表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

体験談系エッセイ

【最恐】夜中のキャー

作者: 七宝

 あしたのジョーみたいなタイトルで失礼します。

 さて、今回は【最恐】と銘打ってはいますが、見ての通りジャンルはホラーではなくエッセイです。これは私にとって激コワだっただけであり、あなた達にとってはなんの恐怖にもならない体験談だからです。


 あれは昨日と今日との境目⋯⋯0時0分0秒の出来事でした。


 その4秒前、私は便意を催しました。0.03秒で立ち上がり、トイレに駆け込み、3.7秒で排便と拭き拭きを済ませ、手洗い場にテレポートしました。


 この時、私は洗面所ではなく、キッチンの流しで手を洗おうとしました。キッチンのほうが少しだけ近いからです。⋯⋯それが間違いでした。


 蛇口を捻ります。


 今まで気づかなかったのですが、私はこの時無意識に右手を蛇口の下に差し出し、手を開き、1秒後に出てくるであろう水を受け止めるような形を取っています。


 しかし手に落ちてきたのは水ではなく、ゴキブリでした。


「キャーーーーーーーーーーーーーッ!」


 私は悲鳴を上げました。ここまで「悲鳴」な悲鳴を発したのは生まれて初めてのことでした。私は乙女だったんですね。


 その後は舌打ちして普通に手を洗いました。現在、キッチンにはゴキブリホイホイが10個仕掛けてあります。皆殺しです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは。 フットワーク、軽いですね。 私は「気のせいだろう」と再び寝ようとします。 まあ、寝られやしないんですけどね。 それは恐怖ですね。 想像しただけで、鳥肌もの。 皆殺し? いい…
[一言] 一見は乙女 その奥に潜む、本性は、、、 これぞ、今年最高のホラーだ~~よ✌️
[一言] 寝起きでスリッパ履いて、そのまま外に出ようとしてスリッパを脱いで靴を履こうとしたら、なんか踵のところにへばりついてる。 踏み潰されたゴキブリでした。 そのスリッパと靴下はそのまま捨てました…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ