スコッパーは某巨大掲示板を紹介する
よ、予告通り禁断の某巨大掲示板について言及してみました!
さて、今回は予告通り「某巨大掲示板」について話そう。
おそらく作者の方ならその多くはご存知のことと思うが、なろう公式が紹介しているコミュニティというのは正直機能しているとは言い難い。その受け皿として活用されているのが、某巨大掲示板の「文芸書籍サロン」である。
ここには、日々ブクマの増減に一喜一憂する自称底辺作家が集まる『底辺作者が集うスレ』があって活況を呈してるほか、『「小説家になろう」オススメの紹介をしていく』というスレでは日夜スコッパーの皆さんが自分たちの発掘した作品を紹介していたり、『その日の日間上位作品を語るスレ』ではクレクレによる上位進出の是非について延々と議論していたりする。
そんな中でスコッパーの私が特に言及したいスレが先にも名を挙げた『「小説家になろう」オススメの紹介をしていく』である。私が3級スコッパーとして産声を上げたのもこのスレだ。おそらく全国の名も無き熟練のスコッパーたちがここに集っている。なろうで不遇をかこっていた良作がランキングに打ち上がる様子をしばしば目撃することがあるが、その中の何割かはこのスレの犯行であろう。最近の作品だと「フシノカミ」「ヘンダーソン氏に福音を」「おれのぼうけんはおわってしまった」「蜥蜴の尻尾」あたりは、打ち上がる直前にこのスレで紹介されていたりする。また実力でランキングに上がってきそうな作品は、早い段階から名前が挙がることも多い。ここ最近の記憶では、「才能の器」、「Ash Crown」、「糸繰りの国、迷宮メトロの最強狩人」、「同じクラスに何かの主人公がいる」あたりは間違いなくランキングに入る前から話題になっていた。
では、なぜここで紹介された作品が打ち上がるのかというと、おそらくそれは意図的なものではなく、スレの読者はよく訓練されていて、良い作品にはブクマと評価を入れるという意識が徹底されているからだと思う。私もここでオススメを何度か紹介したことがあるのだが、そのうち2作品ほどは紹介して半日から1日の間で、紹介した作品のブクマと評価ポイントが他の日とは異なる伸びを示し、ジャンル別日間に打ち上がっている様子を確認できた。そして一度ジャンル別に乗れば、そこからジワジワ読者が増えていくので(もちろん毎日更新することが前提)、日間ランキングを駆け上がることも夢ではない。
じゃあ、どんどん作品を紹介しようぜと思ったあなた。そこがまたこのスレの難しいところで、ここの読者は「なろう」の作品を非常に多く読んできているがゆえに目が肥えている。ただ上手い作品というだけでは良い反応はもらえない。私が駆け出しのスコッパーの頃に、プロットや文章が一定の水準を満たしていると感じた上手い作品をいくつか紹介してみたのだが、反応は芳しくなかった次第である。そこで、自分が心から続きが読みたいと感じた作品を紹介したところ、それには「面白い!」という反応がいくつも寄せられ挙句ジャンル別に打ち上がった。正直、自分の目利き力が認められて嬉しいと感じつつも、それ以上にここで認められる作品て相当レベル高いんじゃないの!?という衝撃の方が大きかった。
だがその分の見返りはなかなかのもので、先のようにランキングに打ち上がるという以外にも、スレに迷い込んだご新規さん、あるいは姉妹スレ的な位置付けの『あなたに合いそうなおすすめweb小説を紹介するスレ』で紹介を希望した人に、積極的に作品を勧めてもらえたり、読むときのポイントまで丁寧に案内してくれたりする。これはおそらく作者にとってはかなり嬉しいことではないだろうか。実例をあげよう。「獣の見た夢」という作品は、70話ぐらい読んでやっと本当の面白さが滲み出てくるのだが、紹介された読者がどこまで読めば面白くなるんだ?とぼやいたところ、懇切丁寧に話数を分けて、この辺までは無職転生ぽいだとか、ここからだんだん面白くなるよとか解説していた。
また、このスレは様々な作品が挙げられつつも、割と常連の作品というのは決まっていて、これをもとにすればスコッパーの傾向を知る一助になるかもしれない。そんなわけで、まだ見たことがない!という作者さんは、エッセイを読んだ後、目を通してみることをお勧めする。
最後に。このスレ、堂々と自薦であることを告げた上で自作を紹介するのはウェルカムらしい。と言ってもなかなか勇気のいる行為である。そのスレの住民もそこは理解していて、この前自薦があったときには、「勇者が転移してきた!」などと騒がしくなっていた。ただし作品の評価には手を抜かない人たちのようで、その勇者には手厳しいダメ出し、どこが良かったか、こうしたらもっと良くなるよ、というようなフィードバックがたくさん付いていた。もし、このあたりのやり取りが気になった人は、過去ログで『【ワッチョイ有】「小説家になろう」オススメの作品を紹介していく30』の450番あたりを漁ってみると良いだろう。
では、今日はこの辺で。
さっき日間のエッセイ部門をのぞいたら、ありがたいことに3位に入ってました!いつも読んでくださってる皆さまに改めて感謝いたします。引き続きよろしくお願いします。




