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〜少女〜

もう一月が終わるっていうね

 広い空間があり周りには窓が無いというのに視界がよく広がる。

 その空間のある一箇所に魔法陣が浮かびあがり淡く光輝く。

 光が収まったかと思うと、2人の人影が現れる。

 そして、すぐに片方が叫ぶ。


「リヴァイア!撤退するのはともかく剥がすんじゃねぇよ!」


「命の恩人にたいして失礼な態度ですね。あぁしなかったら突っ込んでそのままお陀仏していたんですよ?」


 リヴァイアは、悪気が全くない様子で淡々と答える。


「んなことやってみないとわからねぇだろうがよ!」


「はいはい私が悪うございました〜後で別の依代を準備しますよ」


 そんなやり取りをしていると、


「2人とも何をしてるの?」


 サランダと同じかそれよりも幼い気の抜けるような明るい少女の声が聞こえてきた。


「なっ主様」


「申し訳ございません。主様」


 2人は、主様と呼ばれた少女に頭を下げる。その様子はどこか、緊張を感じさせる。


「どこで何をしていたの?」


 しかし、少女は、変わらずにいた。


「えっと、、、」


「ふふ大丈夫だよ〜だって知ってるもん」


 少女は悪戯が成功した様に笑いながら話す。


「その、、、」


「だから大丈夫だって〜それにリヴァイアちゃん!サランダちゃんを助けてくれてありがとう〜」


「滅相もございません。私は私のやることをしたまでです。」


 リヴァイアの表情が少し緩んだ。その様子を軽く見た後、サランダを見る。


「サランダちゃんも〜おもちゃの相手をしてくれてありがとう〜」


「おっおう、、、」


 そう言った少女は、無邪気な笑顔を見せて、サランダとリヴァイアの頭を撫でた。


「何か、いいことでもあったのですか?」


 少女にリヴァイアは質問すると、少女は、少し顔を赤くし両手で握り拳を作りながらブンブンと腕を上下させながら上機嫌に答えた。


「うん!久しぶりにね!少しだけど会ったの!とっても嬉しかったんだぁ!」


「それは、とても良かったですね」


「うん!だからね!これからね!とても楽しみなの!」


 その少女の笑みは年相応のとても無邪気な笑顔であった。

サランダ→荒い口調の赤髪少女

リヴァイア→少しおっとり気味の細目青髪お姉さん

少女→少し(?)やんちゃな末っ子女の子

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