〜ヴァルキリーの誕生〜
マリー「さっすが私達の子孫ちゃん!」
???「そうだな」
マリーの相手はいったいダレナンダロウナ〜
空が青く、風もさほど出ていない時間、地上で盛大な爆発音が轟いた。
「流石ですわ!」
ルナちゃんは、涼しげに手をパチパチしていた。声色や、態度からは、悪意なんて何一つない、まさに純真無垢から来ている。
そこだけを見たら、整った顔立ちというのもあり、誰だって一目惚れをしていたであろう。
「はぁ、はぁ、それはどうも」
私は、咄嗟に空間から一本の刀を抜き放ち、魔法を受け流した。
受け流したのではあるが、流しきれなかったのか、少し身体が痛い。
「初めてみる剣ですわね」
「こっちが私のメイン、室内は基本あっちのサブ」
私は、学園に来て、一度も使っていなかったもう一本の巨大な刀を持っていた。
刃だけでも90cm以上はあり、つかを合わせれば1mは有に超えている。
「凄いですわ!」
ルナちゃんは、目をキラキラさせていた。
「私としては、まさかルナちゃん相手に初めて見せるとは思わなかったけどね、、、」
「ふふ、お褒めいただき光栄ですわ」
ルナちゃんは心の底から嬉しそうにしていた。
その笑顔には、どこか面影があった。
「さぁ!まだまだ行きますわ!」
「そうだね」
何やかんや私も少し、楽しんでいるようである。
「せぇっの!」
私は、先程と違い一瞬にしてルナちゃんの懐に潜り、普通の刀のように体制を低くして振るう。
けれど、ルナちゃんは魔法障壁を張り受け止める。
「危ないですわね!」
「反撃しておいてよくいう」
私は、笑いが溢れてしまった。
魔法障壁で守ったかと思うと、すぐにルナちゃんの足元から、地面がせり上がり、後一歩回避が遅ければ、一瞬で意識をかられていたであろう威力だ。
「まだまだ行きますわ!」
「今度は、、、」
「地魔法クリエイトゴーレム」
魔法陣がいくつも現れ、そこから屈強な甲冑をみにまとったゴーレムは数体現れて襲いかかってきた。
「多すぎでしょ!」
「そうでしょうか?」
ルナちゃんは、疑問そうに首を傾けた。
可愛いけど鬼畜!
「ふぅ、、、」
「?それはっ!」
私は、体制を前屈みし、刀の刃を左側に添える。
ルナちゃんは何かを察しすぐに魔法で迎撃してきたが判断は一歩、遅かった。
「抜刀、オボロユキ」
刀を振り切ると同時に、まばらな斬撃が飛び、ゴーレム達に襲いかかる。
斬撃に当たったゴーレムは、切り口から白く凍り、最終的に崩れてしまった。
「魔法、、、ですか、、、」
「そうだよ。氷魔法を付与したの。でもまさか、完全に防がれるとはね、、、」
ルナちゃんの目の前には、先程までの水色の魔法障壁ではなく、金色に輝く、神々しい盾が宙に浮いていた。
「地魔法アブソリュートウォール」
「この魔法はどんな魔法でも防ぐという物なのですが、、、」
「それは、、、」
ルナちゃんが、少し間を開けると、その盾にヒビが入り、最終的には崩れてしまった。
「このようにまだ私が未熟ですので、発動時間が短いどころか、一度防いだらすぐに壊れてしまいますの」
しかも、もう一度使うまでに時間がかかるのだという。
「えっ?でも、その魔法は、、、」
私がいう前に、チャイムがなり、教師がすぐに授業の終わりを伝えた。
「あら?もう時間ですの?」
「見たいだね」
私達が周りを見ると、芝生が荒れに荒れていた。
そして、生徒達も私達を凝視していた。
「あっ」
「あらぁ、、、」
その後、私達は、生徒会室にいく前、教室の清掃をすることになった。
ルナちゃんは、『戦乙女』という二つ名が付いたのであった。
攻守両方とも受け継いでるルナちゃんでした〜




