〜ドラゴン、少女に振り回される〜
もうすぐで2月が終わる、、、
少女と少女のお姉さんを探している時のこと
「ねぇねぇ!アレは何?クロアお姉ちゃん!」
「アレはね魔的っていって魔力の込められた弾で商品を撃ち落とすんだって〜」
「じゃぁアレは何?クロアお姉ちゃん!」
「アレはね〜、、、」
というように先程までより気が楽になったのか色々な出店を見ながら、気になった物を片っ端から聞いてくる。
やはり少女の元気な笑顔はとても良い物だなと思っていると、
「クロアお姉ちゃん?」
「えっ?あっごめんねどうしたの?」
「アレは?」
ヨツハちゃんは、学生達が持ち歩きながら食べている物を見ながら聞いてきた。
「あぁ〜アレはチヨコハナナっていう食べ物なんだって〜」
「そうなんだ、、、」
すると少女のお腹が可愛らしく鳴った。
「ふふ食べたいの?」
「あっえっと、、、」
その様子が可愛らしかったので、少女に買ってあげた。
「いいの、、、?」
「うん私も食べたかったからね〜」
「!ありがとう!クロアお姉ちゃん!」
その少女の笑顔はとても可愛かった。思わず、心の中で手を合わせてしまうほどに。
すると隣の出店の生徒が、急に話しかけてきた。
「お〜学園祭楽しんでるね〜」
「マペス副会長」
「やっほ〜今はマペス先輩ですよ〜」
その生徒はマペス副会長であった。確か、出店で小物を売り出すと言っていた。
「マペス先輩、生徒会長を見ませんでしたか?」
「華麗なスルー、ヒメコ生徒会長?あぁ〜さっき他の女子生徒と学園の方に行ってたよ〜」
どうやらヒメコ生徒会長は学園内で見つかりそうである。
なら、大丈夫かと思い、私はヨツハちゃんのお姉さんを探すことにしよう。
「そうですかありがとうございます」
「いえいえ〜あっじゃぁついでにコレをどうぞ〜」
というとマペス先輩は、雫の形をしたネックレスを二つくれた。
「え?いいんですか?」
「いいよ〜2人でつけてみて〜」
マペス先輩にいわれ私とヨツハちゃんが首にかけると、
「姉妹お揃いのネックレス、、、いいね〜」
「えっと私達は、、、」
姉妹ではない。そう話そうとした時、ヨツハちゃんが、
「私とお揃い、、、いや?」
「そいう訳じゃなくって」
少女の不安そうな瞳に少し言葉が詰まっていると、
「ふふ〜学園祭楽しんでね〜」
マペス先輩がそういうと同時にアクセサリーを見ていた他の生徒達の対応に行ってしまった。
「あっ、、、」
「クロアお姉ちゃん、、、?」
「あっえっと、、、ヨツハちゃんと私とのお揃いが嫌かなって思って、、、」
「私?いやじゃないよ?クロアお姉ちゃんはいやなの、、、?」
「全然!嫌じゃないよ!」
「そうなの?嬉しい!」
そう言って私に抱きついてきた。とても可愛いらしいのだが、危機管理がまだ未発達なその少女を見て私は少女の未来に危機感を覚えてしまう。
「って私はヨツハちゃんの親かい!」
「?どうしたの?クロアお姉ちゃんはお姉ちゃんだよ?」
「あはは〜何でもないよ」
そして私達はヨツハちゃんのお姉さん探しを再開するのだった。
少女の笑顔は最強ですね〜




