「時効不成立」 9
一九九〇年以来、「ふぐ毒殺人事件」は何の手がかりも得られなかった。被害者が生前、会社に残していた住所録や、本人が所持していた住所録など、約五千人に上るそれらの人物を見ても、親類縁者、顧客、知人友人だった。その全てがシロだった。そして狭間良孝の名はなかった。
第8章 迷宮、時効成立か
2008/10/17 22:02
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