〜親ですから〜
今回の教訓、引越し先の知り合いの家に行く時は忘れ物に気をつけよう(´・ω・)
魔法と魔法、剣と剣が互いに相殺しあう。
「はぁ、はぁ、、、」
「その程度じゃないでしょ!」
私は、お母様と戦っていた。
剣術では、私の方が少し上であるが、だからと言って油断は出来ない。
「魔力をもっと感じなさい!」
「やってるって!」
魔法に関しては完敗と言っていいだろう。
前世に比べては多少、扱えてもお母様相手だと勝てる気がしない。
まるで未来でも見られ、全て見透かされているようだった。
「どんどん行くわよ!」
「っつ!」
私は、右手の刀で受け流し、斬り伏せ、左手に逆さで持った太刀に魔力を乗せ斬撃とし、流れるように反撃をする。
けれど、お母様は、全て完全に防ぎきる。
「身体能力を生かしての攻撃、防御、そして魔力を使った予想外な攻撃からの絡めて、、、」
最後に、左手から飛ばした太刀を華麗に避けお母様は言った。
「子供の成長は早いわね」
「ここまでして擦り傷1つない状態で言われても嫌味に聞こえるんだけど?」
刀を空間魔法経由で手元に戻す。
「さぁ今度はどんな攻撃が飛び出て来るのかしら?」
「聞かれていう訳ないですよ」
「それもそうね〜」
お母様は何とも余裕そうな表情である。
正直ほとんど万策尽きている。
「行きます」
「さぁ、きなさい」
私は、一瞬でお母様に近づき、左手で逆さに持った太刀を切り上げる。
お母様は、必要最低限の動きでそれを交わす。
「あら?」
けれど、お母様の頬を掠めコレが初めてのダメージだ。
「物はやってみる物ですね」
「母親の顔に傷をつけるのはどうなのかしら?」
「本当なら首が飛んでいると思うのですがね」
私がやったのは、空間魔法を刀に纏わせ、見た目以上に攻撃範囲を広げるという物だ。
範囲は自身の与えた魔力によって変わる。私の場合は物量のごり押しだ。
ルナちゃんは、前に魔法に魔法を被せ、威力をあげるということをやっていたのを真似したのだ。
「結界をまさか斬るとはね〜驚いたわ。」
「お母様の対魔法特化結界が化け物すぎます」
「ふふ〜お父さんでも魔力だけじゃ切れなかったのよ?」
本当にお母様は化け物だと思った。
親は子供に強い




