〜顔合わせ会〜
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。お餅美味しい〜
初日、午後の学園は、明日から、本格的に学園生活が開始されるということですぐに終わり、全員尞に戻った。
「本当にとっても凄かったよね!クロアちゃんは、
まるで風を操っているんじゃないかってぐらいだし!本当に舞姫っていう感じだったよ〜!」
寮に戻るまでリリィはずっとこの調子で、興奮していた。だが、転生の才能なのか、くどくは感じなかった。
「ふふ、ありがとう〜」
「はぁ、凄いということには、同感ですが、流石にそろそろ落ち着いてはどうでしょうか?」
「だって〜本当に本当にとってもとっても凄かったんだもん!」
どうやら、キクロは少々疲れてきたようであった。
それでも、喋り続けるリリィ、なんだかんだ聞いているキクロ、そんな2人を見てはにかんでいると、
「失礼します」
ドアのノックの後、誰かの声が聞こえてきた。
「はい?どうかしましたか?」
ドアを開けると、眼鏡をかけたポニーテールで、緑髪の女子生徒が立っていた。
「えっと、、、うるさかったですか?」
「いえ、防音が完備されているのでそこまで気にはなっていません」
一瞬、騒ぎすぎて、外に響いていたから注意をされるのかと思ったがそういう訳ではなかったらしい。
「もうすぐ、入学生達と上級生の顔合わせが食堂であるので呼びにきました」
「わざわざありがとうございます」
「いえ、仕事なので」
緑髪の女子生徒は、そういうと隣の部屋のノックをし、同じように呼びかけて行った。
「じゃぁ私達も行こうか」
「分かりました」
「はーい」
そして、私達は、この尞の中で1番広いであろう食堂まで行った。
食堂には、もうすでに他の女子生徒がおり、上級生であろう先輩達の指示で各学年で並んでいた。
「あの、どこに並べば良いですか?」
「?あぁ君は、入学早々ナンパー族を華麗に撃退したという舞姫殿じゃないか!」
入ってきてすぐ近くにいた高身長で、ボーイッシュな先輩に話しかけるとすぐに『舞姫』と呼ばれ少し胃が痛くなった。
「どうです?お嬢様、今度一緒に私と深夜のディナーに行き、、、」
「はい!出会って早々に新入生をナンパしない。このナンパー族」
バシっという音と同時に、赤髪の先輩が、ボーイッシュな先輩の後ろから現れた。
「おやおや、相変わらずだねヘイラ、私を節操なしのナンパー族と一瞬にしないでくれ、ただの軽いお誘いついでの挨拶じゃないか」
「セウルのソレはナンパと変わらないわよ」
というと、ヘイラ先輩に、もう一度バシっと叩かれた。
そんな2人のやりとりを他の先輩達は気にせず、他の生徒達の案内をしていた。
「えぇ、、、」
リリィの声が聞こえてきたかと思うと、
「あっごめんなさいね。コイツいっつも色んな生徒に同じこと言ってるのよ」
「はぁ、、、」
そうヘイラ先輩がいうと、
「おっと名前を名乗り忘れていた。私は、3年生で名前はセウルといいます。以後お見知りおきを、お嬢様方」
「同じ3年生のヘイラっていうの、まぁセウルの馬鹿ナンパー族とは腐れ縁って所ね、コイツに何かされたら私に教えて、すぐに木にでも何にでも埋めるから」
2人の自己紹介を聞いた後、
「どっどうもリリィです」
「キクロといいますよろしくお願いいたします」
「クロアといいます。よろしくお願いします。セウル先輩、ヘイラ先輩」
「あぁよろしく。所で今度、、、」
今度はさっきより大きくバシンとセウル先輩が音を立てた。
コレには周りの先輩達も反応した。
「ヒュ〜今日一のツッコミきたね〜」
「この馬鹿には後でキツくいっとくわね。ええっと1年生のクラスは、あそこから順番に、、、」
「ありがとうございます」
場所を教わり、私達は、そこに並んだ。
「いやぁ中々個性豊かな先輩でしたね、、、」
「どこか危険な香りを感じました」
「まぁ色んな人がいるからね、全員が全員、あんな感じじゃないと思うよ、、、?」
そして、生徒達が集まったかと思うと、急に、食堂が暗くなった。
「え?」
「?」
「どうしたんでしょう?」
そして、正面に明かりがついたと思ったら、台が1つだけ現れた。
「「「?」」」
ドラムの音が響きわたり、
「レディース&レディース!この学園に入学してきた新入生諸君!私はこの学園の生徒会長であり、学園ランキング1位の実力者!」
ポシュンっと音とに煙が現れ、そして、煙が晴れると、マントが床に引きずられ、制服もあまりサイズがあってないのか、袖でマイクを持っている、1人の小柄な女子生徒が現れた。
「ヒメコとは私のことだ!皆〜こんヒメ〜!!」
前言撤回、この学園には個性豊かな人しかいないです。
祝初詣でおみくじ大吉!やったね!!




