〜可愛い姉妹〜
GWが、、、終わってしまう、、、
時間の流れが止まっている世界で私達は話しをした。
『一瞬だけ貴女の身体を使わせてくれない?』
「え?ソレ大丈夫なの?」
私がそう質問するとヨツバの姉が簡潔に教えてくれた。
『本当なら無理だけど、今の状態が特殊だから貴女の自我も消えないし、私も人形状態にはならないのよ』
「分った、じゃぁお願い」
私は、そう言ってヨツバの姉に意識を傾けるようにする。
すると、身体が優しく包まれるように温かくなった。
「うん!いい感じ!」
私の身体を3者視点で見るというのは不思議な状態である。
「どれどれ〜案外あるのね〜」
『いやちょっと!?何かってに人の服の中身見てるの!?』
私は、慌てながらそういう。
「あら?ごめんなさいね〜久しぶりの肉体だったからついついテヘペロ〜」
どことなく古いと私は感じた。
「ソレじゃぁさっさと叱っちゃいますか〜」
『ノリ軽、、、』
そして、当たり一体の時間が動き出す。
「お姉ちゃん、、、お姉ちゃん、、、」
相変わらずヨツバの目には光が無く、虚になっていた。
「はいはいお姉ちゃんだよ〜久しぶり〜ヨツバ〜」
「えっ?」
ヨツバは目に光が戻り困惑していた。
「あら?実の姉が分からないのヨツバわ?あんなにお姉ちゃんお姉ちゃん言ってたのは嘘だったのかしら?」
「そっそんな訳ない!」
すぐにヨツバは答える。
「じゃぁ私がヨツバのお姉ちゃんかどうか分かる?」
「本当に、、、本当に、、、あっあう、、あぁ」
ヨツバの目から涙が溢れる。
「はいはい泣かないの〜ヨツバは強い子でしょ?」
「うん、、、うん、、、」
ヨツバ姉は、優しくヨツバの頭を撫で優しく抱き寄せる。
今のヨツバの姿は、前の狂気的な姿と似ても似つかないほどであり、ただ1人の姉が大好きな少女であった。
「どうして、置いて行っちゃったの?」
ヨツバは一通り泣いた後、姉にそう質問してきた。
「あの時はごめんね?ヨツバを死んでも守りたいと思ってたの、本当に死んじゃうとは思っていなかったけれどね」
「本当に寂しかったんだよ?」
「ごめんなさい」
「でもでも!今度からは一緒に暮らそうね!」
ヨツバが笑いながらそういう。
「ソレも難しいわ」
「え?、、、どうして?」
ヨツバは、一転笑顔が悲しみの表情に変わる。
「いい?ちゃんと話しを聞きなさい?」
「うっうん」
姉は真剣な表情に変わる。
「本当ならヨツバと一緒に私も暮らせたらよかったんだけどね、、、でもソレはダメなの。私はもう、この世界にいる存在じゃないから、世界が許してくれないのよ?」
姉は、わかる?といいながら言葉を切る。
「そんなの嫌、、、絶対嫌!!」
「ヨツバ、、、」
「世界が許してくれないんだったら私が世界を変える!!」
ヨツバの魔力が溢れ出し、震え上がる。
「ダメよヨツバ」
姉が、静かにそういうと、ヨツバ以上の魔力が一瞬膨れ上がり、そのままヨツバの魔力を飲み込み、抑え込む、、、。
「あっ、、、」
「我儘いう子は大嫌いよ」
「嫌わないで!お願い!何でもするから!!お姉ちゃんのいう通りするから!お願い、、、嫌わないで、、、」
ヨツバは、涙を流しながらそう言った。
「、、、」
姉がじっとヨツバを見やる。
「本当に?」
「!本当!絶対に!!」
ヨツバは、捨てられそうな子犬のような表情になる。
「分かった嫌わない」
「お姉ちゃん!」
そして、ヨツバが再び抱きつく。
「分かった。じゃぁ私がいなくても良い子にするのよ?」
「する!絶対に!!」
ヨツバがそういうのを確認した後、
「分かったわ、ちゃんと良い子にするなら私がいなくなった後も私と一緒にいても良いわよ」
「、、、?」
『?』
ヨツバは理解が追いついていないようであった。もちろん私も、、、
「だってこの身体は、ヨツバが私のために作ってくれたにでしょう?」
「うん」
正確には、お母様とお父様であるのだが、、、ここは野暮というやつだろう。
「なら、身体だけでも一緒に生活することはできるわよね?」
「それって、、、」
『えっ!?ちょっと!?』
「私自身は、いなくなっちゃうけどソレだとヨツバが心配だからね〜今の子にヨツバを任せようと思うの」
「良いの、、、?」
ヨツバが、そういう。
『あんまり良いとはすぐにいえないんだよね〜だって他のみんなにどう説明すればいいのか、、、ソレに私じゃぁもしもの時にヨツバちゃんを止めることも難しいかもしれないし、、、』
「良かったわね〜ヨツバ!この子も大丈夫お任せあれ〜バリバリ〜!だって!」
『ちょっと!?私そんなこと一言も、、、』
「本当!嬉しい!!」
『あっ私の声聞こえないんですもんね。はい、、、』
みんなにどう説明したらいいんだ、、、。
私は、ただただそう思うのだった、、、。
ちょっと?何で私にしか見えない方向からテヘペロしてるんですか?殴りますよ?
この世界で一番最強なのは、この姉といっても過言ではない模様。
『眠っている間、暇潰しに魔力高めてたらこうなっちゃった〜(笑)』
っと本人(?)は証言しており、、、




