4話 ギルド登録
僕はそのまま街に向かった。街は少し大きかった。
街の中にはいろいろなお店や住宅があった。大勢の人が行き来していた。
大勢の人の中には僕の格好を見て唖然とするものや、笑うものがいた。
しかし、自分が一番気にしていたのは、情報であった。どこに何があるのか。そして、ここのお金は何でできているのか。聞きたいことが山ほどあった。
(さて、だれにきこうかな?)
僕は行き来する人に話を聞いてみることにした。
「すみません!!」
「は・・・はい、なんでしょうか?」
男はビクつきながら答えてくれた。
「この街のことについて聞きたいのですが、よろしいですか?」
「え・・・ええ、いいですよ」
男はこの街のことや、金の情報を教えてくれた。
まずこの世界の金は、ゴールドであった。それは働いてもらえるらしい。現実世界と同じだ。
また、この街の名前は、ゴリント街というらしい。変わった街の名前だ。
さらに、この街には様々な施設があった。宿屋や武器屋、防具屋、道具屋、教会、ギルドなど様々な施設があった。
特に、ギルドは登録を行うことで様々な依頼を受けることができる。依頼を達成すれば、報酬がもらえるらしい。
また、ギルドにはランクがありGランクからSランクまであるもよう。最初はGランクから始まるようだ。
僕は宿屋に泊まりたかったから、ギルドに登録して依頼を受けようと思った。
早速、ギルドに向けて歩いて行った。
相変わらず、僕の格好を見て笑うものが多かった。
(まあ・・・笑うことはいいことだから・・・ほっといた)
しばらくして、先ほどの男から聞いたギルドの施設に着いた。
施設の中に入ると、武器や防具を身につけた冒険者が大勢いた。
冒険者たちははいってきた僕を見た。その中を進んでいって、受付に着いた。
「すみません、登録はここでやってくれるんですか?」
「ええ、ここで受け付けます。早速、登録の申請を行いますか」
「お願いします。」
僕は申請の登録を行った。ほどなくして、ギルドの受付嬢がやってきた。
「申請の登録は完了しました。こちらが、ギルド会員を認定し証のギルドカードです。」
受付嬢はギルドカードを提示した。
「受け取っていいですか?」
「ええどうぞ」
僕はギルドカードを受け取った。これで、依頼を受注できる。
「ギルドランクはGランクです。また、これで、依頼を受注できます。受注しますか?」
「はい、お願いします。」
すると、受付嬢は依頼の紙を僕に見せた。
「これがGランクの依頼です。ご覧ください」
僕は依頼の紙をひとつづつ見た。何枚か見ているとよさそうな依頼を見つけたので、これにしますとゆびさした。
「これは、化けキノコの討伐ですね。化けキノコは南の森の中にいます。それでは、初めての依頼を無事達成されますこと祈っています。」
こうして、依頼を受注した。化けキノコは先ほどいた森にいるらしい。僕はギルドの施設をでるとすぐに森に向かった。
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