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「夕凪」外伝〜あの時の僕は…  作者: 乙花
第1章
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初対面

初めて純平と顔を合わせたのは

新規事業立ち上げの会議室だった


「おつかれさまです!」

純平はそう言って勢いよく部屋に入ってきた

僕をチラッと見て、笑顔で会釈をし、テーブルにつく


僕に比べれば背は高くないが、その存在感は圧倒的だった


学生時代でいうなら、クラスの中心にいたようなタイプだろう


会議中も、積極的に意見を出す

まだ入社して1年にも満たない新人だと誰が思うだろう

純平はそこにいるだけで

周りの人を巻き込む空気を纏う男だった


僕は初め、そんな純平に少し苦手意識を持っていた


純平の空気感に巻き込まれてしまったら

自分を見失いそうになるのではないかと思ったからだ


それくらい純平は誰から見ても輝いていた


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