。


 はぁ〜……私はどこまで話を大きくするつもりなんだよ!!

 そんな風に自分に突っ込みをいれながら今日もまた、命について考えた。

 こうやっていつも、いつも色々考える。もっと深く命について考えることもたまにある。

 不登校になってから始まったゴールがない私の悩みごと。

 いや、本当はどこかにゴールはあるのかもしれないが……

 それでも、私には見つけられないゴール。

 他の人には多分、馬鹿だと言われるだろうけど……それでも考えてしまうこと。だから私はゴールを探し続ける。

 幸せになったらそう考えることもなくなるんだろうけど……

 でも今は自分が産まれたことを不幸に思ってるから……だから、私はまた命について考える。



 ゴールのない悩み事。

 そんなことを考えるのは馬鹿なことかもしれないけれど、それでも私は幸せになるまでずっと考えるんだろうなぁ。




 あなたにとって命ってなんですか?

 かけがえのない物ですか?

 自分の命大切にしてますか?

 他人の命を軽くみてませんか?


 深く考えちゃうと駄目だけど、少しだけ考えてみませんか?

 そうしたら命の大切さなんかが分かるかもしれませんよ。

 読んでくれてありがとうございます。


 この小説は思ったことを書いただけになってしまって、小説と呼べるようなものじゃないような気がするんですが……どうでしたか?

 しかも、結局はなにが伝えたかったのかが分からなくなってますしね。

 でも、少しでも何かを感じてもらえたら嬉しいです!!


 それと、居るか分かりませんが……命についてあまり深くは考えない方がいいと思います。

 そして、深く考えている人が居るならば、少し気を抜いてください。

 なぜ産まれたんだろう……そう考えてる人も以外と居ると思います。

 考えることは悪いことではないと思うけど、深く考えると気が滅入っちゃいますから。

 少し力抜いてください。



 最後に、私が偉そうなことを言ってすいません。

 そして、最後まで読んでくれてありがとう御座いました。

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― 新着の感想 ―
[一言] このお話、とても共感できました。命とは何なんでしょう…。笑えること、家族や友達がいること、それだけで生きてて良かったと今は思います。後書きのお言葉、ありがとうございました。
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