〜獣に落つる者〜
題名だけでもカッコよくしてみた(by自己満、意味不、厨二病)
今朝の、あまり良いと言えない目覚めから、制服に着替え、学園につき、3人で教室に付いた頃には、気分も楽になっていた。
「いやぁ〜まさか3人とも同じクラスで良かったね〜」
「そうですね」
「コレなら学園生活も気が楽になりそうだね〜」
と、3人で話しながら教室に入ると
「ほぉ〜これぞ運命という物だなぁ」
「「うわぁ、、、」」
「?」
正直、クラスがいくつもある中で、コイツと会うとは思わなかった、、、いや、会いたくなかった。
「こちらの方とお知り合いですか、、、?」
「いえ、全然」
「他人の空似かと」
と即答したのだが、
「何を恥ずかしがっておるというのだ?」
思いっきり話しかけてきた。しかも周りの人は、あの日のようにジリジリと距離を話していた。
「まぁ、平民の貴様達は記憶力が乏しいからな、改めて名乗ろう!」
一呼吸置いたかというと、恥ずかしいぐらい堂々と、
「我が名は、勇者様と肩を並べて有望に戦った一族、ガトー家の長男!ガトー・キィだ!平民のお主が気に入った。俺様の愛人にしてやろう!!」
この微妙に変わっている台詞にクラスの私達を含めたクラス全員一同ドン引きであった。
「あ〜なるほど、理解しました。」
ありがたいことにリリィは、目の前の痛々しい人とは違いすぐに理解してくれた。
「?なんだお主は、ふむ、、、ふむふむ」
「なっ、何ですか?気持ち悪いです」
流石のリリィでもこうなった。
「ふむ、お前も中々良いな、、、」
「ひっ」
あ〜なるほどなるほど、、、改めて理解した。コイツあかんわ、ものごっつぅヤバい奴や、、、。
「お前も俺様の愛人にしてやろう!!」
この日、私は生まれて初めて本気でキレました。
この貴族ヤバいですね