〜ルームメイト〜
新キャラ登場!最近寒くなってきましたね〜
拝啓、お母様、お父様、私とキクロは、寮で同じルームメイトがどんなお方なのか、とても楽しみにしています。
前夜祭で、少し大変なことがありましたが、寮では皆様優しく、何とかやっていけそうです。
「お嬢様、今日から本格的に学園生活が始まりますね」
部屋の整理を終えた後、キクロがどこか、ソワソワしながら話しかけて来た。
「お嬢様ってここでは呼ばない約束でしょ」
「あっ、そうでしたね。私はどうやら少々落ち着きをなくしていたようです。」
初めてキクロを見る人は、感情を読めないといいそうだが、私は、そうは思わない。何なら今日は一段とわかりやすい。
「まぁ、そこら辺はおいおい慣れるといいよ」
「お嬢様、、、クロアは慣れすぎ、かと、、、」
いつもしっかり者のキクロの口調がおかしく、少し笑いそうになるのを耐え続ける。
「ふふ、、、まぁ私だからね」
「抑えられてないです」
「ごめんね」
と2人で話していると、ドアが開き、葵髪に透き通るような肌の少女が入って来た。
「あの、同じルームメイトの方ですか?」
「ええそうよ」
「どうも」
そう軽く互いに挨拶をすると、葵髪の少女が、
「私の名前は、リリィっていいます。よろしくお願いします」
「私はクロア、こっちの娘は、キクロで幼馴染なの」
私がいうと、キクロは軽く会釈をした。
「?どうかしたの?」
何故か、リリィがヨソヨソしいので質問してみると、
「いや、あの、、、」
「あれ?私どこか変だった?ごめんなさい私、離れた場所で育ったからここの常識があまり知らないのよ」
「いえ、どこも変じゃないです、、、えっと、、、」
いいよどむリリィをしっかり見る。
「ひゃ、、、あのつかぬことお聞きしますが、、、どこかのお貴族様ですか?部屋の声が聞こえて、、、」
その質問に一瞬、面を食らったがすぐに答える。
「あぁ〜なるほど、貴族っていうほどじゃないから気を楽にしていいよ」
「えっそうなんですか!?」
「そそ、だけどそうだな〜あまりこの事を言わないでね。」
と私が手を合わせてお願いすると、
「はい!大丈夫です!よろしくお願いしますクロアちゃん、キクロちゃん!」
先程とは一転して明るくハキハキと即答してきた。
「ふふ、よろしくね」
少し、昔を思い出したが、昔は昔、今日からの学園生活はとても楽しそうだと思った。
布団から出たくないと思いました。




