〜それは闇〜
素麺の束を2本使うという贅沢をしてしまった、、、。
クロアは、黒龍の翼を、リリィは、光の翼を使いヨツバと戦っていた。
「あれ〜?貴女ってこんなに強かったけ?」
ヨツバは、言葉だけ楽しそうに笑っていた。
「最強の勇者様に文字通り死ぬほど鍛えられたからね!」
リリィは、驚くほどの急成長を遂げていた。
私も負けていられない。
「リリィ、私に合わせて来れる?」
「もっちろん!」
リリィの返事を聞き、一気にギアを上げる。
「行くよ!」
「来て!お姉ちゃん!」
ヨツバはとても嬉しそうに笑う。
すると、ヨツバの周りを囲むように黒い空間がいくつも現れる。
「すぅ、はぁ、、、」
一瞬息を整え、リリィと一緒に真っ直ぐ進む。
「?」
ヨツバは一瞬反応が遅れた。
そして、そのまま、私とリリィがヨツバの目の前で武器を振り上げる。
「何がしたいの?」
ヨツバは、そういって2人の攻撃を防ごうとした時、リリィの目の前に空間が現れる。
「後ろだよ!」
「わっ」
リリィが空間に消え、私の攻撃を防いだと同時にリリィが後ろから現れ、攻撃をする。
「まだまだ!」
そして、私は右手に逆さで持っていた太刀を後ろに現れた空間に突き刺す。
今度は、ヨツバの胸から刃が生えてくる。
「おお〜」
けれど、ヨツバは驚きはするもののいたってさほどのダメージにもなっていないようだった。
「っつ!」
私は、すぐに剣を抜き、軽く距離をとり、槍のように投擲する。
その間に、リリィも、空間から空間へと移動し鋭く切り裂く。
「やるね〜」
ヨツバは、リリィの攻撃を避けるが、避けた先から先程投げた刀が現れ、ヨツバを貫く。
「流石にコレは効くな〜」
ヨツバが、動く前に私達は何度も何度も切り裂き、貫く。
その度に、ヨツバから赤い血液とは違う黒い何かが現れる。
「はぁ、はぁ、」
「これだけやれば、、、」
気がついた時には、ヨツバの姿は黒い物で見えなくなっていた。
「とってもすごかったよ〜お姉ちゃん」
突然、背後からヨツバの声が聞こえてきた。
「なっ!?」
「嘘、、、」
私達の背筋が凍りつく。
「数えきれないほどあんなに殺されたのは初めてだよ〜やっぱりお姉ちゃんはとっても凄いな〜」
私達は、改めて、ヨツバという化け物の恐ろしさを感じた。
「さぁ!もっともっと楽しみましょう!お姉ちゃん!」
ヨツバちゃんを倒すことは出来るのだろうか、、、




