〜不穏〜
たまにゲームやるとまたハマるよね〜
現在、私は近くの椅子に座り精神的な休息を取っていた。
「えっと、、、クロア様、、、と呼んだ方がいいでしょうか、、、?」
リリィの様子が先程より少しよそよそしかった。
「いやいや、大丈夫だよっていうかいつも通りの方が私も楽だから」
今まで私自身の立場もよく知らずにいたので実感が全然ない。
お父様いわく、家の周辺にある森は、国境付近の森で、『魔獣大樹林』といわれており、高ランクの冒険者パーティーですら入ろうとする者はいないという。
「そうなの?じゃそうする!」
こういう時、リリィの切り替えの早さには助かると
思った。
「ありがとう〜」
「これからも娘をよろしくお願いねリリィちゃん」
「お母様いつの間に!?」
急に音や気配もなく現れたお母様が、リリィに対して挨拶をしてきた。
「いつの間に!?えっえぇとこちらこそ、、、」
「ふふ、こんなのは乙女の必須技能よ!ありがとうね」
音や気配もなく現れるのが必須技能ではないと強く信じたい。
そして、リリィと私は、お母様と一緒に皆の方へ行った。
「休憩はもういいのかい?」
「大丈夫だよただ、、、この後もう少しだけ頭を整理させて」
「あぁ分かった。ただ、僕達としては、無理に家を継ぐ必要はないと思ってる」
「そうなの?」
「えぇ、私達は子育てに自然が豊かな場所に住もうと思ってただけだからね」
「発想は自然ですのに、場所が不自然すぎますわね、、、」
「はは、子供には強く育って欲しいからね」
「ぶっ飛びすぎですわ、、、」
「まぁ、、、そうですね」
ルナちゃんが引いており、キクロですら取り繕えないでいた。
実際、場所が場所なので何も言えない。
最終的には、学長のおかげや、お父様達の若い頃の武勇伝もあり誤魔化せた、、、。
「あっ!すみません!キクロさん!」
「リニアル先輩?どうかしましたか?」
遠くからリニアル先輩が走ってきた。
いつも、落ち着いているリニアル先輩だが、どこか焦っている様子であった。
「例のイベント発表がもうすぐであるというのに生徒会長が置き手紙もなく行方をくらませてしまいました。」
「それは、、、緊急ですね」
確か、もうすぐでヒメコ生徒会長が独自で考えたイベントの発表があったはずである。
イベント内容は、秘密にしていた方が後で楽しみがあるということでヒメコ先輩しか知らない。
「これは、、、」
「探した方が良いかもね」
「でも、、、いいのかな、、、?」
「あっ」
リリィが心配そうに言ってきた時、
「僕達のことは気にせずに行ってきていいよ」
「え?」
「そうね。私ももう少しバハルドと会話をしようかなって思っていたからね」
「うんわかったっていうことだから行こう?リリィ」
「はい!あっあのありがとうございます!」
そうして私達はヒメコ先輩を探しにいくのだった。
「青春ね〜」
次回!探せヒメコ先輩!!
(題名がコレとは限らない)




