〜悪夢の始まり(下)〜
それっぽいことを書きたかった人生!(神◯っぽいな風)
爆発音と咆哮が、鳴り止んだ頃、ドアが開くようになった。
少女は、恐る恐る外に足を運ぶ。
「お姉ちゃん?どこ?」
少女は歩く歩く、血生臭い廊下を歩きながら、大好きな姉を探しながら。
すると、よく知っている匂いがした。
「おねぇちゃん、、、?」
そこには、2人の男女が血だらけになり、動かなっていた。
それは、少女にとってよく知る2人であった。
「パパ?ママ?」
その2人の有様を見た少女の鼓動が大きくそして早くなり始める。
「おねぇちゃん、、、探さなきゃ、、、」
少女は、外に駆け出した。そして、外に出るまでに今まで以上によく知っている匂いを感じた。
足を進める度にその匂いが濃くなって行く。
先程までの咆哮の主、間違える事のない我が姉の匂い。
「おねぇちゃん!おねぇちゃん!」
「あ?なんだ?」
「え、、、」
そこに姉はいなかった。代わりにさまざまな武装をした男達が少女を見ている。
「まだ生き残りがいたようだな」
1人の男から始まり、周りの男達も次々に武器を構える。
「あっ」
少女は、怯えていた。その様子を見ていた男達は残りの仕事が楽だと思いニヤケついており気持ちが悪い。
「おねぇ、、、ちゃん、、、」
ただ、少女は男達を見て怯えていたのではない。
男達の足元で死んでいる自分の姉を見て、震えていた。
「何いってるか分からねぇがとっとと終わらせよう」
そして、男達が武器を振り上げた時、
「、、い」
「あん?」
「許さない」
少女が言葉を言い終えると同時に少女に近い男達から順に、大きく吹き飛ばされた。
「なんだこいつ!」
「クソ!クソ!」
「ギャァ!」
一瞬だった。魔力の爆発と共にそこは、地獄と化した。
今まで、男達がドラゴンを殺していたのは夢だったかのように次々と殺されていく。
コレは殺し合いではない。淡々と生命が流れ作業のように殺されていく。まさにただの蹂躙であった。
「許さない許さない、、、」
男達の絶叫が止む頃、そこには1人の少女しか立っていなかった。
少女は自分とそっくりの雪のように真っ白な髪型、整った顔、今は見る事の出来ない優しく穏やかな空色の瞳だった姉の元に座った。
「お姉ちゃん、、、どうして、、、どうして私を置いて行っちゃったの?」
だが、少女に言葉が返ってくることはなかった
この頃から、歯車はすでに狂い始めていた、、、。




