〜悪夢の始まり(上)〜
土日は基本やっぱ睡眠を貪っちゃうよね〜
燃える燃える燃える。月が出ているというのに、あたり一面は明るく炎の海。
色とりどりの花々は、黒くなり果て踏み荒らされてしまった。
「おねぇちゃん、、、」
「大丈夫、私がいるわ」
2人の少女達が、寄り添いながら隠れていた。
だが、そこがバレるのも時間の問題であろう。
「怖いよ、、、どうして、、、」
少女はいまにも泣き出しそうであるが、同じ年代の少女ならすでに泣き出してしまっても仕方ない。
「ねぇ」
「なに?」
1人の少女は、何かを考えた後、もう1人の少女をまっすぐ見つめて言った。
「私はあなたのことをいつまでもずっと愛してるわ」
「え?」
そう言われた少女はどういうことなのかさっぱり分からないでいた。
「今から私が、あの人達とお話ししてきて、帰って貰うわ」
「え?え?」
「大丈夫よ!私は強いから!ちゃんと戻って来るわ!そしたらまたお花の冠を作ってね」
「うん」
その言葉を聞いて、少女を1人部屋に残し、1人の少女は外に出て行った。
その数分後、巨大な爆発音と共に巨大な咆哮が響き渡った。
「おねぇちゃん、、、」
ドアは、何らかの魔法がかけられており開くことがない。
しかも不思議な事に爆発がこちらに来ることもなく、熱もあまりこない。
この時の少女は、想像もつかなかっただろう。
姉が文字通り、身体を張って少女を守っていたことを、まだ若く、魔力操作もおぼつかない状態でありながらも戦っていたことを。
妹のために戦うお姉ちゃん




