〜龍の逆鱗〜
寒い寒波に負けず1日頑張るぞ〜!お!
その異様な光景を目にし、頭が真っ白になる中、何とか私は、声を出す。
「一体、何を、、、」
私が問いかけると、メイドさんは、悪戯が成功した子供のように笑いながら、
「ふふ、簡単なことですよ?あなたは騙されたのです。私とお嬢様に」
そういってルナちゃんを見るが、ルナちゃんは何も言わないどころか無表情なまま、人形のようにたたずんでいた。
「まぁ、お嬢様に自覚はないのでしょうけど、、、ふふ」
「一体何が目的?」
またしてもメイドさん、いや、女性が、口を開く。
「ただの取引ですよ」
「取引?」
「はい。貴方を殺さない程度に痛めつけ無力化をした後、例の方に貴方を引き渡すという物です。」
嬉々として話す女性を異常に思った。
「一体貴方にどんな得が、、、」
「ありますよ?お金は勿論のこと、大魔法使いの血筋を手駒にできるのですから」
そういって、女性は、ルナちゃんの頭を撫でながら続けた。
「あなたは知らないでしょうけどお嬢様は、先祖帰りであらせられるのですよ?かの有名な大魔法使いの魔力が有れば、、、ふふふ」
その目は相当濁っていた。私がとくに嫌いな目である。
「もういいです。これ以上は」
この時の私は、自分でも引くほどに冷静であった。
「あら?そんなに気を強くしてどうしましたか?身動きの取れない状態ではただの負け犬の遠吠えにしか見えませんね〜」
それでも女性の余裕という表情は続いた。この時までは、、、。
「なっ!?」
バキッっと窓が割れたような音と同時に、目の前の少女を拘束していた魔法陣が粉々に砕け散る。
「この程度の魔法で私の行動を制限できるとでも?」
一応クロアちゃんって人外ですからね〜




